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QOM総研

vol.155

コロナ禍中に外出、マスクはする?しない?
結婚したいお相手と価値観が合わなかったら「結婚しない」
女性の約4人に1人が回答
~男性では「自分の考えを変える」が最多、女性の3倍以上に~

タメニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、証券コード:東証マザーズ6181)が運営する結婚相談所「パートナーエージェント」(https://www.p-a.jp/)は、20~39歳の未婚男女2,400人に対して、「結婚相手との価値観の一致・不一致」に関するアンケート調査を実施いたしました。

<調査背景>
結婚相手の条件について、未婚男女を対象に調査を行うと必ずといっていいほど上位に上がるのが「価値観が合うこと」です。ただ、価値観といっても善悪の判断から金銭感覚、食べ物の好みまでさまざま。なかなか具体的なイメージが掴みづらい部分もありました。ところが近ごろは新型コロナ感染症の流行を受け、感染症対策や衛生観念に対する価値観が、多くの人に共通して注目されるようになりました。外出時のマスク、不織布やウレタンなどマスクの素材、ワクチン接種や自宅外での飲食といったさまざまなトピックが連日テレビやインターネットで話題となっています。もし、結婚を考えていた相手と考えが合わなかったらどうでしょうか。自分は友人との飲み会を我慢しているのに、相手は気軽に飲みに出掛けていたら?せっかく人混みを避けて休日は自宅で過ごしているのに、相手は気にせずイベントに参加していたら?どう思うでしょうか。20〜30代の未婚男女に、結婚を考えている相手と価値観が異なっていた場合について聞いてみました。

「外出時には必ずマスク」
男性の71.1%、女性の85.5%が意識しながら生活している

Q.コロナ禍の中で、意識して生活していることはありますか?(n=2,400)※必須回答・複数回答
2年近く続くコロナ禍において、マスクや手洗いうがい、外出を控えて在宅ワーク、外食を控えてデリバリーを利用などすっかり浸透した日々の感染症対策ですが、実際にどんなことを意識しながら普段の生活を送っているのでしょうか。20~30代の未婚男女2,400人に聞きました。

「外出時には必ずマスクをする」が最も多く、男性の71.1%、女性の85.5%が意識しているという結果になりました。
続いて「帰宅時には必ず手洗いやうがいをする」(男性:52.3%、女性:68.3%)、「不要不急の人混みは避ける」(男性:42.4%、女性:51.8%)となっています。
グラフ1

結婚相手の感染症対策、気にしますか?
「外出時のマスク」は男性の57.4%、女性の80.8%が気にする

Q.結婚するとしたら、お相手の普段の行動についてどこまで気にしますか?(n=1,320)※必須回答・複数回答可
続いて、「結婚したい」と回答した20~30代未婚男女1,320人に、もし結婚するとしたらお相手の普段の行動についてどこまで気にするかどうか聞いてみました。

結婚を考えているお相手のコロナ禍での普段の行動として「外出時には必ずマスクをするかどうか」について男性の57.4%、女性の80.8%が気にすると答えています。
先ほどの自分自身についての回答では「外出時には必ずマスクをする」のは男性の71.1%、女性の85.5%でした。それに比べ若干低くはなりますが、それでも多くの人が、お相手の外出時のマスクについては気になるようです。

また、2位は「帰宅時に必ず手洗いうがいをするかどうか」(男性:44.5%、女性:68.9%)でした。1位、2位については自分自身が気にして生活していることと同じ項目でした。
3位は男性で「友人や知人との食事や飲み会を我慢するかどうか」(34.1%)、女性で「発熱など諸症状があったら外出しないかどうか」(56.4%)でした。
グラフ2

話し合っても価値観が合わない場合に「これだけは譲れない」こと
1位は「外出時のマスク」、2位は「手洗いうがい」

Q.話し合った結果お相手と価値観が合わなかった場合に「これだけは譲れない」というものはありますか?(n=1,320)※必須回答・複数回答可
自分自身が気にして生活していること、また結婚を考えているお相手の普段の行動で気になること、どちらも「外出時には必ずマスクをする」が1位となりました。しかしながら、全ての人が外出時のマスクを気にしているわけではありません。中にはもちろん、マスク着用は意識せずに出掛ける人もいるでしょう。
もしも結婚を考えていたお相手が、マスクを気にする人だったら、もしくは気にしない人だったら、どうでしょうか。お互いの考え方が一致しなかった場合、さらにそのことについて話し合った結果、それでも納得できなかった場合にはどうでしょうか。それでも「これだけは譲れない」という感染症対策があるかどうか聞いてみました。

