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お見合い結婚は幸せになれる?お見合い結婚の離婚率と長続きの秘訣

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女性の社会進出や賃金の低下など、さまざまな理由で日本の初婚年齢は上がり続けています。近年では婚活サービスが普及した影響もあり、お見合い結婚をする人も少なくありません。

世間的に、お見合い結婚は離婚率が低いと言われていますが、本当に離婚率は低いのでしょうか?

そこで今回は、気になるお見合い結婚の離婚率やお見合い結婚と恋愛結婚との違い、また結婚生活を長続きさせるコツなどをお教えします。

お見合い結婚の離婚率は低いの?

婚活業界では「お見合い結婚は離婚率が低い」と言われています。しかし、正直なところ、本当にお見合い結婚は離婚率が低いのかを疑ってしまいますよね。

そこでここでは、実際のデータを参考にお見合い結婚と離婚率の関係性について調べてみました。



2019年に離婚した夫婦は21万人

2019年に厚生労働省が行った「令和元年人口動態統計」によると、2019年に離婚した人は約21万人でした。2019年時点の日本人人口約1億2400万人から離婚率を計算すると、1.69%という数字になります。

1.69%と聞くととても少なく感じられますが、これは年齢・婚姻歴を問わない人口から算出した数値です。そのため、婚姻歴のある男女の人口から算出すると、もっと高い割合になるでしょう。

参考として、同調査の「婚姻数」をもとに、離婚の割合を計算してみます。すると、婚姻数が約59.9万組であるのに対して、離婚数は約21万組。割合にすると、結婚した人のうち約34%が離婚に至っていると考えられます。



日本で離婚する夫婦は減少傾向

前述の通り、「令和元年人口動態統計」における2019年の離婚率は1.69%でした。

対して、2018年の離婚率は1.68%。昨年より0.1%増加している結果となっていますが、実は、過去20年の離婚率を見ると、離婚率は年を追うごとに減少傾向にあります。

2018年以前の離婚率を見てみると、2002年の離婚率2.1%でピークを迎え、2009年を除いて2003年以降の離婚率は昨年よりも0.1ずつ減っています。

ただし、日本では離婚率と同様に婚姻率も低下しており、婚姻率と離婚率の差が縮まっているのも事実です。



お見合い結婚の離婚率は本当に低い?

近年の婚活業界では「お見合い結婚の離婚率が低い」という噂があり、恋愛結婚よりもお見合い結婚の方が長続きすると言われています。しかし、実際に恋愛結婚よりもお見合い結婚のほうが離婚率が低いと示すデータはありません。

噂の発信源を調査してみたところ、とある結婚相談所で知り合った夫婦が長続きしているという話から、確証のない尾びれ背びれが付いて噂が広がってしまっただけのようです。

このことからも分かる通り、お見合い結婚の離婚率が低いというエピソードは、都市伝説的に話が膨らんだだけであるということが判明しました。

恋愛結婚とお見合い結婚の違いを比較!

お見合い結婚の離婚率が低いという噂は、残念ながら根拠となるデータがなく、詳細は不明のままです。しかし、同じ結婚でもお見合い結婚と恋愛結婚にはいくつかの違いがあり、この違いが離婚率を下げることに関係しているのではとも考えられます。

そこでここからは、恋愛結婚とお見合い結婚にはどのような違いがあるのかを比較してみました。



結婚相手と出会った場所
恋愛結婚とお見合い結婚の違いは、結婚相手と出会った場所にあります。

恋愛結婚をした夫婦が出会うきっかけは、職場や知り合いの紹介などいわゆる「自然な出会い」です。対して、お見合い結婚をした夫婦は文字通り「お見合いによる出会い」です。

多くの出会いの中で偶然結婚相手に出会った可能性が高い恋愛結婚とは違い、お見合いは結婚を前提に意識した出会いであることが分かります。そのため、出会った当初から結婚に対する価値観をすり合わせやすく、より結婚に対する価値観が合う相手を選びやすいと考えられるでしょう。



