【オトナの恋愛あれこれ】遠距離恋愛を長続きさせるコツとは?遠距離恋愛の上手な付き合い方や結婚につなげるヒントを紹介

遠距離恋愛は思いがけないときに発生したり、恋の始まりから遠距離恋愛だったり、パターンはいろいろ。遠距離恋愛は別れやすいと言われますが、果たしてそうなのでしょうか。
この記事では、遠距離恋愛を長続きさせるコツや遠距離恋愛の上手な付き合い方、さらに遠距離恋愛から結婚につなげるヒントを紹介していきます。
目次
恋人のいる20代前半男性の3人に1人は、現在遠距離恋愛をしている!
卒業式や進学、社会人にとっては転勤の辞令などによる引っ越しなど、いろいろな理由で遠距離恋愛になってしまうカップルは多いでしょう。特に近距離恋愛から遠距離愛になってしまうと、会えないことへの不安などから、落ち着かない人も多いのではないでしょうか。
結婚相手紹介サービスの株式会社オーネットは、現在恋人がいる20歳~34歳の独身男女598名(男性:300名、女性:298名)を対象に、「恋人のいる男女の遠距離恋愛に関する調査」を実施しました。
現在恋人がいる20歳〜34歳の独身男女598名に、現状のお付き合いが遠距離恋愛であるかどうかについてヒアリングをしたところ、4人に1人にあたる27.6%は、既に「遠距離恋愛中である」という結果で、残り5.9%はこれから「遠距離恋愛になる予定である」という回答結果でした。
さらに、追加でどのような不安を持っているかについてもヒアリングしました。全体で最も高い割合となったのは「コミニュケーション頻度の低下」で45.0%、次いで「交通費」が42.0%となり、「会う頻度低下による疎遠」が40.0%と続いています。
同様に「将来(結婚など)に対する不安」という点についても、男性より女性の方が不安に感じている割合が多いことが結果からわかります。これらのことから遠距恋愛において、男性より女性の方がより現実的にとらえているといえるのかもしれません。
【引用】
PR TIMES.”恋人のいる男女の遠距離恋愛に関する調査”.2019-2-27,https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000022091.html(参照 2022.8.25)
遠距離恋愛を長続きさせるために知っておきたい4つのコツ
遠距離恋愛をしていると、どうしても思い浮かぶのは「この恋愛を長く続けられるか不安」という気持ちではないでしょうか。確かに、遠距離恋愛に悩みや不安は付き物です。まずは、遠距離恋愛を長続きさせる4つのコツを紹介します。
コツ①:頻度を決めてこまめに連絡する
どんなに近くにいる彼氏や彼女でも、急に連絡がとれなくなったら不安になりますよね。遠距離恋愛相手の「連絡がほしい」という言葉には、そんな不安な気持ちがあるということを知っておいてください。
遠距離恋愛にとっての連絡頻度は、普通のカップルの「デート」と同じと考えましょう。毎日電話するのが難しい場合は、「毎日メールを1通ずつする」でも「週末に10分間電話する」でもよいので、メールやLINEで連絡をこまめに取り合ってください。
声を聞けば、相手の気分や体調の変化に気づくこともできるでしょう。ただ、無理にルールなどを決めないのもポイント。お互いに負担になる可能性があるので、柔軟に対応するのがコツです。
コツ②:疑ったり不安になったりせず相手のことを信用する
遠距離恋愛では、ひとりで考えすぎて不安になることもあります。「寂しい」「辛い」「不安」な気持ちは、普通の恋愛でも起こることです。特に、遠距離恋愛となれば、辛い気持ちになってしまうのは仕方のないことです。そんな時は、我慢し過ぎず恋人に話してください。
しかし、彼氏や彼女の行動をすべて把握しようとしたり、連絡を強制したりするのは、相手にとっても大きな負担になってしまうでしょう。もちろんあなた自身が精神的にストレスで押し潰されてしまい、日々の生活に支障が出てしまいます。
本当に仕事をしているのに、浮気を疑われることはとても悲しいことです。あなたこそが誰よりも彼の味方でいること、そしていつも見守ることが大切。
