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成婚ストーリー

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成婚コンシェルジュが見守った、会員様の実話エピソード集

パートナーエージェントで実際にご成婚された会員様の実話をもとにした素敵なエピソードをご案内します。

第72話

「わがままを聞きたい」

プロフィール

美登里さん(仮名)

おとなしく思いやりのある女性。入会すれば、すぐにお相手が見つかると思っていたが…。

36歳 愛知県在住。趣味は、散歩、ヨガ・ホットヨガ、食べ歩き、映画鑑賞、国内旅行...
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おとなしく思いやりのある女性。入会すれば、すぐにお相手が見つかると思っていたが…。

36歳 愛知県在住。趣味は、散歩、ヨガ・ホットヨガ、食べ歩き、映画鑑賞、国内旅行。
物静かで、思いやりの深い女性。相手の立場に立って考えすぎるあまり、自分の意見を伝えるのが苦手なところがあるが、婚活においてそれがネックになるとは思っていなかった。紹介数116名。コンタクト率46.55%。入会から1年10ヶ月で成婚退会へ。

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優弥さん(仮名)

自分は聞き役。よく話してくれる女性の方が合っていると考えていたが…。

40歳 愛知県在住 趣味は、映画鑑賞、美術館・史跡めぐり、国内旅行、ジョギング、ドライブ...
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自分は聞き役。よく話してくれる女性の方が合っていると考えていたが…。

40歳 愛知県在住 趣味は、映画鑑賞、美術館・史跡めぐり、国内旅行、ジョギング、ドライブ。
穏やかで口数は多くないが、自分の意見はしっかり持っている。自分とは反対の明るくハキハキとした女性が合っていると考え、パートナーを探していた。紹介数91名。コンタクト率27.47%。入会から12ヶ月で成婚退会へ。