恋人に求める基準

恋愛結婚とお見合い結婚は、恋人に求める基準にも違いがあります。

恋愛結婚をした夫婦は恋愛を前提に結婚に至るため、見た目の好みやドキドキできるかなど恋愛相手としてふさわしいかどうかを重視しがちです。しかし、お見合い結婚では結婚を前提に相手と出会うので、見た目よりも相手の経済力や価値観など、将来暮らしを共にしていけるかどうかを基準に相手を選びます。

相手に優れた見た目やドキドキ感を求める恋愛結婚とは違い、お見合い結婚では将来性や生活への価値観などを重視するのです。そのため、実際に結婚生活をスタートさせたあとも、生活のズレなどが起きづらいといえます。



交際から結婚までの年数

恋愛結婚とお見合い結婚では、交際開始から結婚までの交際期間にも違いがあります。

スピード婚など一部例外もありますが、恋愛結婚をした夫婦はしばらく交際を続ける中で結婚を決意する流れが一般的です。交際期間の長さは年齢的な問題や経済状況などカップルによってさまざまですが、数年の交際を経て結婚するケースが多く、なかにはそもそも結婚を見据えた交際ではないケースも少なくありません。

一方で、恋愛結婚をした夫婦とは違い、お見合い結婚をした夫婦は半年~1年間の短い交際期間で結婚を決めることが少なくありません。お見合い結婚をした夫婦の交際期間が短い理由は、結婚を見据えたうえでの出会いだからです。

近年のお見合いスタイルは近所の仲人さんが取り持つ昔ながら形式とは違い、結婚相談所などの婚活サービスを経て行われます。結婚相談所の会員は交際期間に決まりがあり、お見合い相手との交際開始から半年~1年ほどで成婚退会を推奨するところがほとんどです。

お見合い結婚した夫婦の交際期間の短さはサービスの性質もありますが、夫婦のお互いが結婚を強く意識していることも関係しているのでしょう。



婚活経験の有無

恋愛結婚をした夫婦とお見合い結婚をした夫婦には、婚活経験の有無での違いがあります。

恋愛結婚をした夫婦の多くは自然な出会いであり、結婚を意識してアクションを起こす人はそう多くありません。対してお見合い結婚をした夫婦は、婚活をしたうえでの出会いです。

婚活経験がある人は、過去の婚活経験から自分と相手を客観視するなど、現実的な目線で結婚相手を見定めます。対して恋愛結婚は、恋人へのときめきや愛情など、つい相手への恋愛感情を優先しがちです。

巷でお見合い結婚の離婚率が低いと言われているのは、お見合いでは変化しやすい恋愛感情よりも婚活を経て培った自分の価値観を軸に相手を吟味しているからなのかもしれません。

離婚はお見合い結婚以外でもありえる!夫婦が離婚を決める主な理由

結婚相手を慎重に選ぶお見合い結婚では、恋愛結婚よりも離婚率は低いのかもしれません。しかし、お見合い結婚でも恋愛結婚でも離婚をする夫婦がいることは確かです。

実際に離婚をした夫婦は、どのような理由で離婚を決めたのでしょうか?離婚経験者100名を対象にカケコムが行ったアンケートを元に、離婚を決めた主な理由について解説します。



夫婦としての将来が見えない

アンケートによると、夫婦が離婚を決めた一番の理由は、夫婦としての将来が見えないからでした。結婚は恋愛を楽しむ恋人時代とは違い、日々の暮らしを協力して過ごしていくこととなります。

結婚当時はお互いに満足のいく関係だとしても、子供の誕生や仕事の変化などでお互いの性格や価値観が変われば、徐々に夫婦として過ごすのが辛くなってしまうこともあり得ます。

感情の爆発などで突発的に離婚をするのではなく、さまざまな要因を考えたうえでお互いが結婚生活を続けるのが困難だと答えを導いた結果、離婚を決める人が多いようです。



配偶者に不倫された

近年、芸能界でもスキャンダルとして取りざたされる配偶者の不倫も、離婚の大きな原因となるようです。不倫は相手に対する裏切り行為ですから、不倫をされた立場からすれば離婚を考えるのは当然のことです。