辛さをしっかりと話すことは大事ですが、同じくらい自分自身が好きになった相手を信用し、ポジティブに遠距離恋愛を楽しむことも大切ですよ。
コツ③:お互いに感謝の気持ちを伝え合う
信頼関係を築くことが、遠距離恋愛を長続きさせるコツです。「会えること」「一緒に居られること」を特別だとしっかり思い、「いつも忙しい中時間を取って会いに来てくれてありがとう」、「不安にさせないように連絡取ってくれてありがとう」など、ありがとうの言葉をきちんと伝えましょう。
感謝の気持ちを持ち続けることができると、自然とお互いの存在を大切にできるようになるはずです。
コツ④:どちらか片方が頑張りすぎない
普通の恋愛でもそうですが、遠距離恋愛の場合は特に、精神的な面でも物理的な面でも負担が片方に偏ってしまうと、関係がうまくいかなくなってしまうことが多いです。交通費に宿泊費、デート代など、出費のことを考えると、なかなか頻繁に会えないのも遠距離恋愛ならではです。
お金はどちらか一方が負担していると、必ずどこかでほころびが起こります。「今回は私、次回は彼」のように分担して、お互いに相手の負担が重くなり過ぎないよう注意しましょう。
遠距離恋愛で上手く付き合うコツ3つ
遠距離恋愛中は、不安や心配から破局の原因にもなりかねないような言動をしてしまうことがあります。遠距離恋愛を乗り切るためには、お互いの気持ちが離れないようにする工夫が必要。ここでは、遠距離恋愛で上手く付き合うコツ3つをご紹介します。
なるべくマイナスな言葉を使わない
遠距離恋愛では「辛い」「寂しい」と思ってしまいがちです。でも、寂しいのも辛いのもお互い様。小さな不満も溜め込まないことはとても大切ですが、相手に対してマイナスな言葉を使いすぎると、相手の不満がたまってしまいます。
特に文章だけのやり取りは、言葉足らずや思い込みで、誤解を生んでしまうこともあるので注意が必要です。遠距離の場合はすぐに会って話し合えないため、一度関係が悪化すると、修復がとても難しくなってしまうのです。
相手への相談や悩みがあれば、その時までに気持ちを落ち着かせ、感情的にならないようにするのがポイント。「察して」を減らして、伝えたいことは言葉にすることを心がけるだけで、喧嘩は減るものです。
記念日や誕生日に会えない場合も遠隔でお祝いする
カップルには誕生日やクリスマス、バレンタインなど、色々な記念日がありますよね。遠距離恋愛のカップルは、そのすべてを一緒に過ごせない可能性があります。ですが、大丈夫です!
遠距離恋愛のカップルにとっては、2人で居られる日、全てが記念日なのですから。
とはいえ、やはり記念日や誕生日に会えないことは寂しいものですよね。そんな時は、「パートナーとの時間」がカタチとして残るように遠隔でお祝いをしましょう。後から、その日の相手とのやりとりを見返すだけでも、つながっているという心の支えになるはずです。
ルールを細かく作りすぎない
あまりにも細かいルールを決めてしまうと義務感が生まれ、カップルでのやり取りが楽しいものではなくなってしまいます。とはいえ、遠距離恋愛だからこそ、ある程度のきまりを決めておかないと、長続きしにくくなるのも事実です。
それでは、どのようにルールを設定すればいいのでしょうか。
ルール作りのモットーは、「ルールはできるだけルーズに」にしましょう!
「できれば週に2回電話する」「疲れてたら疲れてるって伝える」など、かんたんなルールであれば、自然と生活に溶け込むはず。ルールを作ったら、実際に生活の中に取り入れてみてください。最初のうちは慣れないと思うので、1か月ほど続けてみて、それでも合わなければ臨機応変に変えていきましょう。
遠距離恋愛で寂しい時に試してほしい方法3選
遠距離恋愛を続けるためには、遠距離恋愛特有の寂しさと付き合っていく必要があります。遠距離恋愛では寂しい気持ちをいかに乗り越えるかが長続きするためにとても重要になります。ここでは、遠距離恋愛で寂しい時に試してほしい3つの方法をご紹介します。
1、辛い時は泣いてもいい
「とにかく寂しい!」という方におすすめなのが、あえて寂しさに浸るという手です。大人になるとなかなか思いのままに泣くことはなくなりますよね。しかし、彼のことを考えながら泣いても構いません!
