【恋愛心理】恋愛で人間不信になってしまう原因とは?人間不信を緩和する3つのステップまで紹介 - 婚活あるある

【恋愛心理】恋愛で人間不信になってしまう原因とは?人間不信を緩和する3つのステップまで紹介

2020.08.17

「人を信じたい!」これは、誰もが持つ願いです。でも、それが出来ない人は少なくありません。「裏切られて、傷つくのが怖い」これも多くの人が持つ防衛本能です。

だからと言って、人を信じられないのは寂しすぎます。恋愛で人間不信になってしまいなかなか克服できないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。どうすれば恋愛の人間不信を克服して、前に進めるようになるのでしょうか。今回は恋愛の人間不信が生まれる原因とその克服方法をご紹介します。

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人間不信ってどういう心理状態?

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あなたは人間不信の人にどのようなイメージを持っているでしょうか。裏切られたり騙されたりした経験があるなど、ひどい失恋をして傷ついた経験があると、もう傷つきたくないという気持ちから、新たな恋愛に踏み出せなくなりますよね。

人間不信になると、恋愛に関しても誰かに好きと言われたとしてもなかなか答えられなかったり、自分が好きになったとしても好かれるか不安になって踏み出せなかったりと、あまりいい結果を生みません。

そのため、自分が人間不信かもと思う人は、なるべく早く改善していく必要があります。

ここでは、そんな「人間不信」が具体的にどんな状態なのかを解説していきます。

人の言葉をとにかく疑ってしまう

会話をしている時、常に『それ本当?』『信じられないな』という感情が心の中にあるのは、人間不信の人の特徴です。

  • 人が何を言ってきても、最初から嘘だと疑ってかかる
  • せっかく褒められても、陰では悪口を言っているに違いないと思ってしまう
  • 信じてから裏切られるのが怖いため、何事も嘘だと思い込んでしまう

など、自分の人を見る目に自信が持てなくなります。

人間不信の状態になってから、いつ裏切られるかもわからない他人と一緒にいるのが苦痛になり、他人と関わるのを避けるという人もいます。積極的に恋愛を楽しむことができず、一人でいることを選んでしまうこともあるのはそのためです。

ネガティブな方向に物事を考えてしまう

人間不信に陥っている人は元々ネガティブな人が多く、人間関係に関してどうしても悪い方向に考えてしまいます。

何かをしようとしても悪い結果になるのではと考えてしまうため、自信を無くして結局何もできなくなってしまうこともあり、人間不信の人本人への精神的なダメージが大きいことが特徴。周囲の人は普通にしているだけなのに、勝手に悪い方に考えてしまう傾向にもあります。

さらに、人間不信になると恋愛に消極的になります。「いつか好きでなくなり、浮気したり自分を傷つけたりするのでは?」とネガティブな気持ちになり、素直に応えることができません。

  • 離れたところで知人同士が談笑しているのを見ると、「自分のことを笑っているのではないか」と疑う
  • デート中に恋人が異性のいるほうに少し視線を向けただけで、「浮気?」と疑ってしまう
  • 好意を寄せてもらっても「本当に自分のことが好きなのだろうか?」と思ってしまう

さらに人間不信が強まると、不安になって恋人を束縛したり干渉することもあるのです。「自分なんか」と物事を否定的に捉えることで、今の自分の安全を確保しているともいえます。

自分の感情をあまり表に出さない

人間不信の人から受ける印象に「誰に対しても一歩引いている」「他人に踏み込まないし踏み込ませない」というものがあります。

それは、疑心暗鬼な思考が強くなっているだけでなく、素の自分を見せたくないという気持ちが加わってどうしても自分の感情をあまり表に出さなくなりがちだからです。

人間不信の人は、自分の感情を表に出すことで、他人に利用されたりつけこまれたりするのではないかと不安になります。人に心を開くことに不安を感じている人間不信の人にとって、ありのままの表情を見せるのは難しいことなのです。

他人に自分の表情を見せるというのは、その人に自分の気持ちを見せること。感情をきちんと表現すると、自分はどのような人なのかが周囲により伝わりやすくなってしまうだけでなく、喜怒哀楽を表すことに意味を見い出すことができないからです。

そのため、人との距離を置き、自分を隠しておきたい人ほど自分を知られないようにします。内心では、「楽しい」「腹が立つ」と感じている時でも、感情を表情に出すことがないのです。

これらの理由から、なかなか他人と信頼関係を築くのが難しく恋愛もままならなくなります。

 

