彼氏なのにめんどくさいと思うのはなぜ?男女の視点から見る向き合い方
お互いが好きでお付き合いしたのに、彼氏や彼女をめんどくさいと思ってしまうのはなぜなのでしょうか。
めんどくさいという気持ちを解消するためには、どちらか一方に向けて改善を求めるのではなく、互いの心がけが大事です。
ここでは彼氏をめんどくさいと感じる女性、また彼氏にめんどくさいと言われた女性に向けて、どのような心掛け&行動が関係修復に役立つかを紹介します。
目次
彼氏or彼女をめんどくさいと感じるポイント
彼氏や彼女がめんどくさいと感じてしまうのは、主にどのような言葉や行動なのか気になりますよね。
ここでは恋人との距離が離れる前に気を付けておきたい、めんどくさいと感じてしまう4つのポイントを紹介します。
電話やLINEがマメすぎる
彼氏または彼女がめんどくさいと感じるポイントは「連絡がマメすぎる」行動にあります。
付き合いたては相手のことが知りたくて、つい連絡が頻繁になるのはよくあることです。
しかし、お付き合いが続いても電話やLINEの頻度が多いままなのは注意すべきポイント!
1人の時間や友人といる時間を満喫しているなかでも相手から大量の連絡があると、次第に恋人に支配されている感覚に襲われて窮屈に感じてしまいます。
愛情をストレートに表現するのは大切なことですが、それを連絡の頻度で表現する彼氏彼女は、相手から「めんどくさい」と思われがちです。
何かと口うるさい性格
新しいことにチャレンジしようとしているときに、「それはやめたほうがいいよ」と頭ごなしに否定する。
友人関係や仕事のことにに口出しをするなど、お節介がすぎる。
こんな行動は、たとえ相手のためを思っての行動だったとしても、反抗期の子供が母親をうるさく感じるようにわずらわしく思えるもの。
なかには好きな人の世話を焼きたい性格の人や、好きな人には世話を焼かれたい性格の人もいますが、相手にとってベストな距離感を見誤らないよう気をつけてくださいね。
束縛が強い性格
先程電話やLINEがマメな人を例に挙げたように、束縛の強い性格は徐々に相手を窮屈に感じさせます。
束縛が強くなってしまうのは、恋人に浮気されないか心配に感じたり愛されている自信がなくて不安になったりと、相手への不安や自己肯定感の低さが原因です。
彼氏の束縛がきつすぎる、反対に自分がついつい彼氏を束縛してしまう…なんて場合には、束縛の原因にきちんと向き合って、時には恋人と話し合うことも大切ですよ。
自分を優先してほしいアピール
仕事は生活をする上で重要な事柄ですし、友人関係を良好に保つことはその人の自信やコミュニケーションに必要な行為。
恋人と少しでも長く一緒にいたい気持ちは当然ですが、場合によっては恋人以外を優先しなければいけないときがあります。
しかし、中には相手の気持ちや付き合いを全くおかまいなしに「何で一緒にいてくれないの?」とダダをこねてしまう人も。
最初は可愛いワガママだと思うかもしれませんが、何回も続けば我慢の限界です。
次第に、「一緒にいたい気持ちが強すぎること」が原因で喧嘩になったり愛情が薄れたりしてしまうことも少なくありません。
めんどくさい彼氏の特徴
彼氏のことがめんどくさく感じてしまうことってたまにありますよね。
どんなに大好きな彼氏でも一緒に過ごす時間が増えたり、長年付き合っているとどうしてもめんどくさく感じてしまうことがあります。
みなさんはどんなところをめんどくさく感じたことがありますか?
ここからはめんどくさい彼氏の特徴について見ていきたいと思います。
自分の彼氏が当てはまっていないかチェックしてみてください。
他人に合わせることができない
彼氏が他人に合わせることができない人だった場合、どうしても自分が彼氏に合わせてあげないといけなくなりますよね。
たまに合わせるくらいだったら許容できたり我慢できたりするかもしれませんが、
いつも彼に合わせたデートプランだったりすると自分の思うようにいかなくてめんどくさく感じることも。
また、彼氏が自分の価値観を押し付けてくることがあると疲れてしまいますよね。
恋人でいるにも結婚して夫婦になったとしても価値観の押し付け合いは厳禁です。
交際中にしっかり話し合える関係を作っておきましょう。
ネガティブ思考が強い
彼氏がすぐにネガティブ思考になってしまうのでその度にフォローをしてあげないといけなくなってめんどくさく感じたことはありませんか?
