バツイチの再婚はやっぱり大変?バツイチで再婚したい方が知っておきたい婚活事情
現代の日本は、新たな家族の形や婚姻の形を模索しています。なかでも、ネガティブなテーマである離婚は、いま、それほど珍しいことではなくなりました。
ですから、離婚していても、再び結婚を目指すための婚活もそう珍しいものではなくなっているのです。ただ、バツイチであることを気にして、次の恋愛に動きだせない方が多いのも事実。
ですが、心配しないでください。離婚したんだからもう恋愛も結婚も向いていないというわけではありません。
この記事では、新しい恋愛・再婚に向けて、婚活する前に知っておきたいポイントについて紹介します。バツイチ再婚を考えているならば、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
周囲から見たバツイチの人の印象は?
今の日本は、2分に1組が離婚をする時代になったといわれています。実は私自身も、夫がバツイチで、私とは2度目の結婚でした。
しかし、バツイチの人にとっては「一度離婚していると次の結婚は難しいのでは…」と思うかもしれません。バツイチの人は周りからどのような印象を与えているのか、実際のデータを参考にしてみましょう。
株式会社IBJが「結婚相手の理想の婚姻歴」をリサーチ(株式会社IBJ「結婚相手の理想の婚姻歴」)したデータがあります。
これによれば、男性の45.1%、女性の45.2%が「初婚にこだわる」と回答しています。
その一方で、男女共に53.2%が「再婚でもOK」もしくは「婚姻歴は気にしない」と回答しているのです。このデータから、結婚相手がバツイチであっても問題ないと考える人が多数派であることがわかります。
バツイチであることにこだわる人は少ないため、バツイチだからといって次の恋愛や結婚を諦めるのはまだ早いですよ。
なぜ?「バツイチの再婚が難しい」と言われる理由
実際にはバツイチでも再婚の可能性があるのに、巷では「バツイチだと彼氏や彼女を作りにくい……」「バツイチは恋愛対象外になる」というような声を耳にすることも多いですよね。
なぜバツイチだと再婚が難しいという印象が根強く残っているのでしょうか?ここでは、バツイチの再婚が難しいと思われる理由について解説します。
世間的にマイナスなイメージがある
バツイチの人を最も苦しめるのは、世間が感じるバツイチのイメージでしょう。
必ずしもバツイチの人のイメージが悪いわけではありませんが、離婚をすると周囲に良くない印象を与える傾向にあるのは事実です。
例えたくさんの魅力がある人であっても「バツイチということは、過去の結婚生活で何かしらのトラブルがあったのか」と相手に誤解されてしまう可能性があります。
そのため、実際は相手の不倫や性格の不一致などが理由で離婚をしたとしても、バツイチというだけで敬遠されてしまいがちなのです。
特に、初婚を求める人も多い婚活市場においては、バツイチであると知っただけでお断りされてしまう悲しいケースもあります。
ただし、このようなマイナスイメージを持つ人々はいるものの、全員が敬遠しているわけではないことも頭に置いておきましょう。
再婚のための自信がない
バツイチで再婚をした夫によると「結婚するのは簡単だけど、離婚するのはその何倍も大変だった」ということでした。
籍を抜いたり引っ越しをしたりという物理的な大変さもありますが、やはり何よりも大変だったのは離婚による精神的な負担だったとのこと。
離婚の話し合いをしている期間に精神がすり減ってしまったり、離婚後は女性不信に落ち入ってしまったりしたのだそうです。
一度は愛した人と別れを決めるには覚悟がいるものです。また、離婚による話し合いなどで深く心に傷を負ってしまうこともあるはず。
結婚や離婚で辛い思いをした人も多いバツイチの方は、このような理由から「再婚してまた失敗したらどうしよう」という不安に駆られてしまうことでしょう。
バツイチの人が再婚が難しいとされるのは、新たな恋や再婚について前向きな気持ちになれずなかなか次の一歩が踏み出せないのも理由のひとつだと言えます。
どちらかに子供が居れば再婚のハードルは上がる
私の夫だけではなく、友人や知人にもバツイチながら再婚をしたカップルは大勢います。しかし、再婚をした人達に共通するのは、離婚前に子どもがいなかったカップルです。
バツイチで子供のいる女性と再婚を考える男性は、新しい妻だけでなく子供ごと背負わなければならないという使命感から、大きなプレッシャーを感じることも多いでしょう。
また、バツイチでこ子供のいる男性と再婚する女性は、他人の子どもを育てるという精神的な不安が大きくなることも考えられます。
また、前の夫や妻のことは忘れられても、子どものことは忘れられないという理由で再婚に踏み切れないという人も大勢います。
