遠距離恋愛に突入する社会人が話し合うべきこと5選!不安を解消するポイントも解説

環境の変化などにより、遠距離恋愛になってしまう社会人カップルは少なくありません。会いたいときに会えない距離だと、2人の気持ちが離れてしまうのではないかと不安になりますよね。
本記事では、遠距離恋愛に突入する社会人カップルが話し合っておくべきことを5選として解説しつつ、社会人の遠距離恋愛を乗り越える方法について掘り下げています。
目次
社会人の遠距離恋愛は難しい?うまく行っている人はいるの?
社会人の遠距離恋愛は、お互いの気持ちが離れてしまいやすいイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。実際のところ、社会人の遠距離恋愛でうまく行っている人はいるのでしょうか?
遠距離恋愛のハードルは意外と高い
遠距離恋愛となる期間や、カップルそれぞれの人柄などにもよりますが、半年以上の遠距離恋愛の場合そのハードルは高めだと思われます。
もともと寂しがりやで、できるだけ恋人と長い時間一緒にいたいと思う人は、物理的な距離によって寂しさが募り、心が折れやすいです。恋人と会えなくなり、空いてしまった時間をどう過ごせばよいかわからなくなってしまいます。
長い時間会えないことで、相手の恋心が冷めてしまうケースも少なくありません。最初は寂しい、恋しいという気持ちが強くても、時間の経過と共に気持ちが薄れてしまい、恋しい気持ちを思い出せなくなってしまう人も。
遠距離恋愛が破局してしまうケースとしては、
・気持ちが冷めてしまった
・好きな人ができてしまった
という理由から、別れてしまうことが多いようです。
遠距離恋愛から結婚したカップルはいる?
とはいえ、遠距離恋愛を続けながらも愛を育み、結婚に至ったカップルも少なくありません。
関東と九州で遠距離恋愛を続け、1〜2ヶ月に1回会うペースで交際を続け、1年後に結婚したカップルがいます。2年以上の遠距離恋愛を経て結婚に至ったカップルもいるようです。
恋距離遠愛が実ったケースの大きな要因としては、
・お互いを思う気持ちが冷めなかった
・相手を信頼できた
・会う頻度が少なくても我慢できるタイプだった
ということが挙げられます。
一般的な恋愛も同様ですが、信頼できる相手であることは重要なポイントだと思われます。
遠距離恋愛に突入する社会人が話し合うべきこと5選
遠距離恋愛に入ってしまうときは、離れていても絆をしっかり結んでいられるよう、2人の間で気持ちをきちんと確かめ合っておくことが大切です。
ここで、遠距離恋愛に突入する社会人がぜひ話し合っておくべきことを5選として紹介します。
遠距離恋愛に対するお互いの考え方
「遠距離恋愛に対するお互いの考え方」というと、ずいぶん漠然としているように感じるかもしれません。シンプルに、「遠距離恋愛になっても交際を続けていくつもりがあるか」と考えるとわかりやすいです。
遠距離恋愛に突入する際の心づもりは、人によって本当にさまざまです。遠距離でも前向きに交際しようと思う人もいれば、「離れているのは無理」と思う人もいます。遠距離恋愛になると決まったときに、「離れても気持ちが変わらない自信がないから別れよう」と考える人もいるのです。
遠距離恋愛になることが決まったら、まず「それでも交際を続けたい気持ちがあるか」をお互い確認し合いましょう。そこでどちらかが乗り気でないようであれば、辛いけれど「そこまでの付き合いだった」と割り切る必要が出てくるかもしれません。
会う頻度
遠距離になって「いつ会うか」ということでもめてしまわないように、「最低でも月1回は会う」など、会う頻度をあらかじめ決めておくことが望ましいです。海外と日本での遠距離恋愛の場合は、そう簡単に会える距離ではありませんが、国内ならさまざまな交通手段がありますので、意外と行き来しやすいです。
そのときに、できれば「どちらが会いに行くか」を決めておくとよいでしょう。もちろん例外は発生すると思われますが、1回交代にするなど、ルールを決めておくと「いつも自分ばかり行っている」という不満を抱かずにすみます。
毎月共通の口座にお互いが一定金額を入金(貯金)して、どちらかが会いに行くときはその口座のお金を使う、というように決めておくのもひとつの方法です。
連絡を取り合う頻度
「最低でも週3回はテレビ電話をしよう」というように、連絡を取り合う頻度を決めておくことで、なんとなく連絡しなくなる→気持ちが冷めていく ということを防げます。また、どちらかが連絡が来ないことにやきもきする必要がないので、安定した気持ちで遠距離恋愛に臨めます。
できれば、電話などで連絡を取り合う頻度は遠距離恋愛になる前と同じくらいと決めて置くことが望ましいです。距離が遠くても近くても、電話する頻度に関係ありません。むしろ、会う頻度が少ない分連絡を取り合う頻度は多くてもよいでしょう。
ただ、離れていると共通の話題が少なくなってしまうことがあります。近況報告のほかにも、2人で盛り上がれる話題を切らさないように意識したいですね。
恋愛の優先順位
「恋愛の優先順位」とは、例えば「会う約束をしていて別の用事が入ってもキャンセルしないこと」など、交際を順調に進めるためのルール決めのようなものです。
もちろん急な仕事でどうしてもキャンセルせざるを得ないこともあると思われますが、基本的に約束をしたときは約束を優先するように決めておくと、突然の予定変更などでモヤモヤせずに済みます。
けれど、「もしかしたら仕事だと嘘をついて友だちと遊んでいるのかも…」と思ってしまうことがあるかもしれません。だからこそ、遠距離恋愛に突入する際は、信頼できる相手であることがとても重要です。
