あなただけのラブストーリー

めぐり逢い

「めぐり逢う、という言葉には、深い意味があるんですよ」

と、成婚コンシェルジュ丸尾は言う。「色々な人が通り過ぎ、そして新しい誰かとめぐり逢い、この繰り返しの先に、人は本当の“出逢い”を作り上げていくのです」

哲夫とさゆりの“めぐり逢い”は、まさにこの言葉がぴったりの出逢いだった。
「何故か…ほとんどメールもくれないんです」
それは丸尾の元に訪れた哲夫の言葉。交際成立中のお相手について相談に来た哲夫はひどく落胆した様子だった。

哲夫は非常にバランスの取れた好青年だ。長身でスラリとした着こなし、素直でまっすぐな性格はまだ学生の面影を残している。「誰に紹介してもうまくいきそうなのに、どういうことなのだろう」丸尾には正直言って、哲夫が落胆する理由がわからなかった。
「定期的に彼女にメールを送っているんですが、ほとんど返事をくれないんです。電話も繋がらないことが多いし…。せっかくここで紹介していただいてお付き合いを始めたわけですから、僕としてはちゃんと向き合いたいと思っているのに、どうもそれがうまく伝わらなくて…。」
通常、マメに連絡しないという男性は多いが、その逆は稀だ。
「哲夫に対する関心が薄いのだろうか…?」
お相手側の専任の成婚コンシェルジュにさぐりを入れてみたところ、そういう理由ではないことがわかった。

「彼女、とても淡白な方なんですよ。仕事が忙しいとか疲れているとか、そんな理由で連絡をしないだけで、決して哲夫さんに興味がないから、というわけではないんです」
仕事で忙しいのは哲夫も同じこと。だからこそ「大丈夫?」「頑張って!」とお互い労わりたいという哲夫の気持ちが丸尾には痛いほどわかった。
「僕としては、しつこいとおもわれても嫌ですし…」
「いいえ、そんなことはありません。マメな連絡は普通の女性なら絶対嬉しいはずですよ!」
そう断言しながらも、読めない彼女のあり様にどうアドバイスすべきか、丸尾は迷う。哲夫もそんな付き合いに疲れを感じたのか、活動を一時休止することとなった。

2ヵ月後、そろそろ哲夫に活動に戻って欲しいと思った矢先、丸尾はある女性会員のプロフィールを見つける。
「これだっ!」丸尾は確信した。

この女性は絶対に哲夫に合う!と。

その女性こそが、さゆりであった。さゆりは人気がある女性で、すでに紹介の予約が何件も入っていた。
「あんまり沢山会わせすぎると彼女も疲れてしまうから」と一度は専任の成婚コンシェルジュに断わられてしまう。

しかし、丸尾は屈しなかった。何度かの押し問答の末、どうにか二人のコンタクトを取り付けたのだ。
哲夫もプロフィールやコメントを見て、彼女に是非会ってみたいという気持ちが膨らんでいた。
さゆりもまた、哲夫の写真を見て「この人だ!」と思い、すぐに逢いたいと言ってきた。

そして、トントン拍子に事が進み、なんと出会って4度目には 結婚を決めていた。「なんか、あっという間の出来事でした」哲夫は嬉しそうに振り返る。まるで双子のように二人の息がぴったりと合っていた。
お互いが欲している時にメールや電話で連絡を取り、疲れているときにはお互いを労わる。そんな単純で当たり前のことが、とてもスムーズに進んでいった。二人の刻む安らぎのリズムがまさに一緒だったのだ。

その後の二人は、もう周りが恥ずかしくなるくらいのラブラブぶり。結婚式の準備も楽しく順調に進み、挙式後に写真を見せに来店した二人は「幸福の住人」そのものだった。自分の直感を信じて間違いなかった、そう丸尾は振り返る。

「色々な人を見てこそ、初めて自分にとって大事な人が見えてくる。それが“めぐり逢い”であり、その手助けをするのが私達の仕事なんですよ」それは、全てを知り尽くした「恋愛の神様」の言葉だ。

あなたの婚活を、私たちコンシェルジュが責任をもってサポートします。ご来店お待ちしております。

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