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ストーリー

「わがままを聞きたい」

相手への気遣いから思いを口に出せない女性を、成婚コンシェルジュのサポートと男性の聞き出す努力が変えていく。

相性が良いのは、自分と反対のタイプ?似ているタイプ?
「友人にも言われたことがあるんですが、僕には、明るくてハキハキ話す女性が合っていると思うんです」
そう話す優弥は、穏やかで、どちらかというと大人しいタイプ。自分が聞き役にまわる分、話し上手な女性の方が、コミュニケーションがうまくいくだろうと考えてのことだった。しかし、会話を重ねるうちに、成婚コンシェルジュの安井は思った。本当は、優弥と同じように穏やかなタイプの女性の方が合っているのではないかと。それは、安井との会話にも表れていた。安井がポンポンと軽快に質問を投げかけると、考えに詰まり会話のペースについていくのが辛そうに感じたのだ。逆に、会話のペースを落としてみると、じっくりと考えて、しっかりとした意見を伝えてくれる。確かに、思ったことをため込まずに伝え合うことは大切だが、それが必ずしも「明るくハキハキ」でなければいけないとは限らない。安井は、優弥のタイプに合った女性を紹介しながら、折を見て、穏やかなタイプの女性会員様、美登里を紹介してみようと考えていた。
変わりたい。本当はもっと伝えたい
美登里は、優弥が理想とする「明るくハキハキ」とは違う物静かな女性だ。お相手に対して好意を抱いていても、その気持ちを言葉や行動に表すことができず、うまく交際を続けられずにいた。相手の立場を考えすぎてしまうことも一つの要因だった。「これを言ったら迷惑になるかな」「こんな話、彼にとってはつまらないかな」そんな風に考え込んでいるうちに沈黙が流れ、お相手から「僕といても楽しくなさそう」と思われてしまっていたのだ。しかし美登里は、そんな自分を変えようとがんばっていた。会話のつなぎ方などについての安井のアドバイスにしっかりと耳を傾け、紹介は積極的に受けてたくさんの男性と会っていた。この拙くとも頑張る姿を、優弥なら受けとめてくれるのではないか。美登里の人を思いやる気持ちを理解してくれるのではないか、と安井は考えたのだ。
思いを口にするアドバイス
映画という共通の趣味をきっかけに優弥と美登里は交際をスタートさせた。しかし決して順調な滑り出しとは言えなかった。
「どうしても会話が広がらないんですよ。美登里さんからデートに誘ってくれることもあるのに、会ってみると楽しそうに見えなくて、僕のことをどう思っているのか全然わからないんです」
安井は、そんな優弥の気持ちを美登里に伝え、美登里の本心を確認した。
「本当は、外のお庭を散歩してみようと言いたかったんですけど、優弥さんが寒そうにしていたので言えなくて…他にもあれこれ考えていたらつい黙ってしまって…」
「そうだったんですか。誘ってみればいいんですよ。本当に寒くて嫌だったら、優弥さんがそう言ってくれます。『ちょっと寒いですけど、お散歩しませんか?』と聞けば、そこから会話が始まるんですから。自分の中で完結せずに、目の前のお相手と一緒に考えるつもりで言葉に出してみましょう」
安井は、他にもたくさんのアドバイスを美登里に送った。デートの日程が決まったら、行きたいところを3つ提案してみること。名古屋に詳しくない優弥に、行きたい理由、オススメポイントを話して聞かせること。少し考えたいと思ったら、「うーん…」と考え込む前に「少し考えさせて」と声に出して伝えること。
美登里は、苦労しながらも、その一つひとつを確実に実践していった。
心の声が届いたとき
一方で安井は、優弥に対してもアドバイスを送っていた。
「確かに、美登里さんは、口下手で気持ちを表現するのが苦手なところがあります。でも、伝えてほしいと思うなら、優弥さんから聞き出していくことも必要ですよ」
「寒さを気遣って散歩に誘えなかった」という美登里の本心を聞いた優弥は、自分にも至らないところがあったと反省していた。そのため、安井の言葉は心に染みた。自分のことを思いやっての沈黙だと知ると、確かに美登里の行動は、いつも思いやりに溢れていた。寒い日には、温かい飲み物を持ってきてくれる。バレンタインには、可愛らしいチョコを用意してくれた。言葉にするのは苦手でも、懸命に思いを伝えようとしてくれていたのだと思うと、申し訳ないような、嬉しいような、たまらなく愛おしい気持ちが溢れてきた。
話す努力。聞き出す努力
それからは、美登里は話す努力を、優弥は聞き出す努力を続けた。その中で優弥は、「明るくハキハキした女性」よりも、美登里とゆっくり気持ちを伝え合っている方が落ち着くということにはっきりと気付いていった。成婚退会の申し出は、優弥から。
「結婚を前提にお付き合いしてください。これからは、もっとわがままを言ってください」
という言葉に、美登里は目を潤ませて承諾した。
成婚退会の挨拶に訪れた二人を見て、安井は美登里の表情が、見違えるほど豊かになっていることに驚いた。はしゃいだり、のろけたり、少し拗ねてみたり。二人のテンポで素直な気持ちを伝え合う姿を見て、本当にお似合いの二人だと安井は思った。
成婚につながる活動術専任の成婚コンシェルジュからのアドバイス

様々な出会いを通じて、
ご自身の変化や成長を楽しんでください。

優弥様は、思い描いていた理想とは正反対のタイプの方が実は自分に合っていると気付いて、幸せを掴みました。美登里様は、黙っていては気持ちは伝わらないと気付き、話す努力を重ねることで幸せを掴みました。ご自分の信念を持つことも大切ですが、様々な出会いを通じて変わっていく自分を楽しんでいる会員様の方が、幸せを掴んでいらっしゃるように思います。ご自分の理想や物差しだけで考えないこと。理想のタイプと違うところがあっても、ご自分に関心を持ってくださる方とは積極的にお会いしてみること。成婚コンシェルジュのアドバイスに耳を傾け、「変わろう」「やってみよう」と行動してみること。そうした積み重ねが、思ってもみなかった出会いを引き寄せる力になります。変えたいところ、変わりたくないところ。自分のために、お相手のために、二人のために。悩んでどうしたらいいかわからないときは、遠慮なく私たち成婚コンシェルジュにご相談ください。

成婚コンシェルジュ

安井 Yasui

会員様が話しやすい雰囲気づくりをするため、それぞれに合わせたコミュニケーションを大切にしている。

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