魅力的を高めて再会したいと思ってもらう
もう一度会ってみたいと思わせるには。
おつきあいに発展させるためには、相手に「もう一度会いたい」と思ってもらうこと。
そのためには、トータルで点数を上げることもたいせつですが、一つでもいいから心に残る演出をすることです。
といっても、大げさに考える必要はありません。どこの店で食事をしようか、一生懸命あれこれと調べて、ベストだと思う一軒を見つけてくれたことだって、心に残る演出です。
また、映画と食事などのちょっとした移動の間に、プラスアルファのサプライズを用意するのも一案でしょう。
都会の真ん中でも、ちょっと歩くだけで、街が見下ろせたり、夕日やライトアップがきれいだったり、ドーンとスカイツリーや東京タワーが目の前に現れるというような、絶景ポイントはたくさんあります。
そうしたポイントを下見しておき、15分の移動の間に、そこを通るのです。できれば、帰りぎわのほうが、印象に残るでしょう。
「ちょっとだけ、遠まわりしていいですか?」と、さりげなくまわり道をしたら、途中で目の前に絶景が広がる……というような演出が効果的です。
また、デートが終わったあとが肝心。その日のうちに、お礼のメールを送りましょう。
最初のうちは、お互いに「相手は楽しかっただろうか」と、心のどこかで不安を感じているものです。すぐに、楽しかった、ありがとうといったメールが来れば、とりあえずホッとします。それだけで、デートがよい時間だったという印象になるのです。
また、そこで「ぜひまた会いたい」と、きちんとメッセージすること。
デートの相手も婚活中か、そこまでは考えていなくても、彼氏や彼女を欲しがっているのは明らかです。ほかの人ともデートしているでしょう。
そんななかでは、なんとなくではなく、きちんと言葉にしたほうが潔く映るはずです。
出会いは相手を知るためのものと思いがちですが、じつは出会いを通してみえてくるのは自分自身です。
友人が撮った旅行中のビデオを見て、自分の映っている姿を発見し、「えー、こんな表情をしていたの?」、「こんなふうにしゃべっていたの?」と、驚いた経験はありませんか?
さまざまな人が集まる電車のなかは、人間観察にはうってつけの場でもあります。 電車に乗っていて、「この人すてきだな」と思う人がいたら、どこがすてきなのか、分析してみましょう。