あなただけのラブストーリー
パズルのかけら
まさに「運命的な出会い」を実現したキーワードは「食」でした。そんな成婚までの軌跡をご紹介しましょう。
時間を忘れるほど、話が弾みました。栄養士をされている真希さんが良介さんと初めて会ったのは12月のはじめ。もうすぐ入会してから1年になろうという頃でした。
「沢山の方とお会いして、そのうち何人かとはメールのやり取りなどを続けていました。でもなんだか『お付き合いしたい』と思うまでには至らなくて・・・。」
一方、良介さんは入会して日も浅く、真希さんが2人目の紹介。
「写真を見たときに僕好みの和風美人だなぁと思いました。」と当時を思い出す笑顔はとても嬉しそう。そんなお二人はファーストコンタクト(
お見合い)で対面した時の印象を、口を揃えて「初めて会った気がしなかった」とおっしゃいます。
「僕は北海道の特産品などを紹介する仕事をしているのですが、栄養士の彼女とは『食』についてとても話が弾んだんです。普段の生活で食事がいかに大切かとか、行ってみたい自然食のお店の話とか、気づいたら3時間も経っていて、二人で『もうこんな時間!?』ってビックリしました(笑)。」
その当時を真希さんが振り返ってくれました。
「正直、初めて『この人とお付き合いしたい』って思ったんです。だからファーストコンタクトのお返事がOKだったと知って、すごく嬉しかった。」
そんな真希さんに再び会った時、良介さんはあっけらかんと「成婚コンシェルジュさんに『もう紹介はいりません』って言っちゃった。」と話したそうです。
「ビックリしました(笑)。だって彼はまだ私以外に1人しか会ってないわけですから。思わず『もっと色んな人を見た方がいいんじゃない?』って聞いたんです。そしたら『うん、もういいや、キミに会えたし。』って・・・。すごく嬉しくて、思わず涙が出ました。」
涙ぐむ真希さんを見て、良介さんは「パズルのかけらがカチっと合った」気がしたそうです。
そしてファーストコンタクトから2週間が経った頃、成婚コンシェルジュの元に「真希さんにプロポーズしたい」と相談する良介さんの姿がありました。
「僕の成婚コンシェルジュさんは既婚者だったので、アドバイスを受けようと思ったんです。そうしたら、『良介さん、プロポーズはちゃんとしなくちゃだめよ。長い
結婚生活、きっとつらい時期もある。そんな時でも心の支えになるような記念の言葉があれば、女は頑張れるから』って言われました。だから事前に指輪を買って、セリフを考えて、クリスマスイブにきちんとプロポーズしました。プロポーズの言葉?それは恥ずかしいから秘密です(笑)」
いたずらっぽく顔を見合わせるお二人の佇まいは、出会ってからまだ3ヶ月だというのに同じ空気を醸し出していて、まさにお似合いのカップル。 運命の出会いとはそんな「パズルのかけらが合った」状態を言うのかもしれません。