「外出時には必ずマスクをするかどうか」がやはりトップでした。男性の45.7%、女性の61.7%が「これだけは譲れない」と考えているようです。また、「帰宅時に必ず手洗いやうがいをするかどうか」についても男性の30.7%、女性の45.0%と多くの人が譲れないと答えています。
グラフ3

結婚相手と「価値観が合う」かどうか、
20~30代未婚男女の91.3%が重要視している

Q.結婚するお相手と価値観が合うかどうかは重要だと思いますか?(n=1,320)※必須回答
新型コロナの感染症対策に関する価値観について、いくつかの調査結果を見てきました。もちろん、結婚するにあたって重視したいお互いの価値観はコロナに関わるものだけではありません。結婚して生活を共にするとなった場合に合意や配慮が必要な価値観は些細なことから重大なことまでさまざまです。
結婚するお相手と価値観が合うかどうかは大切でしょうか。20〜30代の未婚男女に聞きました。

全体では91.3%が「重要だと思う」「どちらかと言えば重要だと思う」と答えています。男性では87.6%、女性では94.1%の人が、結婚する相手と価値観が合うかどうかは重要だと考えているようです。
グラフ4

話し合った結果、価値観が合わない場合に「結婚しない」
男性の18.3%、女性の24.7%

Q.新型コロナ感染症にかかわらず、話し合った結果、結婚を考えていたお相手と価値観が合わなかった場合にどうしますか?(n=600)※必須回答
結婚を考えているお相手と、もしも価値観が合わずに話し合った結果それでも合意することができなかった場合に、どうするでしょうか。結婚願望のある20〜30代未婚男女600人に聞きました。

全体の56.7%、男性では62.0%、女性では51.3%が「結婚する」と回答しました。
また一方で、男性の18.3%、女性の24.7%が「結婚しない」と回答しています。
グラフ5

結婚する相手と価値観が合わない場合
男性は「自分の考えを変える」(18.0%)、女性は「結婚した後も話し合いを続けていく」(20.3%)

Q.コロナが収束したら、どんな恋活・婚活をしたいですか?(n=230)※必須回答
話し合った結果、それでも価値観が合わなかった場合にどうするかについて、さらに具体的に見ていきましょう。

「説得して相手の考えを変える」と答えた男性は16.7%、女性は17.0%でした。こちらは男女で大きな差は見られませんでしたが、その他の項目では男女差が大きく開いたものもありました。
男性は「自分の考えを変える」が最も多く18.0%でした。女性は「結婚した後も話し合いを続けていく」が最も多く20.3%、「その人との結婚は諦めると思う」が続いて18.7%でした。
男性は自分が変わるという選択肢を取る一方で、女性は話し合いによる双方の合意を重視する傾向があるようです。
グラフ6

価値観について、話し合いは必要。ただし割り切らないと続かないことも

Q.結婚する場合に、一緒に生活するにあたってこれだけは譲れないという価値観はありますか?また、理由があれば教えてください(n=600)※自由回答
コロナ禍の生活における感染症対策に限らず、一緒に暮らしていく日常の中でこれだけは譲れないという価値観について、どんなものがあるか自由回答で答えてもらいました。

バスマットをこまめに洗濯したい、家電製品を自分で選びたいといった生活上のこだわりから、借金や賭け事をしない、人付き合いに口を出さない等、金銭感覚や交友関係にいたるまで人によって気にする価値観はさまざまでした。
夫婦だからといって、必ずしも全ての価値観が一致しているということは有り得ません。どうしても合わない部分についてはお互いに譲り合う、割り切ることも時には必要なのかもしれません。

【人間性・性格】
・それぞれの価値観については話し合っていくことが必要。しかし、割り切る部分がなければ一緒にいることは続かない(30歳・男性)
・何かあったときなどに話し合いをするのではなく、否定したり意見を押し付けたりしてくる人は嫌。話し合いができて、受容力がある人がいい(31歳・女性)
・子どもを大切にすること。価値観を押し付けないこと(22歳・男性)
・それぞれ苦手なことや嫌いなものを無理に克服させようとしないでほしい(24歳・女性)
・他人に迷惑をかける人は嫌なので、そこを理解できること。私が自由に誰かに会うことを許せる人(29歳・男性)
・店員さんに怒らない(23歳・女性)
・物事を考えるためのリテラシー的な部分は譲れないと思う。自分は人としてそうした点が一番重要だと考えているので、一致しないとストレスがかなり溜まってしまうと思う(23歳・男性)
・「おまえ」と呼ばれるのは嫌なので、親しくなっても敬語と丁寧語を使いたい(30歳・女性)
・自分がせっかちなので、時間の使い方にいろいろ言われたくない(31歳・男性)
・時間にルーズな人は無理(37歳・男性)
・特にない。2人で相談しながら物事を決めていくことができればいい(26歳・女性)