実際に私の元恋人もそうでした。男女問わず、離婚相手との子供がいる人手と未来を築くのは、責任と不安が伴うものなのです。
しかし、バツイチの人に対してすべての人が再婚が難しいと思っているわけではありません。
下記の記事ではバツイチの人に対する周囲の好意的な意見も紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
離婚の悲しみを乗り越え、バツイチの人が再婚したくなった理由・きっかけ
離婚した当初は精神的なストレスやショックから「もう二度と結婚なんてウンザリ」と思っている人がほとんどです。
しかし、時が経つにつれて「恋愛をしてもいいかもしれない」「再婚するのもありかもしれない」と思えるバツイチさんも増えています。
バツイチの人達はどのようなタイミングで離婚の悲しみを乗り越え、再婚をしたいと思うようになったのでしょうか。
ここでは、バツイチの人が再婚を考えるようになった理由やきっかけについて解説します。
離婚の傷が癒え、前向きに考えられるようになった
離婚をすると子どものことや将来のこと、幸せだった過去のことなど、心の傷は確実に残ってしまうものです。
バツイチの人の中には、離婚で受けた心の傷が深いため次の恋愛になかなか前に歩き出せないという人も多いことでしょう。
しかし、離婚をした時は「再婚は諦めている」と思っていても、時間が流れるにつれて自分の心に整理がついたり、離婚後の新たな生活にも慣れが出てきたりするものです。
離婚の傷が癒えてくると、気持ちにも体力にも『余裕』が生まれます。
バツイチの人は離婚の傷が癒えて気持ちに余裕が生まれると共に、新たな恋愛や再婚を視野に入れるようになるのです。
子供が成長した
母子家庭や父子家庭で子育てに励んでいるバツイチさんによくあるパターンが、子供が成長したことをきっかけに、新たな恋愛や再婚を意識するというものです。
お子さんが小さい時に離婚したバツイチの人の場合、仕事と家事に子育てと手一杯で、新たな恋に踏み出す余裕がないことでしょう。
また、自分の再婚によって子どもが新しい夫や妻と関係をうまく築けるのかが不安で、新たな恋に踏み出せない場合もあります。
しかし、子供が成長をすれば子供に手がかかりっきりという状況も減り、自分自身の将来について考える時間が生まれるものです。
また、大学入学や社会人になるタイミングで一人暮らしを始めるお子さんが多く、自分自身の時間が増えたからというきっかけで再婚を考えるバツイチさんもいます。
さらに、成長したお子さんが親の再婚に理解を示しはじめた時も、新たな家庭を持つタイミングです。
自分の将来を強く意識するようになった
バツイチさんの中には、今後の人生を考えた際に1人で生きていくことに不安を抱えている人が多くいます。
今現在は健康で職についていたとしても、1人では将来病気やケガで働けなくなった時に大きな恐怖を感じるのではないでしょうか。
また、子供が独立をした後の長い人生で1人きりという孤独に耐えきれないからという理由で、新たな恋や再婚を考え始めるバツイチさんもいます。
自分の将来を意識した時にパートナーや恋人がそばにいて欲しいという気持ちが芽生えたタイミングに、バツイチさんは再婚をしたいと思うのでしょう。
バツイチさんが上手に恋愛するための方法
現在の日本では、バツイチの人が再婚をしたとしても偏見が少なくなっている時代です。
とはいえ、一昔前はお相手がバツイチは嫌、またはお相手の親がバツイチを敬遠するという話もありました。このような風潮は一部であってもまだ完全に消えたというわけではないのです。
そのため、これから次の恋愛に踏み出そうと決めたバツイチさんや、再婚を視野にお付き合いしているというバツイチさんにとっては、バツイチであることをどう相手に伝えるかが大事になってきます。
そこでここでは、再婚を考えるバツイチさんに向けて恋人との過ごし方や気持ちの伝え方のコツを伝授しましょう。
元夫・元妻に対する未練がないことを伝える
バツイチさんにとっては、元夫や元妻に対する気持ちはないと思えても、相手にとっては元夫や元妻の存在の存在が気になってしまうものです。
これは私もそうでした。やはり、2回目の結婚というのは、バツイチの相手である私にとってもどこかプレッシャーを感じるものでした。
自分がバツイチだと知ってお付き合いをしているという場合、相手はバツイチに対する偏見を持っていなくても離婚後の相手との関係は多少知っておきたいもの。
バツイチだと知ってお付き合いをしているからこそ、相手に不安を与えないためにも元夫や元妻に関することはしっかりと伝えておくべきです。
例えば
- 離婚の理由
- 離婚時の慰謝料
- 毎月の養育費
- 子供との面会ペース
など、離婚に至った経緯や離婚後の元夫や元妻との関係性をきちんと話すことで、相手は安心してあなたとお付き合いできることでしょう。
