恋愛に興味ないという人の心理！きっかけさえあれば興味が湧くもの？

1. 恋愛に興味ない人にありがちな6つの原因

恋愛に興味ない人の原因となりやすい6つのポイントについて見てみましょう。

1-1　集中して打ち込める趣味や仕事がある

恋愛以外に熱中できるものがある人は、恋人がいなくても充実した生活を送ることができるので恋愛に興味が湧かない場合が多いです。たとえば、趣味や仕事といった夢や目的があれば、それに向かって努力することで満足感を得ます。趣味に打ち込んだり、資格取得の勉強をしたりするための時間のほうが貴重であるため、それ以外に時間をとられたくないと考えているからです。努力をする日々は忙しく、趣味や勉強以外の時間がなくても苦になりません。

夢を叶えるという目標を達成したい気持ちが強く、必死に努力をしているときは恋愛より夢や目標の比重が大きいので恋愛したい気持ちになりづらいです。このような心情時はどちらかといえば恋愛したくないというよりも後回しでよいと思っている状況であり、恋愛などは夢や目標の達成後でよいと考えてしまいます。

1-2　人づきあいが苦手

基本的に、自分で何でもできてしまう人は他人に頼る機会も少なく、1人でいることに不満もありません。ただ、そうではなく、他人に合わせるのが苦手だったり、他人とのコミュニケーションをとるのが面倒と感じていたりする人も恋愛を避ける傾向があります。1人であれば相手の気持ちや都合を考える必要もありませんし、単独行動のほうが気楽だからです。

たとえば、恋愛関係になるには会話をすることがスタートといえます。しかし、コミュニケーションが苦手な人にとっては会話自体が苦痛、面倒に感じてしまいます。1人でゆっくりするのが好きな人は恋人の好みに合わせたり、1人で出かけたりしにくくなるという理由から恋愛を避けがちです。自分のペースを乱されたくない思いが強い場合も、1人でいるほうが自分のタイミングで動けるので恋愛が面倒だと感じてしまう場合があります。

1-3　楽しく過ごせる仲間が多い

恋愛より趣味や好みが合う仲間・友人が多い人はいつでも周囲に誰かがいるので寂しいと感じる機会が少なめです。恋愛のきっかけが人恋しさであるケースは珍しくなく、寂しいと感じることが多くないために興味が湧かなくなってしまいます。また、仲間で遊ぶのが好きな場合は複数人との関係に慣れているので、1対1の関係が苦手な人も少なくありません。恋愛も相手が1人なので苦手に感じ、仲間と過ごすほうがよいと考えてしまいがちです。

仲間との関係は男女を問わず適度な距離感があるのが心地よいと感じている人は、恋愛相手との距離感の近さが苦手だと感じている可能性が高いです。特に、同性の友だちが多い人のなかには恋愛経験がなく、異性に対する警戒心が強すぎる可能性があります。また、仲間との付き合いと恋愛を並行できないと考え、どちらか選ぶのであればより楽しめる仲間との関係のほうがよいと考えてしまうケースも多いです。

1-4　過去の恋愛がトラウマになっている

過去に恋愛で辛い思いをしたことでトラウマになっている場合、また同じ思いをしたくない、恋愛はこりごりという気持ちが強いケースが珍しくありません。好きな人との辛い別れを経験した人もいつかは振られてしまうと思い込み、同じ経験をするくらいなら恋愛はしないほうがよいと自分に言い聞かせていることも多いです。

また、過去に異性からの過度な束縛や傷つけられた経験があると、異性を好きになることはあり得ないと自己防衛心が働いてしまいます。それとは逆に、恋愛相手を傷つけたり、怒らせたりしたことがある人は、自分が恋愛に向いていないと自信をなくして恋をしないようにセーブをかけている可能性もないとはいえません。過去の恋愛が原因で恋ができないと思い込んでいるのは、相手次第で恋愛の仕方も変わるのだと気づいていないからです。

1-5　「自分はモテない」「出会いがない」と思い込んでいる

自分はモテるはずがないとネガティブに評価していたり、職場環境が原因で異性との出会いがないと思っていたりと自分で出会いのチャンスを狭めている可能性があります。たとえば、異性がいない職場での勤務や恋愛できる環境ではないというのを理由に、恋愛に興味を持たないようにしているケースです。しかし、忙しい環境でも相手の理解があれば恋愛をすることは可能なので、これはもったいない考え方といえるでしょう。

また、異性との接し方がよくわからず、恋愛にトライできない人もいます。うまくアプローチできなければ相手にされない、失敗して恋愛で傷つきたくないと思い込んで避けてしまうからです。異性との付き合いに慣れておらず、相手を楽しませる自信がない人もいます。このようなケースでは「相手を楽しませなければ」という気持ちが強すぎ、恋愛をするのが怖いと感じていることも多いです。

