京都国立博物館
京都国立博物館は京都府京都市東山区茶屋町にある国立の博物館で、独立行政法人国立文化財機構が運営しています。明治30年に開館し、100年以上の長い歴史を誇る博物館です。平安時代から江戸時代までの京都の文化財を集めていて、平常展示の他にも特別展示も行われています。さらに日本や東洋の美術品が展示されていたり、絵画や金工、染織や書跡も展示されているのが特徴です。
明治時代では西洋文化や近代文化を広めようという動きが活発になり、日本古来の文化が軽んじられてしまいました。神社仏閣の宝物などが破壊されたりと文化財が危機に陥ったため、文化財を守るために京都国立博物館が設立されたのです。
京都国立博物館は有形文化財を多く所有し、その文化財の調査研究を進めています。大変貴重な文化財の管理や保存、活用を図ることを目的としています。
博物館の中に一歩足を踏み入れるとレンガ造のフレンチルネッサンス様式の建物が目の前に現れ、その芸術的な見た目は迫力があります。レンガ造の建物は明治時代に活躍した建築家である片山東熊によって設計され、現在でも国立博物館のシンボルとして親しまれています。
2014年に開館した「平成知新館」は彫刻や染織、仏画などが飾られている場所です。歴史的に価値が高いとされている美術品が集まっています。室内にある展示室は展示品を守るために光が一切遮断されていて、貴重な文化財を守るための措置がとられています。京の町家をコンセプトに作られていて、直線を基調にした空間構成になっているのも魅力の一つです。
建物を囲む広い庭園も見どころの一つで、こちらもルネッサンス様式です。庭園には噴水やオーキュスト・ロダンの「考える人」の銅像もあります。京都国立博物館の庭園は季節によって表情を変えると言われていて、特に西南にある「西の庭」が人気です。春はソメイヨシノや枝垂れ桜などが一面に広がり、秋には紅葉したもみじが見られます。比較的人が少ないスポットなので、京都の人たちからは隠れたデートスポットと呼ばれています。
博物館という場所柄、落ち着いたデートになります。静かな場所でゆっくりとふたりで美術品に触れ合うことが出来ますし、万が一会話が盛り上がらなくても不自然ではありません。展示品を見終わった後も会話に困ることがなく、作品の感想を言い合いながら会話に花を咲かせるのも可能です。真剣に作品を見つめる姿も様になり、男性だったらかっこよく、女性だったら綺麗に見えるのも博物館デートならではです。
「平成知新館」のレストランは夜遅くまで営業しているので、博物館を見終わった後に食事も出来ます。京都の食材を取り入れた料理が魅力で、博物館内でホテルのような本格的な食事が楽しめるのも嬉しいポイントです。
京都国立博物館は少しかしこまった雰囲気もあるので、出会ったばかりや数回しか会っていない相手のデートに向いています。お互いに距離を感じていても不自然になりませんし、気まずい雰囲気になりません。展示品を通してお互いのことを知るきっかけになったり、新しい一面を発見出来たりと距離を縮めるチャンスになります。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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