「一生独身」もアリ?一生独身のメリットとデメリットを考える - 婚活あるある

「一生独身」もアリ?一生独身のメリットとデメリットを考える

昔は適齢期になったら結婚をして家庭をもつということが当たり前でしたが、今は必ずしも結婚が人生のゴールという価値観ではなくなってきています。
結婚をしても子どもをつくらない夫婦がいるように、一生独身で納得して人生を楽しんでいる女性も多いです。

また、一生独身を貫こうと決心した人もいれば、結婚したかったけれど結果的に一生独身になりそうだ…という人もいるでしょう。
そこで本記事では、一生独身でいることのメリットとデメリットや、生きがい、人生の転機などについて考えてみたいと思います。

 

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目次

一生独身を決心した理由は?

婚ある世代の方は、まだ一生独身を貫いたかを判断できる年齢ではないかもしれませんが、「一生独身」と決めている人もいるのではないかと思います。
そこで、なぜ「一生独身」を決意したのか、その理由について考えてみましょう。

 

そもそも結婚に興味がない

「もともと結婚願望が一切ない」という人は、自然と一生独身を決意している傾向があります。
以前は、男性で結婚に興味がない人が多かった印象ですが、最近は女性でも結婚したいと思わない人が増えています。

やりがいのある仕事に恵まれ、友人も多く毎日充実しているので、今の生活が続くことが理想だと考えている人が多いです。
もしくは、他人と一緒に生活することが想像できない人、家族とも一緒に暮らせないのに、他人と一緒に暮らせないと考えている人もいます。

また、恋愛にまったく興味がもてない、異性との関係構築が苦手だという人もいるでしょう。
一生独身でいようと決意する人は、何かマイナス要因があることが多いのに対し、もともと結婚に興味がない人は、生涯独身を貫くことについても特にネガティブな感情を抱くことはないようです。

 

理想の相手に出会えない

結婚について確固とした理想があり、その理想を叶えてくれる相手に出会えないために「自分は一生独身だ」と考えている人もいます。
偶然が重なって、トントン拍子で結婚までことが運ぶ人もいれば、高望みしているわけではないのに良縁に恵まれない…という人も。

ご縁に恵まれないと、「一生独身かもしれない」という気持ちになってしまうのはうなずけます。
妥協で結婚するのは相手にも失礼ですし、結婚後に幸せだと感じられないかもしれません。
であれば、一生独身のほうが納得のいく人生を遅れそうですね。

 

恋愛や結婚はこりごりだと思う

これまでいろいろな人と恋愛をしてきたけれど、幸せだと感じられる恋はなかったという人。
もしくは、すでに結婚した経験があり、そこで辛い思いをしたから結婚はこりごりだと感じている人も、一生独身を決意しているケースが多いです。

実際にあったケースでは、10年間付き合った恋人との結婚を両親に大反対され、結局一緒になることができなかった人が、自分は一生結婚をしないと決意しています。
悲恋がトラウマになって、結婚に希望を見いだせなくなった人は意外と多いのかもしれません。

 

結婚をあきらめた

異性と出会うきっかけがないまま何年も過ぎてしまい、このまま出会いはなさそうだからもう結婚はあきらめた…という人もいます。

学生時代からずっと付き合っている恋人がいながら、エステサロンで働いていた女性は、20代半ばで彼と別れてしまってからずっと出会いがないままアラフィフを迎えてしまいました。
もうこの先も出会いは期待できないので、一生独身を覚悟しているとのこと。確かに女性の多い職場では、婚期を逃してしまう人が多い印象です。

周りがみんな結婚してしまうと、「自分も結婚しなければ」と焦りを感じて婚活する意欲が湧きますが、周りも独身が多いと、寂しい思いをすることもないので「このままでいいか」と思ってしまいやすいようですね。

 

「決めたわけじゃないけどそうなりそう」という人も

出会いやご縁がない人に共通して、「一生独身でいると決めたわけではないけれど、結果的にそうなってしまうだろう」と思っている人もいます。

できれば結婚したいけれど、そこまで積極的に婚活する気にもなれない。このまま時間が過ぎていき、最終的にずっと独身なんだろうな…という状況です。
現状を打破するほどの意欲がないということは、一生独身でもよいと思っているということなのでしょうか?