1-6　時間やお金に余裕がない

仕事が忙しくて家には睡眠のために帰るだけという生活では恋愛する時間を捻出できませんし、仕事以外に目を向ける精神的な余裕もありません。また、金銭面で余裕がない場合も精神的に余裕を持つことができず、生活するだけで精一杯になってしまいます。収入自体が少ないので、他人との付き合いにかけるお金がないことも恋愛に興味を持てない大きな理由でしょう。恋人がいるとデートや旅行などの費用が必要になりますし、仕事でデートのキャンセルをしなければならない可能性もないとはいえません。時間やお金に余裕がなければ、恋愛関係が長続きしないときもあります。

本音は恋愛をしたくても、恋愛している場合ではないと思っています。つまり、時間やお金に余裕ができれば、恋愛する気持ちはあるというケースです。ただ、時間も収入もあてがなければ明確に「いつ」と考えることができませんし、自分が納得できるレベルに達するまで何年かかるかわかりません。

2. 恋愛に興味を持つきっかけになり得ることとは？

恋愛に興味を持つきっかけはいつ訪れるかわかりません。どのようなことがきっかけになるのか、具体例を挙げてまとめました。

2-1　異性が多い環境に身を置く

職場など周囲に同性しかいない環境にいる場合は、普段の生活のなかで異性と出会う機会もなく、恋愛できるチャンスが少なめです。そのため、それを出会うことができない理由として、恋愛には興味を持たないようになってしまいます。そこで、あえて異性が多い環境に身を置いてみることが大切です。周囲に異性がいないことを恋愛できない理由にしているのであれば、周囲に恋愛対象になる異性が増えることで恋愛に興味を持つ可能性が高まります。

しかも、周囲に異性がいると無意識に異性を意識するようになるため、恋愛モードに入りやすいです。それまで周囲に異性がいなかったので身なりに気遣わなかったという人も、異性の目があると服装や髪などをおしゃれにしたいと考えるようになる傾向があります。見た目を変えたことがきっかけで、異性から意識をしてもらえるようになったというケースも少なくありません。また、周囲に恋愛対象となる人がいなかったとしても、親しくなることで友だちを紹介してもらえることがあります。

2-2　恋愛系のドラマや映画などを見る

恋愛系ドラマ・映画を見るとキャラクターに感情移入できるため、自分も恋愛しているような感覚になりやすいです。ドラマや映画で疑似恋愛をすることで、同じような恋愛がしたいと思うきっかけになります。一般的に、恋愛に興味ない人は恋愛系ドラマ・映画を避けがちです。自分では見ようと思わなくても、周囲との付き合いのなかで観たことがきっかけで、そのドラマ・映画にはまることもあります。

恋愛系ではなくてもストーリーのなかで登場人物が恋愛をするものも多いので、とにかく興味があるジャンルのドラマや映画を観てみるのがおすすめです。特に、恋愛にトラウマがある人にとっては、過去の恋愛とは異なる恋愛ができると知るきっかけになります。それがわかれば、恋愛に対するイメージが変わって興味が湧く可能性も出てくるでしょう。

2-3　異性の友人をつくる

異性とかかわった経験が少ない場合は、相手が異性であるという理由だけで距離を置いてしまいます。異性とのかかわりに慣れておらず、同性ばかりの環境にいると異性とどのように接すればよいのかがわからないからです。ただ、同性の友人の知り合いであればその人を通じて知り合い、友人になることもできます。友人の協力があれば、話題を弾ませることもできるかもしれません。

また、恋愛を意識すると異性と話せなくなる場合も、友人としてであれば意識せずに話しやすいです。異性の友人ができると、同性の友人との間では感じなかった感情に気づくきっかけになります。さらに、異性に対する苦手意識が薄らいでくれば、自然と恋愛がしたいという気持ちになりやすいです。

2-4　他人の良い点に気づく

1人でいるのが楽、他人とかかわるのは面倒だと考えている人は、基本的に自分以外のことには興味がありません。そのため、そばに恋愛対象となる人がいても気づかないことが多いです。そこで、まずは他人の良いところを見つけることから始めてみましょう。良いところに気づけるということは、他人にきちんと目を向けている証拠です。もし、1人でいるのが楽であると考えるようになったきっかけが他人の欠点にばかり目が向いていたことであれば、良い点に気づくことでかかわりを持ってもよいと思えるようになります。さらに、自分にはないものを持つ人の存在を認められれば、自分以外の人にも興味が湧いて恋愛対象に出会う可能性もでてくるかもしれません。

恋愛に興味なくても共に生きる相手は見つけられる

恋愛に興味がない人は、相手との関係を「恋愛かどうか」にこだわらないようにしましょう。そうすることで、一緒にいたいと思える相手との出会いにつながる可能性が高まります。そのうえで、恋愛に興味がないのが原因で結婚できないと考えている人は、自分の希望する条件で相手を探せる結婚相談所で生涯をともにしたいと思える人を見つけるのもよいのではないでしょうか。