ネガティブ思考が強い彼氏だと些細なことで元気をなくしてしまうので一緒にいても気をつけないといけないことが沢山あってめんどくさく感じてしまいますよね。
ネガティブ思考になりやすい性格を急に変えることは難しいかもしれませんが、ポジティブ思考になってもらえるように普段から言葉に出して彼氏のことを褒めてみたりしてみましょう。
自分の意見が第一だと思っている
自分の意見が第一と思っている彼氏だとなにかトラブルが起こった時に話し合いがうまく進まないことがあります。
自分の意見が第一な彼氏だと喧嘩した時にいつも彼女側が折れないといけなくなったりしてめんどくさく感じてしまいますよね。
彼氏の意見ばかり重視するようになると次第にめんどくさく感じたり、付き合っていて疲れてしまいます。
めんどくさい彼氏への対処法
お付き合いを続ける中で、彼氏にめんどくさいと感じることが増えたら、2人の関係性を一度見直してみてください。
これまでとは違う言動を心がけることで、彼氏もめんどくさいと思われていることに気づいてくれるかもしれません。
ここでは、めんどくさい彼氏と今後も良好な関係を築くために大切な、3つの対処法をお教えします。
忙しい理由をアピールする
プライベートもしっかり充実させたいという女性にとって、いつでも一緒にいたいと束縛する彼氏といるのは辛いはず。
一緒にいない理由を問い詰められるのがめんどくさくて理由をうやむやにして避けていると、彼氏が不安に感じるだけでなく最悪浮気を疑うこともあります。
一緒にいられないことへの理由をきちんと話し、不安を解消させるのがめんどくさい彼氏に有効な対処法です。
また説明する時は「友人と〇〇に行く予定を立ててたの」と話し、きちんと誰とどのようなことをするのか話すことが大切。
正直めちゃくちゃ面倒な行為ですが、相手のことを愛しているならしっかりとアピールをしてくださいね。
彼氏を褒めてあげる
彼氏がめんどくさいと感じる行動を取るのは、彼女の行動や言葉に対して物足りなさを覚えているからかもしれません。
男性はプライドの高い性質を持っており、褒められたり認められたりするのが大好きです。
つまり、男性のプライドを刺激してあげることが、彼氏の心を満たしてあげるポイントということです。
日頃から彼氏の性格や行動を評価してこなかったという彼女は、彼氏の長所や頑張りを認めて褒めてあげてください。
次第に彼女に対する執着が薄れていき、めんどくさいと感じる行動をしてこなくなるかもしれません。
きちんと自分の気持ちを伝える
めんどくさいと感じる彼氏に上記のような対処法を実践しても、まだ彼氏の気持ちや行動が変わらない時は少し踏み込んだ対処法が有効です。
彼氏も大人ですからきっと彼女の気持ちは理解しているはずなのに、変化が見られないのは彼女に対する甘えの気持ちが強いからかもしれません。
めんどくさいとは言いながらも結局許してくれる、そんな彼女の行動に余裕を感じているのです。
このような彼氏にはストレートに「このままだと別れるかもしれない」と気持ちを伝えて、しっかり問題に向き合ってもらいましょう。
彼氏にめんどくさいと言われた時の対処法
彼氏がめんどくさいと感じる女性がいる一方で、逆に彼氏から「めんどくさい」と言われてしまう女性もいます。
言われた時は大きなショックを受けますが、彼氏がこのようなセリフを吐くのは彼女に大きな理由があるからです。
このまま彼氏と不仲になってしまわないためにも、自分自身を見つめなおして行動を取りたいところ。
そこでここでは、彼氏にめんどくさいと言われた際に彼女が取るべき3つの対処法を紹介します。
距離を置く
男性は恋をしても今まで通り仕事や友人とも平等な関係性を築くのに対して、女性は恋をすると大切な友人よりも恋人を優先してしまう傾向にあります。
このような優先度の違いは、昔からの男女の役割のなごりや心理の違いなどが関係としていると言われ、話し合っても中々解消できない問題です。
では、どのような対処法をすれば良いのか、それは距離を置いてみることです。
今まで週に1回会う関係性だったのであれば、2週間や3週間に1回に頻度を置いてみてください。
また電話やLINEの頻度も控えめにして、それぞれ恋愛と離れた生活を過ごしてみると、新たな発見があるかもしれません。