 

一生独身でいるメリット

現代では、「絶対に結婚しなければならない」という考え方は古くなってきています。
一生独身でいることには、意外とメリットが多いです。

以下に、メリットについて解説します。

自分の人生を自分で決めることができる

結婚すると、人生の方向性を配偶者や子どもに合わせなければいけない場面がたくさんあります。
家庭の状況によってさまざまですが、まだ夫の収入をメインに生活している家庭が多いので、夫の転勤に合わせて自分の仕事をやめてついて行くことになったり、出産を機に仕事をやめなければいけないという人も多いようです。

 

一生独身であれば、自分の身の振り方を自分1人で、自分の一存で決めることができます。
誰にも左右されない生き方は、確固とした自分を持っている人にはとても心地よいです。

金銭面の負担や不安が少ない

結婚して家庭を持ったら、マイホーム資金が必要になったり、子どもの教育費に莫大なお金がかかります。
独身でもマイホームを購入する人は多いですが、ファミリー向けよりも狭い物件を購入する人が多いので、比較すると購入資金は小さいと思われます。

 

配偶者が働いたお金で支払うケースも多々ありますが、一所懸命働いてくれる配偶者を支えるために自分の負担が大きくなるケースもあるでしょう。
もしくは、独身時代の貯金を差し出したり、パートをしながら住宅ローンを補填する必要も出てきます。

 

これに対して、一生独身であれば自分の面倒を見れる分だけのお金があればよいので、金銭的な負担は少ないです。

 

気楽

一生独身でいることは、トータルで考えて家庭をもつよりもかなり気楽です。
家庭をもてば、子どもの周囲の人たちや配偶者の親など、気を使わなければいけない人がたくさん出てきます。
独身なら誰に気を使うことなく生活できるので、ストレスが少ないです。
嫁姑問題などに悩まされることがないのは、精神的に楽ですよね。

 

一生独身でいるデメリット

一生独身でいることは、メリットもある反面当然デメリットもあります。
以下に、デメリットと思われる内容をピックアップしました。

 

歳とともに孤独感が強くなる

若いときは、周りもみんな独身なので孤独感を感じることはあまりないでしょう。
しかし適齢期あたりからちらほらと結婚する人が増えてきて、40代になるころには友人のほとんどが結婚した…と状況もあり得ます。
結婚後に家庭を優先する人は多いので、だんだん付き合いが悪くなり、気づけば年賀状のやり取り程度になってしまうというケースも少なくありません。

 

子どもができるとさらに顕著で、子育てが忙しい時期は時間のすべてを子どもと家庭に費やすレベルなので、旅行に出かけるなんてもってのほか、自由にお茶やランチをすることすらままならなくなってしまいます。

 

こうした状況が続く中で、だんだんと孤独感を感じ始める独身者は多いです。

 

老後が不安

一生独身ということは、老後面倒を見てくれる子どももいなければ、配偶者もいないということ。
やはり老後の不安はのしかかってきます。

 

ただし、この点においては必ずしも不安を感じる必要はありません。
結婚しても子どもができない、もしくは作らない夫婦はたくさんいますので、その人たちも子どもに老後の面倒を見てもらうという期待はできません。
さらに、仮に配偶者が自分よりも早く亡くなってしまったら、やはり老後は1人…ということもあり得ます。

 

今は介護施設が充実していますので、自分に合った老人ホームに入るという選択も可能。
必ずしも独身だから老後が寂しいということはないでしょう。

 

周囲からの視線が痛い

自分は一生独身で楽しく生活していても、周囲から「○○さんはまだ独身…」という目で見られてしまう可能性があります。
特に、親戚や両親の友人などからは、哀れみの目で見られるかもしれません。

 

気にしなければよいことですが、もし両親が肩身の狭い思いをしたら…と思うと、複雑な気持ちになってしまいますね。

 

