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QOM総研

vol.154

ミドル・シニア世代もデジタル恋活・婚活に興味アリ。
コロナ収束後も恋活や婚活をしたい人の約6割が出会いを探すデジタルツールを使っている、または使ってみたい
~半数が恋人や友人と会う機会が減り、およそ3人に1人が孤独を感じている~

タメニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、証券コード:東証マザーズ6181)が運営する結婚相談所「パートナーエージェント」(https://www.p-a.jp/)は、50歳以上の未婚男女2,000人に対して、「アフターコロナの恋活・婚活」に関するアンケート調査を実施いたしました。

<調査背景>
新型コロナが流行し始めてから1年半以上が経過しました。気軽に外出する機会や、誰かに会う機会が制限される生活の中、家族や友人とはLINEでつながり、自宅からZoomで会議に参加するといったように、私たちの生活においてデジタルツールはもはや必要不可欠です。恋活や婚活の場でも同じく、ネット婚活サービスや、マッチングアプリなどデジタルを活用して気軽に出会いを探すことができるようになりました。中でも、ミドル・シニア世代はデジタル恋活や婚活についてどのように思っているのか調査してみました。

未婚のミドル・シニア世代、コロナ禍で人付き合いに変化「直接会う機会が減った」55.0%

Q.コロナ禍以降、恋人・友人・知人との付き合い方に変化はありましたか?(n=2,000)※必須回答・複数回答可
新型コロナの影響で自粛生活が1年半以上も続く中、友人や知人、そしてもちろん恋人も、誰かと直接顔を合わせる機会がこのコロナ禍でめっきり減ってしまったという人は多いのではないでしょうか。会うことができない代わりに、デジタルツールを使ってオンラインでコミュニケーションをとることが当たり前となりつつあります。一般的にデジタルには馴染みが薄いとされるミドル・シニア世代にとってはどうでしょうか。
50歳以上の未婚男女に、この1年半で人付き合いに変化はあったかどうか聞いてみました。

コロナ禍以降、恋人や友人、知人と「直接会う機会が減った」と答えた人は55.0%でした。「コロナ禍以前とあまり変わらない」と答えた人は29.1%でした。
また、「オンラインでつながる機会が増えた」という人はわずか6.3%でした。
当社が先日行った調査(3人に1人がコロナ禍で恋人と直接会って一緒に過ごす時間が減った https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000513.000006313.html )では、20〜30代の47.8%が「オンラインでつながる機会が増えた」と回答しています。世代によってデジタルツールの活用に大きく差があることが分かります。
グラフ1

コロナ禍以降、未婚ミドル・シニアのおよそ3人に1人が孤独を感じている

Q.外出や誰かと直接会うことが制限される日が続いています。「孤独だ」と感じることはありますか?(n=2,000)※必須回答
先ほどの調査では、ミドル・シニア世代の半数以上が、恋人や友人、知人と直接会う機会が減ったと答えていました。なかなか終わりの見えてこない自粛生活の中、「孤独だ」と感じている人もいるのではないでしょうか。

「孤独だと感じる」(8.5%)と、「たまに孤独だと感じる」(18.9%)を合わせて27.4%が「孤独だと感じる」と回答しています。
「あまり孤独だと感じない」(27.9%)、「孤独だと感じたことはない」(25.8%)を合わせた「孤独だと感じない」人は53.7%でした。
未婚ミドル・シニア世代のおよそ3人に1人が孤独を感じているという結果になりました。

グラフ2


恋愛している未婚ミドル・シニア世代は20.1%で2018年より3.0ポイント減。恋愛に興味がない人は6.4ポイント増の23.9%

Q.あなたは現在、恋愛をしていますか?(n=2,000)※必須回答
QOM総研では定期的にミドル・シニア世代の恋愛や結婚に関する調査を行っています。現在、恋愛をしているミドル・シニア世代がどのくらいいるのか、2018年の調査結果と比較してみました。

「交際している相手がいる」(11.9%)、「好意を寄せている相手がいる」(3.2%)、「なんとなく気になっている相手がいる」(5.1%)を合わせると20.1%で、50歳以上のミドル・シニア世代のおよそ5人に1人が恋愛をしているという結果となりました。
24.1%だった2018年の結果と比較すると、恋愛しているミドル・シニア世代は3.0ポイント減っています。また、「恋愛に興味がない」と答えた人は23.9%で、17.5%だった2018年に比べて6.4ポイント増えています。
グラフ3