今までは頻繁に会い過ぎてお互いをないがしろにしていたとしたら、距離を取ることはお互いの大切さを感じるきっかけです。
彼氏も当初は仕事や友人との遊びに夢中になっていても、彼女のことを考える時間が増えてくるかもしれません。
また1回距離を置いてみて2人に適切な距離感が分かれば、以前のようにめんどくさいと言われることも少なくなるはずです。
世話を焼きすぎない
これまで彼氏のためにと思ってした行動も、彼氏が言わなかっただけで実は余計なおせっかいだったとしたら…。
彼氏が「めんどくさい」とつい愚痴をこぼしてしまうのは、仕方のないことかもしれません。
親子なら子供への心配で口うるさくお節介をするのは分かりますが、恋人同士であればお互い大人ですし、ある程度のリスクや心配を抱えながらも、あえて物事に取り組もうとしていることも十分考えられます。
また恋人とは言えども兄妹や両親でなくお互い他人同士であることを念頭に、プライベートの行動や人付き合いにはあまり口を出さないことが正解です。
彼氏の意見をきちんと聞く
コミュニケーション能力が高く自分の気持ちをきちんと言語化できる女性に比べて、男性は自分の気持ちを口にするのが苦手な方が多いように思えます。
そのため、長年降り積もっていた言わない不満が爆発して、めんどくさいというような言葉で表現したのかもしれません。
あなたがイラっとしたとき、まず真っ先にするべきことは、どうして彼氏にそこまでイライラしているのか、その理由を知ることです。
- なにに
- どうして
- どこまで
イライラしているのかを具体的に考えていくと、気持ちが落ち着いていき、イライラを軽減することができます。
もしかしたらそのイライラ、自分が原因だったり、イライラするほどのことじゃなかったりしませんか。理由をあなたの中ではっきり知ることで、「漠然としたイライラ」から解放されていくはずです。
どうして、どんな理由で腹が立っているのかを知ることが大事です。あなたのイライラの本当の理由が分かれば、彼氏さんだって、それへの対処をすることもできます。
あなたがイライラする理由をしっかり考えて、心のなかで自問自答する時間を作るだけで、自然と「もしかして、彼氏のせいじゃないかも」と、イライラする回数も減るはずですよ。
イライラをため込むことなく、信頼できる人に相談して
あなたのその「イライラの原因」、本当に「相手に対してイライラするようなこと」でしょうか。あなたが心にため込んだ今までの思いのせいで、余計なことでうっ憤をため込んでいませんか。
我慢してイライラを溜め続けると、ストレスが原因の病気になってしまうことも……。適度にストレス解消するようにしてください。
イライラして、彼氏にあたってしまう前に一度ぐっと我慢し、友人や知り合いに相談してみるのがストレス解消にいい方法です。
客観的な目線からアドバイスしてもらうことで、あなたの主観的な思いを一度見直すことができます。「相談」というワンクッションは意外と大事で、うちにとどめておくよりも、アウトプットすることによって気持ちが落ち着いてくるんですよ。
相談する相手は、しっかり選ぶようにしましょう。誰でもいいから話を聞いて!というスタンスでは、思わぬところに話が飛び火してしまう可能性もあります。あなたの信頼できる友人や、親、兄弟などに相談するようにしてみましょう。
なによりも、あなたに共感してくれる人に話すことが大事です。逆に、愚痴った時に反論されたり、あれやこれやと言ってくる人に相談すると逆効果。よりいっそうイライラが募ってしまいます……。
イライラをぶつける前に、深呼吸してリラックスしてみて
彼氏さんにイライラをしたなら、心を静めるようにすることも大事です。いちど彼氏婦喧嘩をして発散することも効果的ですが、あなた自身の「一人の時間」を持つことで、相手のことをしっかり考えられるようになります。
毎日の彼氏婦喧嘩は、売り言葉に買い言葉になってしまい、最終的には不毛な争いに発展していきます。「ちょっとだけ言わせて」のつもりでも、結局は喧嘩がヒートアップしてしまい、最終的には相手を傷つけるような言葉を言ってしまうかもしれません。
どうしても、毎日のイライラの積み重ねが大きなケンカを引き起こしてしまいます。それより前に、リフレッシュをすることが大事!
