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QOM総研

vol.157

独身男女の52.9%が今年の年末年始に帰省予定、
3人に1人が1年以上実家に帰っていない
~コロナ禍において、およそ4割が家族と離れて暮らすことに「不安を感じている」、3割が「実家の近くで働きたい」~

タメニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、証券コード:東証マザーズ6181)が運営する結婚相談所「パートナーエージェント」(https://www.p-a.jp/)は、親元から離れて生活している都市部在住の20~49歳の未婚男女1,140人に対して、「年末年始の帰省」に関するアンケート調査を実施いたしました。

<調査背景>
新型コロナウイルス感染症が流行し始めて2年が経過しようとしています。緊急事態宣言下では、当時まだ感染者がそれほど多くなかった地方に住む親が、急激に感染の拡がった都市部で生活している子どもに「感染症対策として帰省を控えてほしい」など、帰省を止めるケースを耳にしました。また、親に感染させてしまうリスクを考え、実家への帰省を自粛する人も多くいました。コロナ禍以前からと考えると2年ですが、実家から離れ都市部で暮らしている人たちは、実際にはどのくらいの期間、実家へ帰省できないでいるのでしょうか。また、今年の年末こそは帰る予定でいるのでしょうか。オミクロン株の今後が気になるところですが、国内での感染拡大は一段落している今、今年の年末年始に帰省する予定を20~40代の都市部在住未婚男女を対象に調査しました。

親元から離れて生活している未婚男女の52.9%が今年の年末年始に帰省する予定

Q.今年の年末年始に帰省する予定はありますか?(n=1,140)※必須回答
今年の年末年始の帰省予定について、家族と同居している、または実家の近くに住んでいると回答した人を除いた、家族、親元から離れて生活している、都市部在住の20~30代未婚男女1,140人を対象に調査しました。

「年末年始に帰省する予定」(38.1%)、「まだ決めていないがたぶん帰省する」(14.8%)を合わせた52.9%が年末年始に帰省する予定と回答しました。帰省しない予定の人は33.5%でした。
グラフ1
回答者の居住都道府県別に集計した結果、「帰省する予定」と回答した人は東京都で53.9%、大阪府で47.7%でした。また、愛知県は59.0%、福岡県は61.6%と他の都市に比べてわずかに高くなっています。
グラフ2

「新型コロナウイルス感染症対策で自粛」今年の年末年始に帰省しない理由で最多

Q.今年の年末年始に帰省しない理由を教えてください。(n=382)※必須回答・複数回答可
先ほどの設問で「帰省はしない予定」「まだ決めていないがたぶん帰省しない」と回答した382人に、今年の年末年始に帰省しない理由について聞きました。

「コロナ対策で自粛」と回答した人が最多の38.0%でした。次点は「仕事のため」で22.5%でした。帰省しない人のうち4割弱が、新型コロナウイルス感染症を意識して自粛するつもりでいることが分かりました。
グラフ3

27.6%が1年以上「実家に帰省していない」

Q.どのくらい実家に帰省していないですか?(n=1,140)※必須回答
新型コロナウイルス感染症が流行し始めて2年、コロナへの感染を心配して帰省していない人は最長で2年間、実家に帰っていないことになります。実際にはどのくらいの期間、帰省していないのでしょうか。

「~2年」(18.3%)、「それ以前から帰省していない」(9.3%)を合わせて27.6%が1年以上実家に帰省していないと答えています。特に昨年末から年始にかけては感染者数が大きく増加した時期でもありました。直前まで帰省を予定していたものの、慌てて取りやめた人もいたことでしょう。
一方で「~1ヵ月」(20.4%)、「コロナ禍でも変わりなく帰省している」(5.3%)と回答した人もいました。
グラフ4
回答者の居住都道府県別では、1年以上帰省していない人の割合は東京都で31.9%、大阪府で22.6%でした。また、千葉県が最も高く、36.4%となっています。
グラフ5

家族から新型コロナウィルスへの感染を危惧して帰省しないように言われたことがある人は30.4%

Q.新型コロナウイルス感染症対策のため、ご家族より帰省しないように言われたことはありますか?(n=1,140)※必須回答・複数回答可
全国的に新型コロナウィルス感染症が拡大し始めたころ、都市部から感染者がウィルスを持ち込むことを恐れ、県境をまたいでの移動を制限する自治体もありました。特に、東京に暮らしている子どもが実家に帰省した際に両親に感染させてしまったというケースがメディアなどでも扱われその是非が問われる中、自分の子どもに「帰省を控えてほしい」と言う親もいたようです。
親から帰ってこないように言われた、ということが実際にあったかどうか聞いてみました。

「帰省しないように言われている」(9.8%)、「以前に言われたことがある、言われていた」(20.6%)を合わせた30.4%が、実家の家族から新型コロナウィルスへの感染を危惧して帰省しないように言われたことがあることが分かりました。
「むしろ自分から自粛している、していた」人は24.1%でした。
グラフ6

4割が実家から離れて暮らしていることに不安を感じている

Q.実家、親元から離れて暮らしていて不安に感じることはありますか?(n=1,140)※必須回答
先ほどの調査では1年以上実家に帰っていない人が3割弱いました。両親や家族に会えない状況が長い間続き、親元から離れて生活していることに不安を感じている人もいることでしょう。

「不安に感じている」(11.8%)、「不安に感じることがある」(27.6%)と、実家、親元から離れて暮らしていることに「不安を感じる」人は39.4%いました。
グラフ7

都市部で生活する未婚男女の37.4%が「実家、親元の近くで働きたい」

Q.実家、親元の近くで働きたいと思いますか?(n=600)※必須回答
感染症の流行により移動を長期間制限されるといった状況は未曽有の事態でした。交通機関の障害や災害での移動制限は想定できても、今回のような状況が2年も続くこと、そして現時点でもまだ先が見通せないことは多くの人にとって予測できなかったのではないでしょうか。こういった経験から、家族の近くで生活するという選択肢を考える人も今後増えていくかもしれません。
家族と離れて生活している都市部在住の20~30代未婚男女600人を対象に、実家、親元の近くで働きたいと思うかどうか聞きました。

「実家、親元の近くで働きたい」(14.2%)、「できれば実家、親元の近くで働きたい」(23.2%)を合わせて、「実家、親元の近くで働きたい」と考えている人は37.4%いました。親元から離れて暮らしている単身者のおよそ3人に1人が、家族の近くでの就労を希望していることになります。
グラフ8

「実家、親元の近くに住みたい」人は36.9%

Q.実家、親元の近くに住みたいですか?(n=600)※必須回答
同じく、実家や親元の近くに住みたいかどうかについても聞いてみました。

「実家、親元の近くに住みたい」(11.2%)、「できれば実家、親元の近くに住みたい」(25.7%)を合わせて、「実家、親元の近くに住みたい」と考えている人は36.9%いました。
コロナ禍において家族に自由に会えなくなる状況を経験したこともあってか、都市部で働き生活している20~30代未婚男女の多くが不安を感じているようです。今後は都市部を離れ、実家や家族の近くで生活したいと考える若い世代がさらに増えていくかもしれません。
グラフ9
調査方法:インターネット調査
<調査1>
調査対象:親元から離れて生活している都市部在住の20~39歳未婚男女 1,140名
集計期間:2021年11月26日~12月1日
<調査2>
調査対象:親元から離れて生活している都市部在住の20~39歳未婚男女 600名
集計期間:2021年12月1日~4日
※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合がございます。

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