婚活を通して小さな「気づき」を積み重ねる
小さな「気づき」を積み重ねる。
私は「結婚したい」と願っている多くの男性や女性たちを見てきました。
そのなかで成功した人たちはみんな、さまざまな場面で、みずからの「気づき」によって、変わることができた人たちです。
まず、結婚は自分の人生のひとつの柱であり、親や世間のためのものではなく、自分の問題なんだと気づくことで、主体的に結婚に向かう覚悟ができます。
どんな人とどんな結婚をしたいのか、自問自答しながら自分の思いを探っていくことで、ほんとうに自分が望む結婚の像が見えてくるでしょう。
さらに、イベントやデートで出会いをくり返しながら、「自分はこんなときにリラックスできるんだ」、「自分にはこんな一面もあったんだ」と、日常では気づかない自分の姿にハッとすることもあるはずです。
ときには、相手にノーをつきつけられ、自分のウイークポイントに気づくこともあります。けれど、それが奮起する材料にもなります。
このように、「気づき」の積み重ねによって、次のステップが見えてきます。しだいに自分の求めているものもハッキリわかってくるので、よりよい相手に近づくことにもなるのです。
じつは、多くの人が、自分の本音には気づいていないものです。
「婚活」を始めるということは、当然「結婚したい」という気持ちがあるからだと自分でも思ってしまいます。
自分の本音がわからないのと同じように、自分が人からどう見られているかも、当人はなかなか気づいていません。