味噌汁ファスティングで体質改善を目指す!メリットと方法を解説
内臓を休めたり、ダイエット効果が期待できるといわれている「ファスティング」。
最近は「酵素ファスティング」や「オプティマムファスティング」など、実にいろいろな方法があります。
今回ご紹介するのは「味噌汁ファスティング」です。ファスティングのメインに味噌汁を活用するのはもちろん、ファスティングの中で味噌汁を摂り入れる方法など、ファスティングにおけるさまざまな味噌汁の活用法についてご紹介していきます。
目次
「味噌汁ファスティング」にレッツチャレンジ!
ファスティング中に味噌汁を飲む「味噌汁ファスティング」が最近注目されている様子。ここでそのやり方について詳しくご紹介していきましょう!
味噌汁ファスティングとは
味噌汁ファスティングは、その名の通り3食の食事を具の入っていない味噌汁に置き換えて行うファスティング方法です。味噌に含まれる酵素の力で体内の働きを本来の状態に戻しつつ、消化の負担となる固形物を摂らずに胃腸を休めることで、心身ともに健やかな状態を目指します。
前述した通りファスティングにはさまざまな方法がありますが、味噌汁ファスティングのメリットは「満足感が高い」こと。具なしの味噌汁なのでドリンクと同じ感覚ですが、味噌を使用しているからか満足感が高く、食べた気分になれるのです。
また単純なファスティングよりも味噌や「だし」を使用している分栄養価が高く、体にやさしくファスティングに取り組めるという点もメリットだといえます。
味噌汁ファスティングのやり方
味噌汁ファスティングのやり方はとても簡単。1日分の味噌汁を作って、3食3回に分けてその味噌汁を食事代わりに飲むだけです。
ファスティングの日数は自由で、1日だけでもいいですし、3日以上取り組んでもOK。デトックス効果や確かなダイエット効果を得たい人は、3日以上の実践が望ましいとされています。
またほかのファスティングと同じように、味噌汁ファスティングの場合も前後の準備期と回復期が重要になります。例えばファスティングを1〜2日行う場合は、準備期と回復期をそれぞれ1日ずつ設けましょう。準備期はアルコールやカフェインなどを控え、和食中心の食事を摂ります。
回復期は野菜を柔らかく煮たスープから始めるなど、ほかのファスティングと同じように少しずつ胃腸を固形物に慣らしていきます。
3日以上のファスティングを行う場合は、準備期と回復期をそれぞれ2日設けるのが理想です。ちなみに、ファスティングもカフェインは禁止です。喫煙者の方は、できるだけファスティング中はタバコを控えた上で取り組みたいですね。
味噌汁を作る際のポイント
胃腸を休めて内蔵をリセットすることが目的なので、味噌汁も体に負担をかけにくいもので作ります。だしというとかつお昆布出汁が代表的ですが、動物性のかつおだしは消化に負担がかかりますので、味噌汁ファスティングでは昆布のみでだしを摂ります。
1日分の味噌汁を作る場合、700ml前後の水にだし昆布を適量入れて火にかけ、沸騰直前に取り出します。その後大さじ2杯程度の味噌を溶かせば、ファスティング用の味噌汁が完成です。
発酵食品に含まれる酵素は、45℃から60℃でその働きが失われてしまうといわれていますので、味噌の酵素をきちんと得たい人は、だしを取ったあと少し冷めてから味噌を溶かすとよいでしょう。
ファスティングに味噌汁を活用してみよう
味噌汁を飲んで行うファスティング方法について前述しましたが、ほかのファスティングに味噌汁を活用することもできます。
準備食や回復食に味噌汁を摂り入れる
おすすめなのが、準備食や回復食に味噌汁と摂り入れる方法です。
味噌汁ファスティング同様、ほかのファスティングでも準備期にはアルコールやカフェインを控えて軽めの食事を摂るように指導されますが、準備期の夕食に具だくさんの味噌汁を食べれば、翌日以降のファスティングにスムーズに取り組めます。