「一生独身」と決めてからやるべきこと

一生独身を貫くことは、メリットもデメリットもあることがわかりました。
それでも一生独身でいようと思ったときに、まずやるべきことは以下の3点です。

・健康管理
・ライフプランニング
・仕事と貯金

それぞれの必要性について、以下に解説します。

 

健康管理

一生独身でいることは、両親や兄弟が先だったあと、自分に何かあったとき側にいてくれる人がいないということ。
もしものことが起こらないように、すぐにでも健康管理を行うことはとても重要です。

 

人間ドックを受けて悪いところを治したり、体を壊さないように健康的な生活をして、健やかな老後を送る準備をしましょう。
健康診断を定期的に受ける、生活習慣病の予防をするということも大切です。

 

ライフプランニング

結婚を考えている人も、結婚した人も、独身の人も、同じようにライフプランニングは必ず行うべきことのひとつです。
自分の食い扶持は自分で稼がなければなりませんから、今からの生涯賃金と今後かかるであろうお金の計算をして、老後の準備をしなければなりません。

 

将来的に老人ホームに入るなら、その分の資金が必要ですし、マイホームを購入する場合もお金が必要になります。
独身の人生をどのように送るのか、しっかり考えてみましょう。

 

仕事と貯金

ライフプランニングにも関わってきますが、将来働けなくなったときにもお金に困らないように、しっかり貯金をすることはマストです。
また、貯金をするために仕事を頑張る、今の仕事では老後の資金を用意することが難しい場合には、転職も検討しましょう。

 

特に最近は、退職金が支払われない会社も増えてきており、老後の資金は退職金が入らないことを踏まえて用意しなければならないケースもあります。
年金では老後の生活費がまかなえないことは国も発表していますので、お金の準備はとても大切です。

 

一生独身で生きるために必要なお金

老後のためのお金が必要なことはわかるけれど、具体的にいくら必要なの?と思う人もいると思います。

ここで、一生独身で生きていくために必要なお金について考えてみましょう。

 

60歳以上の単身者に必要な家計費

総務省統計局が行った平成29年の家計調査報告によると、60歳以上の無職単身世帯で1ヶ月にかかる生活費は、約15万5,000円なのだそうです。
ただしこの金額は、持ち家か、賃貸物件かによっても毎月必要なお金は変わってくると思われます。

怖いのは、1ヶ月の生活費が15万5,000円かかるのに対し、対象世帯の収入は約11万5,000だという点。
4万円も収入より生活費が多くなっていますが、年間で考えると48万円もマイナスになるということです。

このマイナス分を補填できるくらい老後の資金を用意しておかなければいけないということになります。

 

不足分を補填できる保険に加入

現金で老後の資金を用意できればよいですが、難しい場合には不足分を補う保険に加入するのもひとつの方法です。
個人年金保険に加入しておけば、将来支給される厚生年金や国民年金に加えてマイナス分を補填できます。

 

さらに、急な病気などに対応できる医療保険に加入しておくことも大切です。
もちろん貯蓄でカバーできればそれに越したことはありませんが、突然の大きなケガや手術などに対応できる備えはしっかりとしておきましょう。

 

今から見直すべき支出

それなりに貯金をしているという人は多いと思いますが、老後も資金も考えると、まだまだしっかり貯蓄しなければと感じた人もいるのではないでしょうか。

 

家計を節約して貯蓄額を増やそうと思ったときに、独身者の多くが節約しやすいのは「食費」であるケースが多いそうです。
独身者はどうしても外食が多くなりがちですが、食材を購入して無駄なく使いながら自炊することで、食費を1〜2万円抑えられる場合があります。

 

そのほか、スマホのプランなど通信費を見直したり、交際費を少し節約することで、月々の貯金額を増やすことができますので、早速実践してみましょう。

一生独身イコール一生1人ではない

「一生独身」というと、死ぬまで孤独に生きなければならないというイメージをもつ人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
一生独身=一生1人というわけではないので、独身でも孤独感を感じることなく人生を楽しんでいる人はたくさんいます。