【生活習慣・家庭内】
・休日はゆっくり寝たいので、早起きしてどこかへ出掛ける頻度は少なくしてほしい(25歳・男性)
・料理はいつも薄味派なので、おかずが薄くても自分で調整してほしい(22歳・女性)
・潔癖症なので、手洗いうがいや、とにかく菌やウイルスを避ける生活を心がけてほしい(20歳・女性)
・家がユニットバスの場合、バスマットを頻繁に洗濯させてもらいたい(お風呂あがりに汚いものを踏むことができないため)(23歳・女性)
・トイレは座ってしてほしい(28歳・女性)
・ゲップや放屁など平気でする人は許せません。家族間でも許せません(36歳・女性)
・家電製品を自分で選びたい(39歳・男性)
・家にいることが好きなこと、掃除があまり得意ではない部分は理解してほしい(23歳・女性)
・ホルモンバランスによっては眠りが浅い日もあり、相手を起こしてしまったり、また相手の動きで起きてしまったりするので一緒の布団では寝られない(24歳・女性)
・1人で真っ暗な部屋じゃないと眠れない。一緒の部屋では寝たくない(20歳・男性)
・家事育児は分担する。1人の時間も必要だけど2人の時間も大切にすること。暴言暴力はなし(24歳・女性)
・どれほど相手のことが好きでも1人の時間は持ちたいので、それを理解して1人での趣味や外出をさせてほしい(34歳・男性)
・夫婦で時間をつくる(33歳・男性)

【金銭管理】
・住宅ローン以外の借金をしないこと。カードローンも不可。お金の管理がしっかりできるかどうかの部分は譲れない(39歳・女性)
・お金がないのに高い買い物をしようとしない。人から安易に借りようとしない。人に借りたお金(旅行の際のホテル代など、一時的に片方に負担がかかるものなど)はきちんと自分で把握し、返済できる人じゃないと無理(20歳・女性)
・自分で稼いだお金は好きなように使わせてほしい。女でも稼げて自立できているということを理解してほしい(24歳・女性)
・食料品や日用品にかけるお金を抑えたいので節約に付き合ってくれる方がいいです(23歳・女性)
・節約に関しては気をつけて生活してたので、そこは譲れないと思う(25歳・男性)
・お小遣い制が嫌(28歳・男性)
・将来に備えてある程度お金を貯めておきたいので、結婚後も自分の給料の中から一定額を貯金することは理解してほしい(29歳・男性)

【趣味・趣向】
・刺身などの食べ物の好み(23歳・男性)
・漫画やラノベは譲れない。人に迷惑をかけない趣味を許せない人とは一緒に暮らせないと思う(30歳・男性)
・アイドルの応援が趣味なので、それは譲れない。ライブに何回も行ったり、同じグッズを何個も買ったりすることは、自分のお金であれば文句は言わないでほしい(26歳・女性)
・昔からアイドル好きなので、そこが理解できないなら難しい(36歳・男性)
・コレクションを捨てるような人とは価値観は合わないと思う(32歳・男性)
・コレクションしたいものがあり、お金を使うと思う。相談はしたい(31歳・女性)
・競馬をしたい(29歳・男性)
・お酒、たばこ、ギャンブルはダメ(31歳・男性)
・爬虫類が好きで飼育している。好みが別れるので好きになってもらわなくてもいいが、自分がきちんと世話をするので、今後飼育頭数が増えたりしても許してほしい(27歳・女性)
・手芸が好きなので作品がたまっていくけれど、自分の部屋に置くので気にしないでほしい(29歳・女性)
・たまに1人で出掛けたり飲み歩いたりするけど、放っておくか一緒に楽しんでくれるくらいがいい(32歳・女性)
・友人との付き合いは大事にさせてほしい。なんなら一緒に参加してもいいので理解してほしい(22歳・男性)
・異性の親友が1人いるのですが、その親友とはこれから先も2人で遊ぶし会います。そのことを理解してほしい(26歳・女性)
・一緒に海外旅行に行ってほしい。1人だと危ないので一緒に行ってくれる人じゃないと結婚できない(28歳・女性)
調査方法:インターネット調査
<調査1>
調査対象:20~39歳の未婚男女 2,400名
集計期間:2021年9月27日~10月1日
<調査2>
調査対象:「結婚したい」と回答した20~39歳の未婚男女 600名
集計期間:2021年9月28日~10月1日
※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合がございます。

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