また、自身の離婚について親身になってくれる人に話すということは、自分自身にとっても悪いことではありません。
相手に話すことで離婚時や離婚後の悲しみや辛い感情を自分一人で背負う必要がなくなり、相手との向き合い方もより良い方向に向かうはずです。
恋愛に関して自分から動き出す
バツイチさんは過去の離婚の経験から、恋愛自体を諦めてしまっているまたは今は恋愛するべきではないと決めつけてしまいがちです。
そのため、リアルで出会いのチャンスが複数あったとしても、自分自身からチャンスを逃している……なんてケースも少なくありません。
バツイチさんが新たな恋愛を始めるためには、バツイチであることに気負わず自分から一歩動き出すことが大切です。
「離婚をしているから」「バツイチだから」などの後ろ向きになる気持ちを捨て、自分自身から恋愛に積極的になることで新たな恋愛や再婚のチャンスを掴めますよ。
子供がいる人は事前に恋愛や結婚について話し合う
新たな恋愛や再婚を考えているバツイチさんでも、お子さんがいる人は恋愛は難しいと考えるかもしれません。
しかし、再婚をしても良好な親子関係を築けている子持ちのバツイチさんも多くいるのは知っているはず。
このような人達は、お子さんにきちんと自分の気持ちを伝えたり再婚について話し合ったりしているケースがほとんどです。
現在子持ちのバツイチだけど恋愛や再婚を考えているのであれば、恋愛や再婚について話し合うお時間を設けてみましょう。
- 自分がなぜ恋愛や再婚をしたいと考えているのか
- 親の恋愛や再婚についてお子さんはどう思っているか
- お付き合いや再婚後の相手とお子さんの付き合い方
などをしっかり話し、お子さんの気持ちを理解したうえで恋愛や再婚について改めて考えることが必要です。
再婚したいバツイチさんにおすすめな婚活方法
次の恋愛や再婚を考えているバツイチさんにとって、どのような婚活をすればいいか分からないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこでここからは、バツイチさんでも気軽に婚活できる方法についてお教えします。
再婚専門の結婚相談所
日本古来の婚活方法として知られる結婚相談所ですが、近年では再婚専門の結婚相談所も続々と生まれています。
再婚専門の結婚相談所は、離婚歴のあるバツイチさんまたはバツイチさんに理解のある方のみ入会できるため、バツイチさんでも恋愛を始めやすくおすすめです。
再婚専門であっても一般的な結婚相談所と同じく、お相手検索やお見合いの流れは大きな違いはありません。
また、実際に離婚歴がある担当カウンセラーさんなどが所属しているところもあり、再婚への不安や疑問を親身になって相談できるのも再婚結婚相談所のメリットです。
婚活パーティー
自治体や企業が開催する婚活パーティーは、さまざまなテーマのイベントが開催されています。
バツイチさん限定や再婚を考えている人向けの婚活パーティーも開催されているため、バツイチさんでも参加しやすいのがメリットです。
また婚活パーティーは基本的に参加費のみで、結婚相談所のように入会費や月額料などの費用はかかりません。
婚活費用をあまりかけられないというバツイチさんでも、婚活パーティーであればリーズナブルに婚活できておすすめですよ。
マッチングアプリ
スマホやPCがあればいつでも婚活できるマッチングアプリは、近年利用者数が飛躍的に増えている婚活方法です。
マッチングアプリのプロフィールは離婚歴や子供の有無を事前に登録できるため、わざわざバツイチであると相手に伝える必要なくスムーズに婚活ができます。
また、相手もマッチングアプリのプロフィールを見たうえでコンタクトを取るべきか判断ができるため、バツイチでも理解がある方と知り合いやすいのがポイント。
仕事や育児で忙しく婚活ができないというバツイチさんも、いつでもどこでも婚活可能なマッチングアプリなら気軽に婚活できますよ。
バツイチはただの経験値!バツイチの再婚を難しく考えないで
世間的なイメージから、バツイチの再婚は難しいと思い込んでいる人は多いはずです。その世間のイメージを痛々しいほど感じているからこそ、自ら再婚は難しいと決めつけてしまうのが、再婚が難しくなる一番の原因だと言われています。
バツイチで子供が居るケースは、確かに再婚は難しいこともあるでしょう。しかし、絶望することはありません。バツイチであっても、十分に再婚できるチャンスはあるからです。
今回紹介した再婚のタイミングや、バツイチが上手に恋愛するためのポイントを参考にして、ゆっくり、焦らず、あなたらしい幸せを掴んでくださいね。
つらい闇の先には、きっと幸せが待っているはずです。
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