お相手は減点法ではなく加点法で見る
デートはお互いを知る時間です。
デートは自分をアピールするとともに、相手を知る時間でもあります。
しかも、ひとりの人とおつきあいする前に、複数の異性と会っているときは、どの人が自分の運命の人なのだろうかと、ついつい採点モードに入ります。
採点するときは、減点法ではなく、加点法で相手を見るようにしましょう。
だれにも長所と短所があります。そして、それは表裏一体の場合が多いのです。
たとえば、「浮気っぽい」というのはネガティブなことですが、ポジティブに考えれば「社交性がある、人間的な魅力がある」ともいえます。「性格が暗い」という人だって、「おだやかで、つねにおちついている」ということもできます。
長所の側からプラスして考えるか、短所の側からマイナスして考えるかで、同じ人でも、まったく違って見えるのです。
また、単純に合計点の計算を考えても、マイナスから先に計算していくと、どんなにいいところがあっても、なかなかプラスにはなりません。いいところが見えないうちに、点数が悪くて落第なんてことになります。
しかも、先にマイナスの印象がついてしまうと、マイナスのイメージですべてを見てしまうので、いいところが見えにくくなってしまいます。
どうしても許容できないと思うことがなければ、加点法で相手を見たほうが、だいじなところを見のがさなくてすみます。