ファスティングは回復食が要!おすすめの回復食を詳しく解説
ファスティングは、ダイエット効果があるのはもちろん内蔵機能を休めてリセットできるなど、美容と健康にさまざまなよい効果が期待できます。
しかしファスティングは断食をすればよいというわけではありません。体に負担をかけず美容と健康によい効果を得るには、ファスティング後の回復食がとても重要です。
こちらでは、ファスティング後の回復食について幅広く解説していきます。
目次
ファスティングとは?
ファスティング(Fasting)とは、断食のことを表します。一定期間食べ物または特定のものを食べない方法です。ファスティングには数日間固形物を食べないものから1日の食事回数を減らすものまで方法はさまざま。
内臓を休ませてあげることを目的として、通常消化に使われるエネルギーを他に分けるような役割もあります。最近では、ダイエットの1つの方法としてファスティングに挑戦する方も多いです。短期間の間にダイエットを成功させたい方や、胃腸状態を改善させたい方にはとくにおすすめです。
ただ、ファスティングをする方のなかには食欲に負けてしまう方もいます。今回は、ファスティングの効果やおすすめ回復食を通して、ファスティングを行うメリットをお伝えます。
ファスティングに期待できる5つの効果
ファスティングには、大きく5つの効果があります。詳細は次の通りです。
- ダイエット効果(脂肪燃焼)
- 消化機能を休ませて腸内環境のリセット
- デトックス効果(便秘の改善)
- 美肌効果
- 基礎代謝が上がる
各効果の詳細をまとめました。
ダイエット効果(脂肪燃焼)
ファスティングで期待できる1つ目の効果は、ダイエット効果です。ファスティングをすると、食べ物から摂取していた糖分などのエネルギーが取れなくなります。そのため、脂肪を燃焼させてエネルギーにすることで結果的に体脂肪の減少に繋がります。
体脂肪が減少されれば、体脂肪率が下がったり体重が減ったりする可能性が高いです。ファスティングをするだけで、自分の理想の体型に近づけるのはかなり大きなメリットともいえます。
また、ファスティングをすることで日頃の食べすぎ・暴飲暴食などを改善する良いきっかけにもなります。しあ菌食べ過ぎが気になる方や、体重を落としたい方にはとくにおすすめです。
消化機能を休ませて腸内環境のリセット
ファスティングで期待できる2つ目の効果は、消化機能を休ませることによって腸内環境をリセットできることです。ファスティングは、食べ物の摂取機会がかなり減ります。通常よりも食事の回数や量がかなり制限されるため、消化機能を休ませることが可能です。
食べる機会が多いと、その分胃腸は動き続けます。普段食事の回数が多かったり夜中に大量の食べ物を食べたりしたときに、胃腸の疲れを感じた方もいると思います。ファスティングをすると、臓器を休めさせることが可能です。腸内環境をリセットさせれば、普段の食事スタイルで乱れた環境を改善できます。
また、ファスティングは食生活の改善にもつながる重要なものです。味の濃いものや刺激が強いものを普段から食べていると、その味に慣れてしまいます。ファスティングをすることによって、味覚がリセットされて食生活を改善することも可能です。
デトックス効果(便秘の改善)
ファスティングで期待できる3つ目の効果は、デトックス効果です。ファスティングを行って胃腸などの臓器を休ませることで、エネルギーが他の臓器にも十分使われてるようになります。今まで体内に溜まっていた老廃物や毒素が排出される効果を高めることが可能です。
また、ファスティングをすることで消化機能にエネルギーが使われなくなります。そのため、身体を十分休ませることにも繋がっていき、より深い睡眠をとることも可能です。
美肌効果
ファスティングで期待できる4つ目の効果は、美肌効果です。食事の中に含まれていた添加物などを摂取する機会が無くなります。身体によってはあまりよくないものを摂取する機会を大幅に減らすことで、美肌効果が期待できます。
また、ファスティングをすることで体内に溜まっていた老廃物が排出されます。腸内環境は、肌状態にもつながってくる重要な部分です。ファスティングで腸内環境を整えれば、美肌効果が十分期待できます。
基礎代謝が上がる
ファスティングで期待できる5つ目の効果は、基礎代謝が上がることです。一見食事をとっていないと基礎代謝が下がるイメージを持たれる方は多くいますが、じつは基礎代謝UPも期待できます。ファスティングをすることで体脂肪がエネルギーとして使われます。ホルモンの動きによって、基礎代謝量を増やすことが可能です。
また、ファスティングは免疫力の向上にも効果的です。体内の白血球の活動が活発になることによって、免疫力UPが期待できます。免疫力を上げたい方にも、おすすめです。
ファスティングの回復食はとても重要!
