伊能忠敬記念館
歴史好きな人ならば、その名を聞いてピンとくるでしょう。伊能忠敬は、江戸時代に日本全国を自分の足で歩いて実測し、伊能図と呼ばれる日本全国地図を作り上げた人物です。九十九里で生まれた伊能忠敬の偉業の数々を展示しているのが、伊能忠敬記念館です。伊能図は、ただの大きな一枚の日本地図ではありません。各地の名勝を表したものや、縮尺の違うものなど、多くの種類があります。そして、それらはただの実用的な地図という範囲にとどまらない、芸術的とも言える美しさを持っています。
この記念館では、伊能図だけではなく当時の測量器具も見ることができます。ここは付き合いはじめのカップルよりも、お互いの好みなどをよくわかっているカップルにおすすめのデートスポットと言えるでしょう。また、普段から絵を見たり、展覧会に行ったりするのが好きなカップルにも向いていると言えます。周辺には、霞ケ浦があるほか、少し足を伸ばせば銚子漁港などもありますから、一泊旅行でゆっくりと過ごすのにも良い場所です。
伊能忠敬は、自身が営んでいた醸造業を引退したのちに、第二の人生として地図作りを始めました。それまでは佐原の名主・村方後見を務めており、江戸に出たのはその後50歳になってからのことでした。そのような伊能忠敬の生き方になぞらえて、40代や50代のカップル、セカンド婚を目指す人が訪れると勇気をもらえそうな場所でもあります。
伊能忠敬記念館は、千葉県香取市にあります。電車を利用する場合は、JR成田線佐原駅から徒歩約10分です。また、高速バスの利用も便利です。東京駅から高速バスで佐原駅までが1時間半ほどで、そこから徒歩にて10分ほどで記念館に到着します。自家用車で行く場合には、東関東自動車道を利用し、佐原香取インターチェンジで下車します。そこから下道を走ること約15分です。また、鉾田駅行きの高速バスに乗ると東京駅から1時間20分ほどで最寄りのバス停である忠敬橋まで行くことができます。そこから徒歩2分ほどで記念館です。
成田空港からは毎週火曜日と水曜日、そして木曜日限定で定期観光バスも出ています。伊能忠敬記念館だけではなく、歴史的な佐原の街並みを見学したり、水郷佐原山車会館を巡ったりするツアーとなっているので、そちらの利用もおすすめです。休館日は主に月曜日となっていますが、詳しくは記念館のホームページなどで確認のうえ、お出かけください。記念館は、午前9時から午後4時30分までとなります。
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※情報は変更等がございますので、必ずおでかけされる前に公式サイトなどでご確認いただきますようお願いいたします。
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