回復食では味噌汁ファスティング同様の昆布出汁で作った具なしの味噌汁から始めれば、胃腸に負担をかけることなく通常食にシフトできますね。
短期的なファスティングにも味噌汁はおすすめ
味噌汁ファスティングはしっかり数日間行わなくても、1日だけ味噌汁で過ごすという方法も有効です。「昨日食べすぎてしまったから今日はファスティング味噌汁で過ごそう」とか、1日ではなくても朝と昼を味噌汁ファスティングで過ごす、というのもアリ。
それだけでも胃腸の負担はかなり軽減されるはずです。
ファスティングに断念しそうになったら味噌汁を飲む
酵素ファスティングなどほかの方法でファスティングを行っている際に、「どうしても空腹が耐えられない、断念してしまいそう」と思ったら、ファスティング味噌汁を飲んでみましょう。
味噌汁は普段の食事で食べてきたからか、具なしの味噌汁でもかなりの満足感が得られます。しかし、胃腸に負担をかけることはなく、ファスティングの効果を大幅に下げることもありませんので、またそこからファスティングを継続すればいいのです。
ファスティング味噌汁は健康と美容、ダイエットに幅広く活用できることがわかりますね。
ファスティングにおすすめな味噌汁の具
味噌汁ファスティングでは具なしの味噌汁を飲みますが、準備食や回復食など、ファスティングの合間に摂り入れるのにおすすめな味噌汁の具をご紹介します。
ファスティングで摂り入れるのであれば、いずれもかつおは使用しない昆布出汁がベストです。
大根の味噌汁
大根はファスティング明けに「スッキリ大根」を作って食べる人もいるように、デトックスにおすすめの野菜。また大根には消化酵素が含まれているため、胃腸の働きを高めてくれる効果も期待できます。
準備期はもちろん、回復食としても大根の味噌汁はおすすめです。
野菜をじっくり煮た具だくさん味噌汁
準備期の夜や、そろそろ通常食に戻しす頃の回復食としておすすめなのが、いろいろな野菜を入れた具だくさん味噌汁です。大根だけでなくにんじんや玉ねぎ、ごぼう、お豆腐などいろいろな具を入れて「食べる味噌汁」感覚でいただきます。
野菜の食物繊維がたっぷりでお通じがよくなりますし、満足感が高いのでごはんなしでもお腹いっぱいに。ただしごぼうの食物繊維は水分をしっかり摂取しないと腸で詰まってしまうので、味噌汁の汁もたっぷり飲むようにしましょう。
納豆入り味噌汁
味噌と納豆のダブルの発酵食品で、しっかり酵素を摂取できる「納豆味噌汁」もいいですね。納豆のネバネバは腹持ちをよくしてくれるので、空腹感も紛れます。
味噌汁を作るときと同じように、納豆も高温で加熱すると酵素が失われてしまうといわれていますので、少し温度を下げてから味噌を溶かし、最後に納豆を入れるのがおすすめです。
ぜひファスティングに味噌汁を活用してみましょう☆
昆布出汁で作るファスティング味噌汁は、ファスティングのメインとして活用できるのはもちろんのこと、準備食や回復食としても活躍してくれます。また普段から朝食を味噌汁に変えることで、パンとコーヒーよりもとてもヘルシーです。飲むだけなので前日作っておけば1分もかからずいただけます。
ファスティングをしたいけれど空腹に耐えられるか不安…という人は、ぜひ味噌汁ファスティングから実践してみてはいかがでしょう。満足感があるのできっと最後まで頑張れますよ!
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こちらの味噌汁は、お湯を注ぐだけで本格的なお味が楽しめて、手軽においしくいただけます。
味噌汁だけでなく、ハーブやドライフルーツなど、手軽に摂れて体によい食材がたくさん販売されているのも魅力的。
ファスティングはもちろん、非常食として常備しておくのもおすすめです。
発酵食品を日常の食生活に取り入れて、ファスティングと並行しつつ健康的な体を手に入れましょう!