少しだけでは不十分なので、可哀想な自分にどっぷりつかって涙を流しましょう。彼のことを思い出したり、哀しい歌を聴いたり、哀しい映画を見たりして、思い切り泣いた方がスッキリします。
寂しさに浸りきったら、意識的に前向きになるようにして、寂しい気持ちを打破してくださいね! たくさん泣いた後はまぶたが腫れてしまわないように、よく冷やしてケアするのも忘れずに。
2、会えない期間に綺麗になる
遠距離恋愛には1人で過ごす時間も多いので、ついネガティブ思考になってしまいがち。しかし、恋人があなたと付き合っているのは紛れも無い事実なのです。
相手に依存していると、遠距離恋愛は間違いなく苦しくなります。遠距離恋愛を成功させるためには、恋愛を生活の一部として考えてみましょう。そして、1人で楽しめる趣味などを見付けたり、人としての魅力を高める自分磨きをしましょう。
新しい洋服を買ったり、お掃除やダイエットをしたり、料理の腕をあげたり……。気づいたら、寂しさに負けない強い心が育っているはず! 久しぶりに会った彼に「前より綺麗だね」と思われたら、より関係も深まることでしょう。
3、一人になりすぎず人と接する時間を作る
遠距離恋愛中は、どうしても一人で過ごす時間が多くなるはず。そんなとき「彼に会いたい」ばかり考えていると、つらさや不安が募るだけです。友達と出かけるなど、彼に会えない時間も楽しめるようにしましょう。
自分磨きには、コミュニケーション能力や交友関係を広げることも含まれます。特にジムやヨガなど体を動かすことが好きであれば、体を動かしているうちにいつのまにか寂しい気持ちもどこかに行ってしまうかもしれません。
グチを言ったり相談に乗ってくれたりする友達がいれば、大きな心の支えとなってくれるはず! 彼に依存して恋愛体質になることも少なくなりますので、いい関係を築きやすくなるメリットもあります。
久しぶりに恋人と会う時に意識したいこと3選
彼氏と久しぶりに会う日は、あなたにとっても彼にとっても最高に幸せな1日のはず。そんなタイミングで、自分の気持ちをしっかりと伝えることが大切です。頻繁に会えない分、二人の時間を楽しめるよう、久しぶりに恋人と会う時に意識したいポイントを紹介します。
2人でたくさん写真をとる
新しいふたりの思い出を増やすのは、遠距離恋愛で別れないためのポイントのひとつです。
デート中はたくさん写真を撮って、二人の思い出を残してくださいね。
会いたいときに会えなかったり、不安なときに頼れなかったりすることが多い遠距離恋愛カップルだからこそ、会えなくて寂しい時でも、恋人の顔を見ると元気になれるもの。二人の思い出の写真が寂しいときの支えになるはずです。
ファッションや髪型、ネイルなど身だしなみを整える
久しぶりのデートでは、思い切りおしゃれをして行きましょう。身だしなみが乱れていると、「大切な相手だと考えていない」という印象が相手に伝わってしまいます。
メイク、ネイル、ファッションなどに気を使い、いつも以上にかわいいあなたで会えれば、彼氏も喜んでくれるはず! ネイルやメイクなど全身のバランスを心がけるのはもちろん、スタイルをキープするなど、しっかり気を遣う姿勢が大切です。
会ったときの男性の目線までしっかりと意識するのも効果的ですよ。
お互いにしっかりと愛情を伝えあって幸せな時間を過ごす
彼との幸せな時間があるからこそ、一度会ってしまうと離れたくないですし、別れ際は辛いもの。「私ばかりが辛いの?」と思ってしまうこともありますよね。
ですが、泣くほど辛いのは男性側も同じです。男性は、感情を出すのが得意ではありません。特に泣き言や文句などは、好きな女性の前では見せたりしないもの。彼氏の浮気を心配している女性は多いですが、女性だけではなく男性も、離れていると彼女が浮気をしてしまわないか心配しています。
会えた時には恥ずかしがらずに「会いたかった」「大好き」といった素直な気持ちを伝え、「会えて嬉しい」気持ちを表現しましょう。
遠距離恋愛から結婚につなげる4つのコツ
お互い結婚を視野に入れている遠距離恋愛であれば、一緒になるにはどうするべきかを考えましょう。
具体的に、会えない遠距離恋愛生活を経て、結婚まで辿り着くにはどんなことを意識すれば良いのでしょうか。遠距離恋愛から結婚したカップルがやっていた秘訣を紹介します!