 

生涯のパートナーはほしいという人が多い

結婚はしないけれど、老後を一緒に生きられるパートナーはほしいという人は多いですし、事実婚で長く共同生活を送っているカップルも少なくありません。
必ずしも結婚という形にこだわらなくても、一生のパートナーに出会って幸せな人生を送ることができるのです。

中には、老後を迎えてからパートナーに出会って一緒に暮らしているというケースもあります。
かたやずっと独身、かたや配偶者に先立たれたカップルが、老後を迎えてから出会うパターンです。

 

独身の同性同士で生活している人も

「一生独身を貫く」と決意した者どうして共同生活を送っているパターンもあります。
また、共同生活とまではいかなくても、シャアハウスで暮らしている人たちは、独身特有の孤独感を感じることは少ないようです。

独身だから必ず孤独になるということではないので、結婚を考えていない人も人生を前向きにとらえたいですね。

 

独身の高齢者は今幸せなの?

気になるのが、60代以降など年齢を重ねた独身者が、今幸せにしているのか?という点。
実際のところ、60歳以降の独身者は、現状をどう考えているのでしょうか。

 

株式会社パートナーエージェントが、20~29歳、60~69歳の独身男女に向けて行った「老後の生活」に関するアンケート調査によると、高齢者の独身者は現状に満足している人が多いことがわかりました。

現状に満足している人が多数

アンケート調査を行った60~69歳の独身男女のうち、「結婚したくない」もしくは「どちらかというと結婚したくない」と感じている人は、全体の60%以上を占めました。

理由は、やはり「気楽だ」ということ、自由に生活できることなどが挙げられます。
若いうちは老後に不安を感じても、実際に老後を迎えると老後のイメージが変わるのかもしれません。

 

中には「結婚したい」と思っている人も

対して、「結婚したい」もしくは「どちらかというと結婚したい」と考えている人は約19%。
理由は、「一緒にいて安心できるパートナーがほしい」という人や、「1人では寂しいから」などが挙げられます。
また、「より人生を充実させたいから」と回答した方も複数人いました。

 

老後1人で暮らすことに対する印象は、その人の人柄によっても変わってくるのでしょう。
とはいえ、実際に高齢でも独身生活を謳歌している人が多いと知ることで、一生独身でいたいと思っている人は将来を前向きにとらえることができるように思います。

 

ただ、今の60代は昔と比べるととても若いので、好奇心強くいろいろなことにチャレンジできる年代です。
これが75歳以上になったらまた考え方が変わってくるかもしれません。

参考:https://www.p-a.jp/research/report_134.html

 

一生独身の決意がひるがえった体験談

一生独身を貫く人がいる反面、「自分は一生独身だ」と思っていても、ひょんなことから結婚に至ったケースは意外と多いです。

ここで、一生独身の決意がひるがえった人の体験談をご紹介します。

 

出会いはひょんなところに転がっている

美容学校を出て地方から上京、町の小さな美容室で15年ほど働いていたYさんは、お店と家の往復で、異性との出会いはほとんどありませんでした。

 

それでも職場は働きやすい環境でしたし、スタッフと頻繁に遊びに出かけるなどして充実した生活を送っていたとのこと。
けれど、結婚を考えるようなご縁には恵まれず、このまま一生独身なんだろうな、と思っていたそうです。

そんなある日、常連さんがよく行っていたカラオケスナックへ一緒に訪れた際、今のご主人と出会ったのだそう。
ご主人は少し気難しいところがあり、なかなか結婚相手が見つからなかったそうですが、Yさんのおおらかな人柄とちょうど噛み合って、半年も立たないうちに婚約。

結婚後すぐに1人目を妊娠、出産した翌々年には双子を妊娠して、今では3人のお母さんとして毎日忙しく暮らしているとのこと。
「本当に出会いはどこに転がっているかわからないなと思いました」とおっしゃっていました。

 