恋愛で人間不信になってしまう3つの原因とは

恋愛 トラウマ

恋愛における人間不信を引き起こすのは、やはり辛い経験やショックを受ける出来事です。まずは、人間不信の人は他人を信じられない中でも恋人だけは信じたいと思っているからこそ、裏切られたり傷つくのを特に恐れて、別れるのが大変な傾向もあります。

そこでここからは、恋愛で人間不信体験になりやすいきっかけを3つピックアップします。無意識のうちに恋愛を避けているなら、もしかしたらあなたや、あなたのお相手もこのような経験があるかもしれません。

彼氏/彼女に裏切られた

恋愛で人間不信を生み出すきっかけとして、突然ひどい振られ方をすることがあります。一度裏切られたことによって付いてしまった傷は簡単に癒されることはなく、人間不信となって次の恋の壁となってしまうのです。

恋愛で人間不信を産みやすい最大の原因が、恋人による浮気です。お相手への今までの信頼や、これから来るはずだった幸せな未来など、全てを無にする相手の浮気は大きなショックになります。

浮気の他に、嘘をつかれることも人間不信の原因になりえます。例えばアプリなどで出会った時、身分を偽られていたり、既婚者なのに未婚だと言われたりなど、恋愛において大切なことを偽られると、その後も人を信じられなくなってしまうのです。

また、自分は本気だったのにもかかわらず、向こうにとっては都合のいい遊び相手に過ぎなかったという場合も、大いに精神が傷ついてしまいます。自分としては真剣なお付き合いをしていたつもりなのに、相手にとっては繋ぎやキープのような扱いだった場合も同様です。

真剣な気持ちをないがしろにされるという点では、浮気と共通するところもあります。しかし、この場合は好きだったという事実がなかったという手ひどい裏切り行為を受けているため、余計に心にダメージを負ってしまうのです。

自分のキャパシティを超えるような辛い別れ方をすると、人間不信になってしまうのでしょう。

過去の恋愛で自分の容姿や性格を中傷された

恋愛に関する人間不信として、コンプレックスや悩みを馬鹿にされることも大いに考えられます。他人から見たら大したことがなくても、自分にとっては、好きな人からの言葉だからこそ言われたらつらいこともあるでしょう。

「背が低い」「可愛くない」など、好きな人からの言葉でコンプレックスを指摘されたら、自分自身にも失望し、自信を無くしてしまいます。些細なことを気にする自分に失望してさらに自信を無くしていき、それが積み重なっていくことで自己肯定感が下がって人間不信を引き起こすことになるのです。

また自分に自信がなくなることで、自分のやりたいことを欲求に従ってするということができなくなってしまい、自分を満たすための欲求がなくなるという症状も表れます。

自分自身が裏切るような形で恋愛をした

人間不信には他人から裏切られたいことによる原因がきっかけとなる場合が多いですが、相手からではなく、自分が相手に嘘をついたり裏切ったりした場合にも人間不信になることがあります。

裏切ることになった原因の一つには、相手が過剰に期待してしまったことも影響しています。簡単に人を裏切ってしまう人の多くはある意味、弱い心の持ち主と言えるでしょう。自分を守るのに必死で、人の気持ちを理解する余裕などないのです。自分にとって都合の悪いことをどんどん引き寄せるので、そのたびに人を騙したり裏切ってしまいます。

自分が相手を裏切って別れ話を切り出した場合「同じようなことをされるのではないか」「自己防衛のために相手が裏切っているから自分もそうするんだ」などの思考が芽生えてしまうのです。裏切られて傷ついたことを全て相手のせいにしていると、たとえ新たな出会いがあってもまた同じ経験を引き寄せてしまいます。

 

恋愛の人間不信を緩和させる3つのステップ

恋愛 トラウマ

ここまでは、人間不信の原因について見てきました。ここからは、人間不信を断ち切り、克服する3つの方法について解説します。

どのような原因があったとしても、人を信じられないとういうのは辛いもの。人間不信になって誰のことも信じられない状態は、とてもつらいはずです。しかし、人は一人では生きてはいけません。この世の誰も信じられないなんてことはないのです。

人間不信の原因を理解して、それに合わせた克服方法を実践すれば、少しずつ楽になっていくでしょう。

STEP①一度恋愛から離れ、自分の時間を大切にする

以前の恋愛が人間不信になっている場合、自分自身を認めてあげられなくなっている方が多いと言われています。そんなときは、できるだけ自分に自信を持てるよう、新たなことに挑戦したり、自分磨きをしたりしましょう。