法律上の不貞行為にあたる不倫は、裁判の際に慰謝料を請求できる大きな要因となります。そのため、当面の生活費や子どもの養育費といったお金の不安を抱えずに離婚を決断しやすいです。

また、不倫を知る前から離婚を迷っていたという人は、配偶者の不倫が離婚の後押しになることもあり得ます。



愛情が冷めた

離婚の原因となるのは、相手への愛情が冷めたというシンプルな理由もありました。結婚当初は配偶者にときめきや魅力を感じていても、年齢を重ねるうちに少しずつ愛情が減ってしまうのかもしれません。

恋をすると胸がドキドキしたり性欲を感じたりするのは、脳内から分泌される「恋愛ホルモン」の仕業です。恋愛ホルモンは出会った時に一番多く分泌され、3年後にはほとんど分泌されなくなると言われています。

3年目に離婚する夫婦や破局するカップルが多いと言われているのは、恋愛ホルモンが関係しているからでしょう。



モラハラやDVを受けた

離婚を決断した理由のひとつに、配偶者から精神的&身体的な暴力を受けたというケースがあります。日本で長年楽観視されてきたモラハラやDVが、大きな問題として取り上げられたのは最近の話です。

以前からモラハラやDVの被害はあったものの、被害者は社会進出が難しい女性や子供に集中する傾向にあり、経済的な理由面などで離婚ができなかったという人もいます。

離婚の理由として認識されるようになったのは、自治体でシェルターや相談窓口などの整備をきっかけに それまで泣き寝入りをしてい被害者が声をあげられるようになった時代の変化も関係しているようです。

離婚する夫婦には共通点があった!

お見合い結婚と恋愛結婚の離婚率の違いは明らかではないものの、離婚をした夫婦にはいくつかの特徴があると分かっています。

ここでは、調査で判明した離婚した夫婦の共通点についてご紹介します。



結婚式を挙げていない

結婚式場を運営するアニヴェルセル株式会社が20~30代の既婚者600人と婚姻歴のある男女142人を対象に行ったアンケートには、興味深い結果がありました。

そのアンケートでは、結婚式を挙げた夫婦よりも挙げていない夫婦の方が離婚率が高いことが判明したのです。


出典:アニヴェルセル株式会社

離婚を経験した人で結婚式を挙げたのは1割程度で、結婚式やウェディング撮影などもしていないと答えた割合は8割にも上りました。

結婚式を挙げなかった夫婦は「結婚式を挙げない選択をした」というよりも、授かり婚や結婚式費用が出せないなどの切実な理由で結婚式挙げられなかったという人の方が多いと考えられます。予期せず結婚をすることになった人や金銭面で家庭が苦しいという人は、離婚を考えやすいのかもしれません。



記念日を祝わない

2人の出会った日や入籍日さらにお互いの誕生日など、夫婦にはお祝いをする記念日がたくさんありますが、夫婦の記念日を祝うか祝わないかでも離婚率に違いがあるようです。

マーケティングやリサーチを行う株式会社マクロミルでは、婚姻歴がある男女722人を対象に、仲の良い夫婦と離婚した夫婦が行っていたイベントの実施率について調査しました。

その結果、結婚記念日を祝うと答えた仲の良い夫婦は約9割、離婚した夫婦は約2割と、夫婦仲とイベントの実施率には関係があることが分かっています。



出典:株式会社マクロミル

しかし、離婚した夫婦でもお互いの誕生日やバレンタインデーを祝う割合は約4割と多く、結婚記念日に対する夫婦の考え方が離婚率に関係しているのではないかと予測されます。



家庭に対する意識が低い

リクルートブライダル総研の「離婚に関する調査2016」では、離婚経験者の男女に離婚当時の状況についてアンケートを取りました。

離婚した夫婦のどちらの意思で離婚が決まったかを聞いてみたところ、結婚期間に関係なく自分の意思で望んだ女性が多いのに対し、男性は結婚期間が長いほど自分の意思で離婚を望んでいないという結果でした。



また、離婚男性に家庭に対する考え方について聞いたところ、結婚期間1~5年の早期離婚者よりも結婚期間20年以上の長期離婚者の方が家庭に対する思いが強いという結果に。



出典:離婚に関する調査2016(リクルートブライダル総研調べ)

男性は結婚期間が長くなるにつれて家庭に対する意識が強くなるため、「熟年離婚」では女性から離婚を切り出すケースが多いのではないかと考えられます。

お見合い結婚で離婚率を下げるコツ

お見合い結婚には恋愛結婚と異なるメリットが多く存在します。職場や周囲での自然な出会いの可能性が低く婚活をしているという人は、一度お見合い結婚という選択肢を視野に入れてみてはいかがでしょうか?