王子様を待ち続けてパートナーと出会う

Kさんは結婚適齢期を迎えたものの、なかなか良縁に恵まれずに悩んでいました。
友人から紹介をしてもらうこともあったのですが、心を動かされるお相手には出会えなかったそうです。

お見合いや婚活も考えましたが、「まだ王子様がやってくるのをあきらめたくない」と、マイペースに生活しながら出会いを待っていました。
Kさんは仕事が充実していたこともあり、それでも王子様に出会えなかったら一生独身でもかまわないと思っていたそうです。

4年後、Oさんは取引先の担当だったご主人と出会い、2年の交際期間を経て結婚。
「一時は焦りを感じたこともありましたが、あきらめずに待っていてよかった」と思っているそうです。

 

幸せそうな家庭を見て気持ちが変わった

1人でいるつもりはないし、長年付き合っているパートナーもいるけれど、結婚にそこまで興味がなかったMさん。
仕事も忙しくプライベートも充実していたので、同棲しているパートナーとも今の関係がずっと続けばいいと思っていました。

25歳で同棲を始め、7年ほど経った32歳のときに、長く音信不通だった友人と同窓会をきっかけに再会します。
友人は早く結婚しましたがなかなか子どもが出来ず、3年ほどの不妊治療の末に待望の第1子を出産して、幸せそうに暮らしていました。

友人の子どもがとてもかわいかったことと、夫婦で協力し合いながら育児をしている幸せそうな姿を見て、「家庭をもつってこんなに素晴らしいことなんだ!」と知ったMさんから、パートナーに結婚をしようとプロポーズしました。
それからすぐに入籍。子どもにも恵まれて、家族3人幸せに暮らしています。

 

結婚してよかったと思う人が多数

一生独身だと思っていた人が、急に気持ちが変わって結婚をして幸せだと感じているのでしょうか?

「やっぱり独身でいればよかった」と思っているかと思いきや、一生独身派から結婚に踏み切った人は、「結婚してよかった」と感じている人がほとんどです。

 

1人よりも2人は楽しい

独身期間が長かった人は、自分の好きなときに出かけて、好きなように過ごせる気楽さを愛する部分があります。
最初は1人で出かけることに抵抗があった人も、回を重ねるごとに抵抗がなくなり、どこにでも1人で行ける人も多いです。

けれど、結婚をして配偶者と一緒に出かけることが増えたとき、やはり「1人より2人のほうが楽しい」と感じる人がほとんどです。
おいしいものを食べて、「おいしいね」と言い合える人がいることは、とても幸せなことだと思います。

 

同じ価値観の人と暮らせる幸せ

家庭をもつとことによって、「幸せな家庭を築きたい」という気持ちになるのは当然のこと。
そして、同じ気持ちで幸せな家庭を築こうとしてくれている配偶者と暮らすことに、幸せを感じないはずがありません。

他人と暮らすことは向いていないと思っていた人ほど、同じ価値観で違和感なく一緒に生活できる人がいることに幸福感を感じる様子。
信頼して一緒にいられる存在は、安心感を与えてくれます。

 

「一生独身はいやという人がやるべきこと」

一生独身だと決意する人がいる反面、「一生独身は絶対にいや」だと思っている人もいると思います。

独身生活から脱するために、まずやるべきことを以下にご案内します。

 

婚活

独身は嫌だということは、結婚したいということだと考えると、一生独身はいやだと思っている人に婚活は急務だといえます。
若い時は、周りも独身が多いので焦ることなくのんびりしていても、気づいたら適齢期を過ぎていた…というケースはとても多いです。

けれど、「そろそろ婚活しないと」と思いつつ、またのんびりしてしまう人も多いのが現状。
その状態が続いてしまうと、結婚はどんどん遠のいてしまいます。
いきなりお見合いをするようなハードルの高い婚活でなくても、結婚相談所をチェックしてみたり、婚活について調べてみるだけでも大きな一歩です。
一生独身でいたくないならば、結婚に向けての行動を起こしましょう。

 