あなたはいま、恋愛にまつわる人間不信で精神的に疲れてしまっているのです。ですから、無理に恋愛をしよう、好きな人を作ろうと思わなくても大丈夫です。不安になったり悪いことを考えそうになったら、頭と心をリフレッシュして何も考えないようにすっきりさせることも大切だからです。

1人になれる環境を作り、自分が心から楽しいと感じられることにチャレンジしたり、趣味があれば趣味に没頭したり、深呼吸や音楽を聴いたり、散歩をしたりしてみましょう。

恋愛でも、無理をして好かれようとするとストレスが溜まって、余計に不安になったり否定的になってしまいます。それに加えて、精神的に疲弊しているときにあった出会いは、客観的に見ると悪いものであっても、いいもののように錯覚してしまいがちです。

いい出会いというのは、健全な精神状況のときにやってくるものです。他人に対しての向き合い方も大切ですが、同じくらい自分を信じることも重要。自信を持てるものを見つけてゆっくりとした時間を過ごすことで、出会いの良し悪しを見極めることができるようになりますよ。

STEP②信頼できる異性と会話して徐々に慣れていく

人を疑う癖を直したい時は、信頼できる人を1人見つけることが大切です。信頼できる相手を見つけ、その人ときちんと向き合うようにすれば、もしまた誰かに裏切られても心の支えとなってくれるでしょう。

恋愛に人間不信を持っている人は、最も信頼できるはずの好きな人に対しても素直に「つらい」「悲しい」など、弱音を吐けないことが多いです。ですが、我慢は美徳ではありません。思っていること、伝えたいことは言葉にしないと相手に伝わらないのです。

いきなり大きなこと、リスクを伴うことを信じろと言われても、それはなかなか難しいもの。彼だって、きっとあなたに無理をしてまで笑ってほしくないはずです。我慢しなくとも、素直な気持ちで本音を話せる信頼できる異性と会話して徐々に慣れていきましょう。

STEP③相手から言われたことを素直に受け止めてみる

人間不信の人がパートナーを疑うのは、「裏切られて傷つきたくないから」です。「口では好きだと言っているけれど本心はどうなのだろう」といった考えに支配されて、スマホの中身やSNSを逐一チェックするなど、相手を束縛したがる傾向にあります。

物事を悪い方へ悪い方へと考えてしまうのは、自分に自信がないためにネガティブになっているから。このような感情をいつまでも心に置いておくと人間不信の克服は難しくなります。

冷静になれそうもない時こそ、落ち着きましょう。自信がない人は、何かと問題を引き寄せます。まずは人を信じる気持ちを持って相手から言われたことを素直に受け止めてみてください。

「かわいいね」と言われたら、「そんなことない」よりも「ありがとう」。「好きだ」と言われたら、「自分なんか」よりも「私でいいの?」と言い換えることで、自分を認めてネガティブ癖がつきにくくなります。自信がつけばネガティブなことを引き寄せなくなり、すべてがうまくいくようになります。

『自分のことを気遣ってくれる人は味方なんだ』という気持ちを持つようにすると、恋人のことも信じられるようになるはずです。

 

恋愛トラウマを克服して一歩前に踏み出そう

恋愛 トラウマ世の中には詐欺師のように悪い人もいますが、みんなが人を裏切ったり騙す悪人ではありません。恋愛における人間不信は、新たな恋に踏み出せなくなるだけではありません。人間不信に陥ったり、人付き合いそのものにも大きな影響が出たりするなど、大きな影響を及ぼしてしまいます。

私たちを取り巻く人間関係は、少なからず裏切りはあるものです。だからこそ早急に対応すべきことは、1分でも早く自分が幸せになること。しっかり自分と向き合うことで人間不信を克服しましょう。自分と向き合う中でつらくなったなら、独りで抱え込まず、周囲の人に相談してもいいのです。

もし周囲にいる人が人間不信になっていたら、時間をかけて寄り添ってあげることが大事です。ゆっくりペースで克服していき、友達や恋愛、仕事などで充実した人間関係を楽しめるようにしていきましょう。

深刻な症状の場合には精神的な病気になっている可能性もあり、自分1人や周囲の人だけでの克服方法では難しいことがあります。深刻な症状の場合には病院を受診して、専門家の元でまずは心のケアを最優先にしてくださいね。人間不信を乗り越えて、新しい恋へと歩き出しましょう。

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shiki

フリーライター×司書/文字厨/デザイナー。小説家として活動ののち、フリーライター・脚本家に転向。