入籍を来月に控えた、ゆきおさんとれいなさんをご紹介します。
                                        
 ゆきおさんは29歳。活動を開始したのは、久しぶりに会った友だちが結婚していたからといいます。最初は友だちと同じネット婚活を利用したものの、チャットのやりとりだけで終わってしまうケースが多かったため、パートナーエージェントに活動の場を移したそうです。
                                    
                                    
                                        れいなさんは25歳。女子会で結婚の話題が増えた中、のんびりとした性格の自分は出会いがないまま終わってしまうのでは?と心配になり、交通広告で興味を持ったパートナーエージェントへの入会を決めたといいます。
                                    
                                    
                                        では、実際に活動してみて、どうだったのでしょう。
                                    
                                    
                                        ゆきおさん 「思っていたよりも、たくさんの女性と会えました。毎週末は必ずコンタクト(お見合い)の予定が入っているという状態です。ただ、嬉しかったのですが、今度は逆に疲れてしまって。もともと交際の経験は豊富ではなかったし、仕事でも不特定多数の人と接する経験は少なかったので、人あたりしちゃったんでしょうね」
                                    
                                    
                                        そこで成婚コンシェルジュに相談し、紹介人数をセーブしてもらいながら、これまで出会った女性をもとに、
どのようなタイプの方ならリラックスできるのかなどを、じっくり考えてみたといいます。
                                        
 一方で、れいなさんは、というと。
                                    
                                    
                                        れいなさん 「活動してみて、あらためてサービスの良さを実感しました。入会前に、ほかの会社のサービスと検討したうえでパートナーエージェントに決めたのは、紹介が年収などのスペックではなく、成婚コンシェルジュがお相手の人柄をもとに相性をはかってくれる点だったのですが、その判断は間違っていなかったと感じました」
                                    
                                    
                                        そんなおふたりは、どのように出会ったのでしょう。
                                        
 ゆきおさん 「少し活動をセーブした後、自分にあう方なども見えてきたときに紹介してもらったのが、れいなさんでした。いままでの女性とはまったく違う、一緒にいて心からリラックスできる相手でした」
                                    
                                    
                                        たくさんの出会いから相性をはかり、紹介の精度をあげていくパートナーエージェントのサービス特性が
成果につながったようで、ゆきおさんは、れいなさんとの出会いに運命を感じたといいます。
 そして2回目のデートで、成婚退会を決意したのだとか。自分でも驚くほどの急展開でした。
                                    
                                    
                                        れいなさんのほうは、ゆきおさんより1ヶ月遅いタイミングで入会し、
 まだ多くの男性と出会う前でしたが、やはりゆきおさんに特別なものを感じたといいます。
                                        
 れいなさん 「会話が途切れても、緊張せずにリラックスできるというか。一緒にいて居心地が良いと感じました」
                                    
                                    
                                        はじめてのコンタクトの時点で相性の良さを感じていたため、
 「もう、紹介はストップしてもいいね。一緒に成婚退会しよう」と意見が一致したのだといいます。
                                        
 ところが、その後れいなさんに、思ってもみなかった迷いが生じたのだとか。
                                    
                                    
                                        れいなさん 「とんとん拍子に進んだせいか、なんだか不安になってしまって。彼の奥さんとして、家事を頑張れるだろうか、自分にできるだろうかって。それで彼に電話をしたんです。正直、不安だって。そうしたら彼は『最初から、ちゃんとできなくてもいいよね』って優しく返してくれたんです」
                                    
                                    
                                        その話に「えー、そんなこと言ったっけ?」と照れたように笑うゆきおさんを見ながら、
 れいなさんは続けます。
                                    
                                    れいなさん 「私、細かいことを、くよくよ気にしてしまうタイプで。ひとりだったときは会社で嫌なことがあると気持ちを切り替えられなくて、真っ直ぐ家に帰ることができなかったし、寝るまで引きずってしまうことも多かったんです。でもいまは、彼に聞いてもらうことでリセットできるようになりました。ネガティブなことを一切いわず、気持ちがすっと軽くなるような言葉をかけてくれるんです」
                                    
                                    
                                        ゆきおさん 「そう言ってもらえると、嬉しいですね。実は彼女、ひとりでいるのが好きなタイプらしいんです。でも僕と一緒にいることは苦にならないようで、ほっとしています」
                                    
                                    
                                        れいなさん 「はい、そうなんです。暮らし始めたばかりの頃は熟睡できず、大丈夫かな?と思いましたが、いまでは自宅に待っていてくれる人がいるっていいなぁって感じます」
                                    
                                    
                                        れいなさんの言葉に嬉しそうに笑うゆきおさん。そこで、
 ゆきおさんにも、いま実感している幸せを訊ねてみたところ。
                                        
 ゆきおさん 「えーと…(沈黙)」
                                        
 れいなさん 「えー!?どうして答えられないの?」
                                    
                                    
                                        まさかの沈黙に、絶妙のタイミングで突っ込みを入れるれいなさんに、編集スタッフまで一堂、大爆笑。
 ゆきおさん、照れくさくて答えられなかったようですね。
                                        
 では質問を変えて、これからおふたりでやってみたいことは?
                                    
                                    
                                        ゆきおさん 「お互いの両親への挨拶も済ませ、結婚式の準備も落ち着いてきたので、ふたりでなにをしようかなって楽しみです。一緒に過ごす初めての夏には、水辺でのデートとか、してみたいですね。昨年の夏は、ひとりでスパリゾートに行ったんですが、寂しくて(笑)」
                                    
                                    
                                        れいなさん 「滝に行きたいって言ってたよね?」
                                        
 ゆきおさん 「うん、滝に打たれたい」
                                    
                                    
                                        滝に打たれるなら、ひとりでもいいのでは?と、ゆきおさんの突っ込みどころ満載の回答にふたたび笑いに包まれたスタジオ。出会って半年とは思えないほど仲の良いおふたりですから、滝に打たれようと、嵐に吹かれようと、楽しいのでしょうね。一緒に笑いながら年を重ねるおふたりに、いつかまた、再会できたらいいなと感じました。これからも、どうぞお幸せな毎日を。今日はありがとうございました。
                                    
                                    
                                        ゆきおさん・れいなさんご夫婦
                                        いま、いちばん好きな場所はキッチンとお答えになったおふたり。もともとお料理が得意なゆきおさんと、まだまだ修行中だけどお野菜を使ったメニューを中心に腕を磨いているれいなさん、一緒にキッチンに立つ時間がなにより幸せなのだそうです。