結婚はしたいけど、彼は既婚者。不倫女子の婚活が失敗するワケ

「付き合ってる人はいるんだけど、彼、既婚なんだよね」
こんな矛盾溢れる「恋人」の存在をカミングアウトされたことはありますか?
私はあります。
今回は「独身(女性)×既婚(男性)」不倫女子の婚活について記載します。
開始数行なのに、不穏で泣きそうです。
通常、結婚相談所の入会のピークは年明けの1月だそうです。クリスマス、年末年始のイベント続きで「独身」を実感したり、帰省先で親からの圧を感じるからでしょう。
この心の動きは、「不倫中の独身女性」も同じです。彼女たちにも「ちゃんとした人と付き合って結婚したい」「つらい思いはイヤだ」というニーズが高まるからです。
目次
イベントで思い知らされる「セカンド」という事実
「愛しているよ」
「君だけだ」
「妻はもう戦友みたいなものだから」
常にテンプレセリフを吐く既婚彼も、師走から新年にかけては「家族優先!」を露骨にします。
※私はこれを「年末年始事変」と呼んでいます。
クリスマスは前後の週である程度のリカバリデートも効きますが、年末年始に一緒にいるのは不可能です。
うっかり相手のSNSでも見ようものなら、投稿に家族写真を見つけてしまい、発狂、失望、絶望がプレゼントされます。
ずっと不倫は続けられない、という現実との対峙
普段は一緒にいる相手がいる楽しさで薄まる「彼が既婚」という事実も、自分の状況との対比で強く意識されます。
すると「私、このままでいいの?」と不安の芽がどんどん育ちます。
結果、不倫女子は重い腰を上げて婚活を開始しますが、十中八九さんざんな結果に終わります。
せっかく未来に向けた活動を開始したのに、なぜ失敗するのでしょうか。
それは婚活と同時進行でズルズルと不倫を続けてしまうからです。
婚活で「なんの成果も得られませんでした!!!」が発生する理由
「このまま彼といても未来はない」と現実に殴られて、婚活をスタートした彼女たちの敵は「手に入らないけど、好きだし隙間を埋めてくれる不倫彼」です。
未来がないと認知したならば、次に実行することは「不倫彼と別れる」ですが、そのアクションは取られず同時進行になります。
小さじ一杯程度の「私を選んでくれるかも」という期待が捨てられないからです。
不倫女子が婚活で陥る罠は、「不倫相手と婚活男を比べて不満を溜め、婚活から離脱」です。
あんなにショックを受けた「年末年始事変」も喉元過ぎればでショックは薄れ、最後は「しばらく結婚はいいかな」と呟いて不倫彼の元に戻ります。
「現状維持の覚悟」か「捨てる覚悟」を決めよ
辛辣なことを書いていますが、私は不倫女子を否定はしません。
しかし自分が「不倫のままでいいのか」「その彼と結婚したいのか」「誰かと結婚したいのか」という願望はきちんと把握すべきです。
目先の「好き」という感情と、うっすらある「いつか私と」という期待で決断を先延ばしにしても、いい感じの未来はやってきません。
続けるにしろ、離脱するにせよ「どうするか」を自分で決め、ケツを拭く覚悟を決めましょう。
編集からのひとこと
「来年までに結婚したい!」頑張る女性を応援する『婚活あるある』へ今回寄稿してくださったのは、ぱぴこさん! 「不倫」をテーマにした記事、当事者には厳しくとも優しいムチですね……!
不倫相手が素敵すぎて別れられない罠から逃れるためにも、この記事を印刷して壁に貼ってはいかがでしょうか!?