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vol.66

先輩ママの約8割が34歳までに初産を経験
先輩パパ・ママ世代の「妊娠・出産」事情
〜30歳を超えると妊活するパパ・ママが急増。年齢とともに精神的負担が上昇する傾向〜

成婚率にこだわる婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、証券コード:東証マザーズ6181、URL:https://www.p-a.jp/、以下パートナーエージェント)は40〜59歳の既婚で子供がいる男女288人に対して「先輩パパ・ママ世代の出産事情」に関するアンケート調査を実施いたしました。

<調査背景>
最近では子供を望む夫婦が妊娠・出産を目指して「妊活」することも珍しくなくなりました。35歳を超えると卵子だけでなく精子まで老化し、妊娠しにくくなる傾向にあると言われているため、年齢を意識してできるだけ若いうちに妊娠・出産を考える夫婦も増えているようです。
果たして実際のところは、初産時の年齢によって妊娠・出産の大変さはどれくらい変わってくるのでしょうか。既に初産を終えた40〜50代の既婚で子供がいる男女を対象に、初産時の妊娠・出産の大変さについて聞いてみました。

先輩パパの66.7%、先輩ママの77.7%が34歳までに初産を経験

Q.第1子が生まれた時のあなたとあなたの配偶者の年齢を教えてください。(n=288) ※ 必須回答
今回の調査対象である40〜59歳の既婚で、子供がいる男女に、第1子を出産した際の男性・女性それぞれの年齢について尋ねてみました。

「25-29歳」での出産が男女共に最多となり、夫は31.3%、妻は38.5%でした。男性は37.2%、女性は54.1%が20代で初産を経験していました。
次いで「30-34歳」が夫28.5%、妻22.9%となりました。34歳までに男性の66.7%、女性の77.7%が初産を経験したことになります。
グラフ1

3人に1人が「妊活」を経験。30歳を過ぎると「妊活」経験者が急増に

Q.あなたとあなたの配偶者は、どんな「妊活」をしましたか。(n=288) ※ 必須回答
「妊活」とは、妊娠するための条件などの知識を身につけたり、また自分の体のコンディションを調べて妊娠しやすいタイミングを把握したりする活動のことを言います。最近では、不妊の約半分は男性に原因があると言われるようになり、女性だけでなく男性にも妊活に取り組む人が増えてきています。

そんな近ごろでは広く使われるようになってきた「妊活」という言葉ですが、40〜50代の先輩パパ・ママたちも似たような活動を経験していたようです。
どんな妊活をしたことがあるかと尋ねたところ、「どうすれば妊娠しやすくなるか情報収集した」は16.7%、「基礎体温を計ったり、体のコンディション(排卵日など)を調べたりした」は25.3%となりました。
グラフ2
また、以上の結果から年齢ごとの妊活経験率を集計してみました。
30歳前半が最も高く、50.6%の人が妊活を経験していました。次いで40代前半の44.4%、30代後半の40.6%となっています。
グラフ3

「妊活」を始めてから半年で子供を授かる人は54.0%

Q.あなたとあなたの配偶者が「妊活を始めてから子供を授かるまでの期間」について教えてください。(n=100)
※ 必須回答
では「妊活」をした人たちは、始めてからどれくらいで妊娠できたのでしょうか。前の設問で何らかの形で「妊活をした」と回答した100人を対象に調査してみました。

「〜3ヶ月」との回答が25.0%、「4〜6ヶ月」が29.0%と、半数以上が「妊活」を始めてから半年以内に妊娠したという結果が出ました。
グラフ4

妊娠・出産までの大変さ、年齢が上がると「精神的負担」が少しずつ増加

Q.あなた自身の感じた「妊娠・出産までの大変さ」について、5段階で評価してください。(n=288)
※ 必須回答
初産時の年齢によって、「妊娠・出産が大変になる」と言われていますが、先輩パパ・ママはどのように感じたのでしょうか。妊娠・出産までの大変さを5点満点で評価してもらいました。

その回答を基に平均値を出してみた結果、「17-19歳」という10代で出産を経験した回答者が肉体的にも精神的にも最も大変だと感じていたことが分かりました。
また肉体的な負担は20〜40代にかけてそれほど変化はないようですが、精神的な負担は年齢を重ねるにつれて少しずつ増していく傾向があるようです。
グラフ5

子供のいる生活はやっぱり幸福。9割近くが「幸福を感じる」

Q.あなたは現在、子供のいる生活に幸福を感じますか。(n=288) ※ 必須回答
Q.あなたが前の設問の回答を選んだ理由について教えて下さい。(n=288) ※ 必須回答
最後に、現在の「子供のいる生活」に幸福を感じているかどうか尋ねてみました。
「とても幸福を感じる」(54.9%)、「幸福を感じる」(34.7%)と幸福を感じている人は全体の9割近くにのぼりました。
グラフ6
また、その回答理由についても聞いてみました。
【(とても)幸福を感じる】
・子供がいることで毎日の生活にハリがあり成長を感じた時など口では表せない幸福感がある(44歳・男性)
・日に日に成長がみてとれるし、やはり自分の子供は一番可愛い。生意気な所もあるけど、友達のような感じの家族が作れているのでいい感じです(48歳・男性)
・子供ができて、子供のいない生活は寂しいと感じる。夫婦2人の時はそれなりに楽しかったのに。不思議です(58歳・男性)
・夫との関係が変わった。子供がいない時は同居人のような感覚だったが、子供ができた後は子供の成長を見守り、今後の人生の在り方を共に考える家族になったと思う(40歳・女性)
・子供がいることで夫婦の会話があり、子供中心にすることで家庭の環境が明るくなったこと(59歳・女性)
【どちらでもない】
・子供がいて楽しいこともあるが、大変なことも多いから(42歳・女性)
・子供は嬉しいが妻との関係が悪くなった(47歳・男性)
・命を育てるという事の大変さを知ったから(46歳・女性)
【(あまり)(まったく)幸福を感じない】
・子供は成人したが 実家にあまり顔を出さなくなった(55歳・女性)
・苦労ばかり(54歳・女性)


9割近くの人が幸福を感じているように、やはり子供のいる生活はとても良いもののようです。

今回の調査から、30歳を超えると妊活する割合が男女共に急増すること、出産年齢が高くなるにつれて精神的な面で大変だと感じる人が若干増えてくることが分かりました。

早いうちから結婚を意識することで、先輩パパ・ママのように30代前半までの妊娠・出産の準備を行うことができるのではないでしょうか。

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