イライラした気持ちは嫌味としてぶつけるのではなく、1人になれる時間や空間を作り、リラックスするようにしましょう。
彼氏にイライラする時はとにかく顔を合わせず、ひとりになるのが1番です。もし彼氏さんが家にいる時は、用事があるフリをしてでも外出して、とにかく一緒にいる時間をなるべく減らしてみて。
一度、外に出て気持ちを落ち着かせると、今までイライラしていたのは何だったのかと思うぐらいリラックスできますよ。
溜めていた家事をすることで意外とスッキリする!
イライラしたときに意外に効果的なのが、単純な作業を行うこと。「家事」は、確かに面倒な時もありますが、比較的単純作業やルーティーンも多いことがほとんど。
単純作業をしていると、心が落ち着いてきます。だからこそ、家事は気持ちを切り替えるのに、とても効果的なんですよ。
例えば、「皿洗い」や「洗濯物を干す」「洗ったものをたたむ」など、単純作業の連続の家事を行ってみましょう。家事をやり終えた頃には、スッキリした気分になっているかもしれません!
洗濯や皿洗い、掃除などは「綺麗にする」という作業ですから、イライラや嫌なストレスも一緒に水に流せるのです。しかも、頭を使う必要もなし!いつの間にか、気持ちが落ち着いて、イライラしていた感情がどこかにいっているかもしれませんよ。
アウトプットとして、イライラを紙に書きだしてみる
- 「そうは言っても、あんまり外に出られる機会もない……」
- 「友達も忙しくって……」
そんな女性もいると思います。そんな時は、イライラしたことを、紙に書き出してみてください!
綺麗に書くことはありません。殴り書きでOK。チラシの裏でも構いません。とにかく、なににイライラしているのか、どうしてイライラしているのか、すべてを吐き出す気持ちで紙に書いてください。
そうすると、あなたの心の中にいる黒い気持ちを吐き出すことができます。気持ちを外出すことで、あなた自身も冷静になれます。漠然とした思いがはっきりとしてきて、何にイライラしていたのかが分かります。
あなたの思いを、彼氏さんに伝えることもとても大事です。その時感情的にならないためにもこの方法は非常に有効。冷静な気持ちになれます。後日、彼との話し合いをするとき、あなたの気持ちを落ち着いてうまく伝えられるようになります。
彼氏をめんどくさいと感じたら別れの前に実践すべきことがある
彼氏のめんどくさい行動に疲れてしまったら、男性心理をうまく生かして関係修復に取り組むべきです。実は、喧嘩は些細なことなのかもしれません。どんなに見た目がおじさんになっても、結局男って、いつまでも子供なんですよ。どうしてもイライラが治まらない時は、「大きな子供が1人増えた!」くらいに思うようにしてみましょう。
初めは小さなイライラでも、それがどんどん積み重なっていって、最終的には「彼氏と結婚しなければよかった」「もう彼と同じ空気も吸いたくない」なんていうふうに、彼氏との関係が大きく決裂してしまうことも少なくありません。
彼氏が普段から何も言わないからと勝手に彼氏の気持ちを想像してしまうのはやめて、面倒でもきちんと彼氏の気持ちを確認してみてください。
一人の時は気楽で良い面もあったけれど、楽しい会話が出来るのも、テレビを見て笑いあえるのも、ケンカができるのも。あなたが彼氏さんと一緒にいるから、ですよね。今まで知らなかった彼氏の気持ちを知るきっかけになるだけではなく、彼氏が話しやすい環境を作ることでお互いが対等な関係性を築けるようになりますよ。
また彼氏からめんどくさいと言われてもネガティブに捉えず、2人の関係を良好するヒントになるとポジティブに考えて適切な行動をしてみてください。考え方を変えるだけで、意外とすんなりあなたのイライラも減っていくかもしれません。
今回紹介した対処法、ぜひ試してみてくださいね!