自分磨き

結婚したい相手が見つかり、その人に「結婚したい」と思ってもらうためには、やはり自分磨きは欠かせません。
一緒にいて楽しいと思ってもらえるように、会話の引き出しを増やしたり、好印象を与えるファッションを研究するなど、ちょっとしたことから自分磨きを始めてみましょう。

1人の時間が長くなると、人見知りするようになったり、会話がぎこちなくなってしまう人もいます。
話し方講座に参加するなど、コミュニケーション能力を高める努力をするのもおすすめです。

 

人と過ごす時間を増やす

1人でいることが当たり前になると、他人と過ごす時間に疲れを感じてしまうことがあります。
特にデートとなると気を使ってしまうので、家に帰ったらぐったり疲れているという人もいるようです。

結婚生活においては、最初は緊張していても時を重ねる中で慣れていきます。
けれど、婚活に疲れてしまっては元も子もありません。
普段から人と接する機会を増やし、疲労感を感じることなく他人と楽しくコミュニケーションを取る練習をすることで、婚活も楽しみながら励めるようになります。

 

「今幸せかどうか」が1番重要

一生独身でいれば、お金も時間も自由に使えて、自分の人生を好きなように生きられます。
けれど、それが幸せかと聞かれたら即答できない人も多いのではないでしょうか。

反面、結婚したいと思っている人からみたら、既婚者は幸せそうに見えるかもしれません。
けれど、既婚者が全員幸せかといったら、おそらくそうではないでしょう。

一生独身にせよ、家庭をもつにせよ、自分が今幸せであるかどうかを第一に考えることが重要です。

 

自分の幸せについて考えてみる

まず、自分の幸せは何なのかを考えることから始めてみましょう。
1人でのんびりと休日を過ごしているときに幸せを感じるのか、趣味に没頭しているときが幸せなのか…。

あなたが独身であれば、たまに家庭をもっている人と会ってその様子を体感してみましょう。
そこで、自分にとっての幸せがわかれば、独身でいたいか、結婚したいかということもわかってくると思います。

 

結婚は人生のすべてではない

結婚によって得られる幸せもとても大きいですが、結婚すれば絶対に幸せになれるというわけではありません。
日本の離婚率は年々増加傾向にありますし、離婚したシングルマザーの生活が困窮しているというニュースも頻繁に目にします。

「自分の幸せ」にも通じることですが、幸せに対する固定観念を外すことは、独身を貫くか、結婚をするかの選択にも大きく影響します。
時代的にも、周りに流されず自分の信念をしっかり持つことが求められているのはないでしょうか。

 

一生独身と意固地になる必要はない

周囲に「自分は一生結婚しない」と豪語してしまったから、独身でいなければ…と自分の身を動きにくくすることはありません。
今は一生独身でいようと思っていても、将来結婚したいと思うようになったら婚活をすればよいのです。

パートナーがいる人とも、事実婚を貫こうと思っていたけれど、やはり入籍しようと思えば、入籍しましょう。
そのとき自分の人生に必要だと思える選択をし、行動することが幸せを掴むための近道になります。

 

恋愛も結婚も自然の流れにまかせてみよう

恋愛や結婚において、意識しすぎず自然にふるまっている人のほうが、良縁を掴んでいるケースが多いように思います。
婚活でも、必死になって婚活していたけれど良縁に恵まれず、「もうしばらく婚活はお休みしよう」と思ったときに素敵な出会いがあった…という話を耳にすることも。

一生独身でいることも、結婚をして家庭をもつことも、その人にとって最良の選択であればそれでよいのです。
「こうしなければ」という強迫観念にとらわれることなく、流れに身を任せることで自分が進むべき方向が見えてくるのではないでしょうか。

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平島 有梨(ひらしま ゆり)

美容とお風呂とお酒をこよなく愛すフリーライター&1女の母。年の功か?エステやネイルに行くたびに担当から結婚の相談を受けるようになり、いつの間にか婚活サポーターに。幸せな結婚を目指す婚活女子を多方面から応援しています。 ▼instagram:https://www.instagram.com/azulside/