しかし、お見合い結婚をする人が必ず幸せになるとは限りません!そこで最後にお教えするのは、お見合い結婚で離婚率を下げるコツについてです。



トキメキよりも安定感重視

お見合い結婚で離婚率を下げるためには、目先のトキメキよりも将来を見据えた安定感を重視してください。トキメキなどの一時的な恋愛感情は非常に不安定で、ふとした瞬間に冷めてしまうことがあります。

今は「この人しかいない!」と思っていても、実は脳内で分泌される恋愛ホルモンがそうさせているだけかもしれません。好きな人と結婚をすることは決して悪いことではありませんが、結婚を考えるなら恋愛感情と同じくらい将来を考えた相手を選ぶべきです!



2人の記念日やイベントを大事にする

結婚記念日をお祝いする夫婦の仲は良いというアンケート結果の通り、離婚率を下げるには結婚後も結婚記念日やイベントを大事にする心がけが必要です。結婚記念日には2人でディナーに出掛けたりお家で豪華なパーティーをしたりと、特別なイベントをして結婚当時の気持ちを振り返ってみましょう。

結婚生活が長いほどおざなりになってしまいがちな記念日だからこそ、記念日を機に結婚までの道のりや配偶者の長所を思い返して「結婚をして良かった」という気持ちを維持することが大切なのです。



外見よりも内面で選ぶ

お見合い結婚では、恋愛結婚のようにルックスを重視した結婚相手の選び方は危険です。当然かもしれませんが、見た目が良い人は男女問わずモテるためお金を出して婚活をする必要はありません。

見た目は申し分ないのにお見合い結婚をする異性の多くは、外見の良さではカバーしきれない内面に大きな問題を抱えている可能性大です。お見合い結婚を長続きさせるには、外見の好みよりも内面の良さに注目しましょう。



価値観の合う人を探す

筆者の周囲の既婚者に結婚の理由をたずねると「価値観が合ったから」と答える人が大半でした。価値観とは単に物事の価値を決める判断基準だけではなく、他人に対する考え方や人生を生きていく中で重視することなども含まれています。

婚活アドバイザーなどが「好きなものよりも嫌いなものが同じ人を選べ」と言っていたのを聞いたことはありませんか?このセリフは一時的に変わりやすい好きという気持ちよりも、本人が生きてきた中で感じた価値観が一致する人を探す方がよいという捉え方ができます。



婚活の大変さを思い出す

多くの婚活体験者はご存じでしょうが、婚活とは想像していたものよりも長く辛い道のりです。相手を評価する辛さや異性に値踏みされることへの抵抗、自分に合った異性を見つける難しさなど、幸せな結婚生活を送るためにさまざまな努力と苦労を重ねてきたはずです。

婚活体験を経て勝ち取った幸せを、手離してまで離婚をする理由はあるのでしょうか?離婚をする決定的な根拠がない場合、今一度婚活をしてきた道のりを思い出してみてください。

離婚をすることは決して悪いことではありませんが、一時的な気の迷いで離婚を考えた場合はふと冷静になって考え直すことができるはずです。

離婚率とお見合い結婚の関係性はなし!

残念ながら「お見合い結婚は離婚率が低い」という確証はありませんでした。しかし、お見合い結婚をした夫婦は、婚活を体験したからこそ理想の相手を見つける大変さや他人を愛することの難しさを知っているはずです。

離婚率が低いからお見合い結婚を選ぶのではなく、離婚をしないためにも婚活中から将来を考えて相手を選ぶことが大切にしてくださいね。

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