遠距離スタートの時点で結婚時期の目安を決めておく
人は、目標が決まっていると、そこに向かって努力できます。そのため、「自分はこうしたい」と意見交換が出来る関係を築けているカップルであれば、遠恋であっても結婚へ向かいやすい傾向にあります。
今が遠距離恋愛でも、「来年には同棲する」「転勤から戻ってきたら結婚する」など、お互いの生活を洗い出しながら結婚時期の目安を話し合っておきましょう。
お互いが自立した関係を築く
遠距離恋愛カップルは普通のカップルよりも障害が多い分、自分自身が自立して、相手を信じる気持ちを持たなければ、関係を長続きさせるのは難しいです。
たとえ一人でもしっかり自立していれば、「久しぶりに会ったけれど、やっぱり自分の恋人は素敵な人だな」と思ってもらえるはず。「離れていてもつらい時期も二人で乗り越えられた」「お互いに自立して生活ができた」とお互いに思えれば、結婚というゴールもそう遠くない未来に見えることでしょう。
将来のイメージを共有する
遠距離恋愛中でも、二人で生きていく前提で、お互いが結婚を意識できるか、結婚観や育児、仕事の話など将来の話題を話し合っておきましょう。
お互いが理想を語り合うことで、実現するための方法を具体的に考えるきっかけになります。そうすることでお互いがいる未来をリアルに考えられるようになり、自然と結婚の流れができるのです。
自分の周りで結婚して幸せに暮らしている人がいるなら、そのエピソードを相手に伝えてみるのもおすすめ。ただ、男性は結婚を急かされると冷めてしまったり、焦ってしまったりする可能性があります。相手の気持ちを探りながら、まだ前のめりでなさそうなら急かすのではなく話し合うことを心がけるのがコツです。
自分達ならどのような結婚生活ができるかをふたりで話しながら楽しいイメージができれば、自然と結婚へと話が向いていくはずですよ。
「結婚したら楽しい」とイメージしてもらう
「彼女なら信頼できる。これ以上の人には出会えない」
「つらいときにも笑顔を絶やさない彼女に心を打たれた」
そんな風に、「パートナーとして支え合っていけそう」と思えるときに男性は結婚を意識するようです。
遠距離恋愛だと結婚して早く一緒に住みたい女性は多いはず。そんな中で彼にプロポーズさせるコツは、いつもニコニコ笑顔でいること! 夫婦になった時、妻に「寂しい、早く帰ってきて」としつこく言われ、いつも暗い顔をしていたら…そんな結婚はしたくないと思いますよね。
「彼女となら、温かい家庭を築いていけそうだな」
「この人とずっと一緒にいたい」
と、彼女の人間性に惚れ込んだのが、プロポーズの理由という男性も多いです。遠距離恋愛でなかなか会えないからこそ、会えたタイミングでたくさんの愛情を伝えて、「この人と結婚したら楽しい」とイメージしてもらうようにしましょう!
遠距離恋愛のコツをつかめば離れていてもきっとうまくいく!
【遠距離恋愛でうまく付き合うコツまとめ】
- 頻度を決めてこまめに連絡する
- お互いに負担になる可能性があるので「ルールはできるだけルーズに」をモットーに、無理にルールなどを決めない
- 疑ったり不安になったりせず相手のことを信用する
- 伝えたいことは言葉にすることを心がける
- 友達と出かけたり自分磨きをするなど、彼に会えない時間も楽しめるようにする
「遠距離恋愛」=「会えない」というイメージで、どうしてもネガティブに考えがちですが、お互いを思いあう気持ちがあれば、距離なんて関係ありません!
「遠距離」にマイナスなイメージを持っていたあなたは、少し角度を変えて考えてみましょう。遠距離恋愛をうまく続けるためには、積極的に将来について話題にすることや、お互いが効率よくデートできる工夫をするなど、お互いの不安を和らげられるような気づかいも大切な要因となるでしょう。
2人の気持ちが前向きになれる目標設定をしておくことで、楽しみながら遠距離恋愛を続けられます。諦めずに相手を信じ、自分を持つことで幸せは訪れるはずですよ。