ファスティング後にすぐ通常食に戻してしまうと、胃や腸など内臓に負担をかけるほか、一気に栄養やカロリーを吸収してしまうので、せっかくのダイエット効果が半減してしまいます。
ファスティング後の回復食は、体にやさしく消化のよいものをいただくのがポイントです。
少しずつ通常食に戻すための回復食
回復食とは、ファスティング後に通常色へ戻していくために摂る食事のことです。
回復食では体に負担をかけないものを摂り入れながら、少しずつ通常食に戻していくことで、胃が小さくなった状態を維持しやすくなります。
そのため少量でも満腹感を得ることができ、ファスティング前よりもダイエット向けの体質を維持することができます。
液体から徐々に固形物にシフトしていく
ファスティング後の回復食1食目は、だし汁などのスープから始めるのがベストです。具を柔らかく煮た野菜スープでもOKですが、できるだけ消化で体に負担をかけたくないという人はポタージュにしてもよいと思います。
2食目は重湯など消化のよい固形物にしてもよいですし、引き続きスープでもOK。その後は重湯からおかゆへ、野菜中心の和食へ…というように固形物にシフトしていきます。
後にご紹介しますが、回復食の1食目に「スッキリ大根」で腸までしっかりデトックスするのもおすすめです。
添加物やジャンクフードはできるだけ避けて
ファスティング中はほぼ何も食べていない状態ですから、回復食でいただいた食事をハイペースで吸収します。できるだけ食品添加物の含まれていない食事が望ましいですし、体にやさしい食事を摂りましょう。
例えば、回復食でスープがよいからといってお湯を注ぐだけのインスタントスープを摂ることはおすすめできません。回復食1食目に体にやさしいものを摂ったからといって、ランチにファーストフードを食べるのもNGです。
ファスティング後の2〜3日は、食品添加物の少ない食事を摂るように心がけたいですね。飲むものにも気を付けたいものです。美容にはかかすことのできないゲルマニウムやシリカといった希少ミネラルをとることで、より美しさがアップします。
おすすめなのが、「大分日田天領水」です。
大分県日田市から採水する天然水には長い年月をかけ、私たちの生活には欠かせない希少ミネラルを含んだ大分日田天領水の水脈があります。
とはいえ、取り寄せて購入するのは大変ですよね。そんな方におすすめなのが、日田天領水ウォーターサーバーです。
ファスティング回復食では、水を使った料理が多いですよね。ウォーターサーバーなら、美味しい冷水、温水がいつでも使えるため、ご自身が好きな飲み物を手軽に、より美味しく楽しめますよ!
回復食の選び方
インターネットで「回復食」を検索すると、さまざまなメニュー・レシピを確認できます。回復食を選ぶときには大きく2つのコツがあるので、事前に押さえておきましょう。詳細は次の通りです。
- 消化機能に負担を与えない食べ物を選ぶ
- 添加物や動物性たんぱく質・脂肪などは摂取しない
各ポイントの詳細をまとめました。
消化機能に負担を与えない食べ物を選ぶ
回復食を選ぶ際には、消化機能に負担をなるべく与えない優しい食べ物・メニューを選んでください。ファスティングをすると、消化機能が休まっている状態です。
いきなり刺激の強い回復食を食べてしまうと、消化機能に大きな負担を与える可能性があります。例えば、脂っぽいものや脂肪分が多いものに関してはあまりおすすめしません。消化機能に大きな負担を与えます。
回復食を選ぶときには、なるべく優しく負担が少ないもの(液体状のもの)を選ぶのがおすすめです。液体状の食べ物なら、消化しやすく負担を減らせます。
添加物や動物性たんぱく質・脂肪などは摂取しない
回復食を選ぶときには、添加物や動物性たんぱく質・脂肪などが多い食べ物・メニューは選ばないようにしましょう。添加物や動物性たんぱく質・脂肪が多く含まれた食べ物・メニューは、どれも消化するのに時間を要します。
胃腸への負担はもちろん、せっかくファスティングをして得た効果を半減させてしまう可能性もあるので注意が必要です。
回復食には、たくさんの種類があります。自分が食べたい回復食を選んで、ファスティング後も過ごしましょう。記事最後には、回復食のおすすめメニューも解説します。
回復食におすすめのメニュー
こちらでは、回復食1〜3日でおすすめしたい食事メニューを具体的にご紹介します。
回復食1日目
回復食1日目の朝は、断食後初めての食事。重湯でもOKですが、長めのファスティングを行った際には昆布出汁に梅干しを入れたスープなど、シンプルな汁物もおすすめです。