恋愛や結婚を望むミドル・シニア世代、減少傾向に。特に願望を持たない人は2018年より13.0ポイント増

Q.あなたは恋愛・結婚について、どのような願望を持っていますか?(n=2,000)※必須回答
現在は恋愛をしていなくても、これから恋愛や結婚をしたいと考えている人はもちろんいるでしょう。続いて、恋愛や結婚に関する願望についても調査しました。

「結婚(入籍)相手がほしい」は6.6%、「事実婚・同棲相手がほしい」は3.9%、「恋人がほしい」は9.9%でした。2018年にQOM総研が行った調査と比較すると、どの項目も減少していることが分かります。
また、「特に願望はない」と答えた人は67.9%で、こちらは2018年の54.9%より13.0ポイントも増加していました。

グラフ4

コロナが収束した後に「恋活や婚活したい」10.7%

Q.コロナが収束したら、恋活や婚活を始めたいと思いますか?(n=2,000)※必須回答
自粛生活が長引き外出するにも気を遣う昨今、出会いを探すのにも一苦労です。新型コロナが収束した後、今までのような日常が戻ったとしたら。恋愛や結婚する相手を求めて恋活や婚活をしたいと思うかどうか、聞いてみました。

「恋活や婚活をしたい」(4.0%)、「どちらかと言えばしたい」(6.7%)を合わせると10.7%の人が、アフターコロナに恋活や婚活を始めたいと考えているようです。

グラフ5


恋活・婚活は友人・知人からの紹介、サークルや習い事で出会いを探したい

Q.コロナが収束したら、どんな恋活・婚活をしたいですか?(n=230)※必須回答
ミドル・シニア世代のおよそ10人に1人が、アフターコロナに恋活や婚活をしたいと思っていることが分かりました。それでは、具体的にはどんな方法での恋活・婚活を考えているのでしょうか。先ほどの設問で「恋活や婚活をしたい」と回答した230人を対象に調査しました。

最も多かったのは「友人・知人から紹介してもらう」(31.7%)でした。続いて第2位は「趣味のサークルや習い事で出会いを探す」(21.7%)でした。
第3位の「マッチングアプリで出会いを探す」(19.6%)、第4位の「婚活サイトで出会いを探す」(14.8%)、「SNSで出会いを探す」(14.8%)など、インターネットを活用した恋活や婚活を考えている人も少なくありませんでした。ミドル・シニア世代もスマホやインターネットを使った恋活や婚活に注目しているようです。

グラフ6


約6割が出会いを探すためにデジタルツールを活用してみたいと考えている

Q.出会いを探すためにデジタルツール(インターネットやマッチングアプリなど)を活用してみたいと思いますか?(n=230)
仕事や日常生活のあらゆる場面で急速にオンライン化が進んでいる近ごろでは、ミドル・シニア世代でもデジタルツールに触れる機会は日常的に増えています。出会いを探すためにスマホやインターネットなど、デジタルツールを使うことについて抵抗を感じるでしょうか。コロナ収束後も恋活や婚活をしたいと考えている人たちに聞いてみました。

マッチングアプリなどのデジタルツールを「すでに活用している」というミドル・シニア世代は14.3%いました。現在は使っていないけれど、今後「ぜひ使ってみようと思っている」人は10.0%、「機会があれば使ってみたい」と考えている人は35.2%でした。
使っている、もしくは今後使ってみたいといった、デジタルツールを活用した恋活や婚活に積極的な人は59.5%という結果になりました。

家族以外の人とのコミュニケーションが難しくなっている中で、長く続く自粛生活の影響か、ミドル・シニア世代の恋愛や結婚に対する意識や気力が低下しているのかもしれません。ただ、今後スマホやインターネットなどのデジタルツールをうまく取り入れ、新しい出会いを探すことができるようになれば、また積極的に恋活や婚活を始めたいというモチベーションが戻ってくるのではないでしょうか。



グラフ7


調査方法:インターネット調査
<調査1>
調査対象: 50歳〜の未婚男女 2,000名
集計期間:2021年9月1日~2日
<調査2>
調査対象:コロナが収束したら「恋活や婚活をしたい」と回答した50歳〜の未婚男女 230名
集計期間:2021年9月2日~5日
※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合がございます。

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