QOM総研

vol.18

今世紀最後のゾロ目の日も入籍希望者殺到か?!
男性からのプロポーズの台詞をプロポーズとして認識していない女性が
10人に1人?!
〜セカンドプロポーズを望む既婚女性は、男性の2倍以上!〜

成婚コンシェルジュによる婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(本社:東京都品川区、代表取締役:佐藤茂、以下パートナーエージェント)は、既婚の30代男性と女性それぞれ500名(計1,000名)に、「プロポーズ/入籍」に関するアンケートを行いましたので、その調査結果を発表いたします。

<調査背景>
2012年12月12日は、西暦の下2桁・月・日の数字がすべて“12”で揃う今世紀最後の日となります。このような覚えやすい日、ゾロ目の日に入籍する人は多く、婚姻届を提出する市区町村の窓口は混み合いがちです。
そこで結婚する前にはプロポーズを行っているのか、入籍する日を意識して決めている人はどれくらいいるのか、毎年の入籍日や結婚記念日はどのような過ごし方をしているのか等、プロポーズや入籍に関する実態について30代の既婚者を対象に調査してみました。

【プロポーズ】4人に1人はプロポーズせず(されず)に結婚
男性からのプロポーズの台詞をプロポーズとして認識していない女性も
10人に1人?!

結婚前にプロポーズがあったかと聞いてみたところ、26.4%がなかったと答えています。
興味深いのは男女の違い。男性の78.0%はプロポーズがあったと答えているのに、女性は69.2%しかプロポーズがあったと認識していません。1割くらいの夫婦は、男性の決め台詞が女性にプロポーズとして伝わらないまま結婚しているのかもしれません。

【セカンドプロポーズ】セカンドプロポーズの経験ありは約1割
今後、セカンドプロポーズを望む女性は、男性の2倍以上!

結婚10周年の記念日などに、感謝の気持ちや「一生を共にしよう」という気持ちを改めて伝えるセカンドプロポーズをする夫婦もいます。約半数の46.1%がセカンドプロポーズについては「今まで考えたことがない」という回答でしたが、実際にセカンドプロポーズをした(された)ことがある人も12.6%いました。

ここでも男女で意識に違いが見られ、セカンドプロポーズを「したい、または、されたい」男性は11.4%だったのに対して、女性では倍以上の24.2%がセカンドプロポーズを望んでいました。

セカンドプロポーズのタイミングについては「毎年結婚記念日に」「結婚10年目を迎えた際に」といった記念日をきっかけにする人もいれば、「お産の後」「自分が病気で寝込んでいる時に、看病してくれた妻に」「出産前や子育てで妻が落ち込んでいる時に」「東日本大震災の後、金銭的にも精神的にも苦しい状態になった時」などの相手の大切さを再認識した瞬間、あるいは「夕飯を食べていたら、何か幸せがこみ上げて来たらしく言われました」「散歩している時に」「そばにいてすごく愛おしいと思ったときに」といったように何気ない日常生活の中で行われることも。

少数派意見では、「毎日伝えている」「子どもが寝たときなど、ふと時間ができたときによくしている」「常にしています」などといった情熱的な回答もありました。場所については、「家で」「車の中で」という人もいれば、「少し豪華なレストランを予約して」「観覧車の中で」という人もいて、さまざまなシチュエーションで感謝の思いを改めて伝えているようです。

【入籍日】約半数が入籍日にこだわり
「ゾロ目」の日の入籍は、誕生日に次いで2番目の人気!

入籍日はどんな日だったのか。尋ねてみたところ、48.9%の人がこだわりを持って入籍日を決めていることが分かりました。

具体的には、どんな日に入籍しているのでしょうか。多かったのは「自分、または相手の誕生日」(11.5%)、「ゾロ目の日(○月○日の○の数字が同じ日)」(11.3%)、「2人の記念日(出会った日・付き合い始めた日など)」(10.8%)、「挙式当日」(9.0%)の順。フリー回答では、「クリスマスイブ」「大安」の方が多数いた他、「連番になる日(例:12年3月4日)」「鉄腕アトムの誕生日」「金環日食」といった回答も見受けられました。

【記念日の過ごし方】入籍・結婚記念日は「一緒に外食」「ケーキを買う」
今後も継続したいは95.7%!

結婚10周年にセカンドプロポーズをした、という回答もありましたが、毎年の入籍・結婚記念日はどのような過ごし方をしているのでしょうか。

入籍・結婚記念日に何かしている人は63.3%。内訳は、「一緒に外食をする」(28.2%)、「ケーキを買う/もらう」(22.6%)、「プレゼントを贈る/もらう」(15.2%)というランキングになりました。フリー回答では、「旅行に行く」「写真を撮る」「披露宴で使ったキャンドルを灯す」「挙式した神社にお参りに行く」といった、新婚当時を振り返るような内容も少数派でありました。
また、続いて聞いたのは、「入籍日や結婚記念日に毎年行っていること」について、今後も継続していきたいと考えていますかという質問。入籍・結婚記念日に毎年行っていることがある人のうち、「今後も継続していきたい」と考えている人は男性で96.1%、女性95.3%となり、2人の記念日を夫婦それぞれが大切にしていきたいと考えていることが明らかになりました。

【記念日の意義】入籍・結婚記念日は初心に戻り、相手へ日頃の感謝を伝える日

最後に、入籍・結婚記念日を大切にすることの意義について、30代の夫婦はどのように考えているのでしょうか。
アンケートの回答を見てみると、「毎日当たり前に繰り返す日々の生活をリセット」「初心に戻る」「節目」の日であり、「普段は照れくさくて言えない感謝の言葉を伝える」「入籍したときの気持ちを思い出して、夫婦生活を維持していくことを再認識」「次の1年むけ気持ちを新たにする」日であるという意見が多かったです。
「夫婦円満の秘訣」「家族の絆を深める」のに必要で、「子供たちも一緒にお祝いすることで、家族の存在を強く感じる」ために大切にしているという意見もありました。

結婚したカップルの3組に1組が離婚をすると言われるこの時代に、結婚10年以内にあたる30代の夫婦が、夫婦関係を円満にし、相手に感謝の気持ちを伝えるために「記念日」を続けていきたいと、男女同じ割合で考えていることは、今後、永く続く夫婦生活の中で、性別を超えたパートナーシップを築き、夫婦関係を良好に維持していく大きな原動力になるかもしれません。

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