昼にはお粥や柔らかめに炊いたお米と、具を柔らかめに煮たお味噌汁、ぬか漬けなどのシンプルな食事を摂りましょう。1日目は肉や魚は控えて、穀物と野菜の日にすると体に大きな負担がかかりません。
夜は野菜スープに野菜の煮物、軽い穀物がおすすめですが、ダイエットを意識している人は穀物を摂らなくても問題ありません。夜はエネルギーを必要としないので、軽めに済ませます。
回復食2日目
回復食2日目の朝は、味噌汁とごはん、お漬物など1日目の昼と似た食事を摂ります。昼食はもう少しおかずを多くしたり、志向を変えておそばなどを食べてもよいですね。
ただしラーメンなど刺激の強い食事はNG。カップラーメンのおそばなども避けてください。夜も和食、ごはんとお味噌汁を基本に、戻した乾物の煮物や煮魚などをいただきましょう。
回復食3日目
4日目以降に食事会などハードな食事をする予定がある人は、ここから和食中心だけれど通常の固形物を調理した食事に戻してもかまいません。引き続きダイエットモードの人は、2日目の夕食のような和定食を中心とした食事に、少量の肉や魚を加えていきます。
通常の食事でも同様ですが、日中は消化の時間があるので比較的しっかり食べても大丈夫です。
夕食では、食事から寝るまでの時間が短い人は体に負担がかからないよう重めの食事を控えたり、スープなど軽めに済ませるとファスティングの効果をより長く維持することができますよ。
回復食1日目におすすめの「スッキリ大根」とは?
ファスティングは定期的に行うとより体内リセットの効果が高まるといわれています。一定のスパンでファスティングを行っている人は、回復食1食目に「スッキリ大根」を食べて腸内のリセットも行っているようです。ここでスッキリ大根のレシピと食べ方をご紹介しますね。
スッキリ大根で腸をスッキリ!
スッキリ大根は、大量の水分を摂りながら似た大根と梅干しを少しずつ食べて、腸内をきれいにする方法です。ファスティング後にスッキリ大根を作って食べることで、体内リセットの仕上げができるといわれています。
ただしスッキリ大根を食べると急激に便意をもよおす上に、何度もトイレに行きたくなるので、予定があるときのスッキリ大根はおすすめしません。ファスティング終了の翌日、大切な予定がない日に実践することをおすすめします。
スッキリ大根の作り方
<材料>
大根:大きいものは1/3本、小さめのものは1/2本
だし用昆布:10cm程度のものを2枚(多少の増減は問題なし)
梅干し:3粒
水:2L
<作り方>
・2Lの水を入れたお鍋にだし昆布を入れておきます。
・大根を短冊切り、もしくはいちょう切りにしておきます。
・梅干しはつぶしておきます
・鍋に大根を入れて、柔らかくなるまで煮ます
(大根の茹で汁は捨てないで鍋ごととっておきます)
※スッキリ大根と一緒にきゅうりを食べる人もいます。食べたい人は好みできゅうりを適当な大きさに切っておきます。
またスッキリ大根を食べるときは味噌を使ってもよいので、必要な人は味噌も用意しておきましょう。
スッキリ大根の食べ方
まず常温もしくはぬるめに温めた水をコップ1杯ゆっくりと飲みます。次に、どんぶりに大根野ゆで汁を300mlほど注ぎ、そこにつぶした梅干しを少量加えて飲みます。
その後、煮た大根を梅や味噌をつけてゆっくりと食べます。適量食べたらまたどんぶりに先程と同量の梅湯を作って飲みます。
また大根を適量食べて、梅湯を飲む…という食べ方を3〜4回行います。合間に梅味噌をつけてきゅうりを食べてもかまいません。ひと通り大根を食べ終えたあと、30〜1時間ほどすると強烈な便意を覚えます。
そこで思い切り腸内のデトックスができるというわけです。水便が出たらデトックス完了の合図。その後も便意をもよおす可能性がありますので、外出予定がないときに実践されることをおすすめします。
まとめ
ファスティング後の回復食では、薄いだし汁でも強い旨味を感じます。味覚がリセットされますので、スッキリ大根の昆布出汁の味もとてもおいしく感じるはずです。内臓を休めることに加え、こうした味覚のリセットにもファスティングは大きく役立ちます。
そのファスティングの効果をしっかり得るためにも、回復食に何を食べるかは重要です。ぜひこちらの情報を参考に、体に合った回復食をいただいてくださいね。
また、下記ではファスティングの方法を紹介していますので、ぜひ一読ください!
短期間で効果が出るファスティングの正しい知識を得て、理解を深めよう!