結婚への意識
これは遠距離恋愛でなくても話し合っておくとよいテーマのひとつです。特に遠距離恋愛の場合は、もしどちらか一方が結婚を踏まえた恋愛を希望しているなら意識のすり合わせをしたいところ。
恋愛のペースは本当に人それぞれですが、遠距離恋愛が終わったときや、今後も遠距離恋愛が続きそうなときなど、タイミングで結婚に踏み出すカップルは少なくありません。
例えば遠距離恋愛が終わったときに、どちらか一方は「これでいよいよ結婚!?」と思っているのに、一方は何も考えていなかったら、せっかく遠距離恋愛が終わったのに考え方のズレからぎくしゃくしてしまう可能性があります。
「結婚は考えていない」とどちらかが思っているならば、遠距離恋愛に入る必要がないと考える人もいると思われます。遠距離恋愛へ突入するのを気に、結婚観について確認できるとよいですね。
社会人の遠距離恋愛で行き詰まった時の解決策3つ
遠距離恋愛がうまくいってない時、どうしたらいいの?というシンプルな疑問に3つの解決法を提示します。
話し合いの場を設ける
真剣に話さなければ、すれ違いはなくなりません。自分たちの価値観にずれが生じていないか話してみましょう。
できれば会って話すことが望ましいですが、難しい場合はビデオ通話など相手の表情がわかる環境で話し合うことをおすすめします。
一旦距離を置く
どうしても解決しない場合は一旦距離を取ってみましょう。もしかしたら時間がお互いの気持ちを考えるいい機会になるかもしれません。また、相手と離れてからこそ、相手の良さをしみじみと気づくことができると思います。
ただ、間が空きすぎてしまうと、遠距離な分気持ちが離れていきやすいです。あまり間を空けすぎずに様子伺いをしてみましょう。
直接会う
どうしても文面や電話では相手の表情が見えにくいもの。相手に直接会ってみることで、今までのイライラや不満の原因がわかるかもしれません。
また、実際に会うことで気持ちの隙間を埋めることができる可能性があります。
遠距離恋愛中の社会人女性がやってしまいがちな失敗5選
遠距離恋愛中、こんなことしていませんか?遠距離恋愛のコツを知る前に自分自身の行動を振り返ってみましょう!
疑ってしまう
「何してるの?」「誰といるの?」など、彼の心配ばかりしていませんか。それは彼からしたら、心配ではなく、疑いになっているかもしれません。
実際に彼の周りの環境、行動がわからないからこそ、彼の行動を疑っていませんか?心配するなら、「仕事遅いけど、身体は大丈夫?」「寒くなってきたけど、風邪引いてないかな?」など、気遣いのある一言が言えると◎
尽くしすぎる
いつも会いに行くときは自分が行く、休みを合わせるのはいつも自分、電話をするのもいつも自分……。尽くしていると感じていなくても、自分から行動することが多く、相手から返ってこなければ、不満が溜まってしまいます。
遠距離恋愛をしていなくても、自分と相手との恋愛における立場のバランスが偏りすぎている、取れていないかもしれない人は遠距離恋愛になった際にその不満が爆発してしまうかもしれません。彼との付き合い方を考えてみましょう。
会いに来てくれることが「あたりまえ」になってしまう
「2.尽くしすぎる」の逆なのですが、彼が会いに来てくれることがあたりまえになっていませんか?忙しい合間をぬって、彼が貴方を想って行動してくれていることに感謝の心を忘れてしまったら、関係性もうまくいかなくなってしまいます。
求めすぎてしまう
遠距離恋愛の時の命綱はLINEなどのコミュニケーションツールですよね。
コロナ禍で、人と会うことが会うことが難しくなってしまい、オンライン飲み会などがスタンダードになってきました。その際にも共通することなのですが、オンラインでの会話、電話を切るタイミングが難しいと話題になっていました。
カップルも同じです。今まで気軽に会うことができていた状況から、遠距離恋愛に変わってしまった際に、電話やLINEなどの頻度がカップル間で変化があるかもしれません。
職場や社会に出てからの変化でライフスタイルも併せて変化しているので、今までのように彼が合わせるのが難しいかもしれません。
電話をするやLINEをする頻度、電話に出てくれる、LINEを返してくれる時間に対して、今まで通り相手が合わせてくれないことに腹を立ててしまうのはNGです。彼に対して求めすぎてしまうのも、彼の負担になっているかもしれません。
結婚にむけて焦りすぎる
自分自身が社会人であった際に、彼だけではなく、自分自身も転勤の可能性が出てきてしまう可能性があります。
女性の社会進出に伴って、今の仕事を思い切って辞めて、転勤についていくのは、なかなか今のご時世難しい部分があります。そうしたお互いの状況にゴールが見えない状態で、付き合いつづけるからこそ、不安や不満が溜まっていることもあるでしょう。
先走って、結婚へのプレッシャーを彼に与えすぎるのは彼の負担になってしまうこともあるため、言動や行動を起こす前に立ち止まって考えてみましょう。
社会人の遠距離恋愛はお互いの気持ち次第で愛を深められる
社会人が遠距離恋愛で愛を育むのは簡単なことではないかもしれません。けれど、実際に遠距離恋愛を実らせてゴールインしたカップルもいます。きちんと話し合った上で前向きに向き合えれば、きっとよい交際を継続できるはず。
距離に負けない恋を添い遂げるためにも、お互いの気持ちや心構えを話し合い、不安なく遠距離恋愛に臨めるとよいですね。
以下のページでも、遠距離恋愛について取り上げています。
辛い遠距離恋愛を乗り越える方法について詳しく解説していますので、ぜひこちらの記事もご覧になってみてくださいね。