自分では気づかないプライドが婚活を妨げる
変なプライドはブレーキをかける。
人間はプライドの生き物です。どんなに自信のない人でも、心の奥底には、プライドがうず巻いているものです。
やっかいなことに、当人もそれに気づいていない場合が多いのです。こんな兆候があったら、あなたのなかのプライドがむくむくと顔を出しているかもしれません。
自分はそれなりの見識もセンスもあると思っているので、服装やしぐさなどについて友人、知人にアドバイスされても、聞く耳をもたない。
相手が見つからないわけではなく、いい相手を探しているだけというスタンスなので、イベントなどでも、自分から積極的に話のきっかけをつくらない。
自分の個性に自信があるので、婚活市場という一般論のなかで、自分はどの位置にいるのか、市場価値を考えようとしない。
「イベントにいい人がいない」、「デートなのに、あんなところに連れて行かれた」と、つまらなかった時間はすべて相手のせいにする。
自分はそれなりの存在なのだから、ヘタな人ではつりあわないという意識があり、条件に合わない人とは会おうとしない。
自分の結婚相手が、友だちの夫より劣るのはいやだという意識が強い。
変なプライドがあると、「自分はこれだけの人間なんだから、こんなことはできない」というように、すべてにブレーキがかかってしまいます。
人のアドバイスや自分の置かれた状況など、さまざまなことに素直に向きあうことが、結婚への近道です。