神戸で結婚したいなら行政や自治体の婚活支援を活用しよう

2021.06.20shiki

有名企業や工業地帯が集中している兵庫県は、社会人が住むのに理想的な環境です。なかでもおしゃれな神戸が人気。気になったお相手を誘って神戸ポートタワーや掬星台（きくせいだい）の綺麗な夜景を見ながら素敵なひとときを過ごせたら……と思う方も多いのではないでしょうか？
その際は、行政や自治体が主催している婚活支援サービスを探すと、安全でスムーズにパートナーを見つけやすくなります。
この記事では、そんな素敵な街、神戸で婚活するための方法について紹介します！

神戸という街はどんなところ？

神戸は近畿地方にある大阪湾に面し、名高い霜降りの牛肉や港の背景にある美しい山々の景色で知られている都市です。生田神社は日本最古の神社のひとつで、その歴史はなんと、3世紀にまでさかのぼります。
神戸からは六甲山上に向かうレトロなケーブルカーが運行しており、山上から港を見渡すパノラマの景色を望めます。有馬温泉も名湯として
有名ですよね！

兵庫県で行われている婚活パーティーは「豪華」？！

これから婚活をしたいと考えている人の中には、自分が住んでいる都道府県で行われている婚活事業を知らない人も多いのではないでしょうか。
国・自治体による少子化対策の一つに、手厚い支援やユニークな取り組みで、多くの人が安心して結婚し家庭を築けるようにサポートしてくれる「婚活支援事業」があります。
各地域でそれぞれに趣向を凝らした結婚支援が行われており、兵庫県での婚活は主に神戸市、姫路市、西宮市、尼崎市、明石市、加古川市、宝塚市などで行われています。特に神戸市はオシャレなイベントが多いのが特徴。大阪や京都などからも多くの参加者が集まってきます。

神戸ポートタワーやハーバーランド付近や、おしゃれなレストラン、三ノ宮駅周辺などで、数多くの婚活イベントが開催されているようです。姫路城などの観光スポットとコラボしたイベントも開催されているんだとか！

ひょうご出会いサポートセンターを活用しよう

同じく婚活アドバイザーとして活動している友人が、「ひょうご出会いサポートセンターが今熱い！」と知らせてくれました。
その友達の話によりますと、民間の結婚相談所から「兵庫出会いサポートセンターが民業圧迫だ！」と、苦情の声が出てきているほどなんだとか。その大きな理由は、費用が年会費数千円ほどしかかからないのに１年中婚活できる破格の安さに加えて、多くのサポート体制が整っているからだそうです。
ここでは、ひょうご出逢いサポートセンターの事業について見ていきます！

ひょうご出会いサポートセンターの事業

兵庫県では、少子化の大きな要因とされる「未婚化・晩婚化」への対策として、社会全体で結婚を応援するため、
平成18年6月に公益財団法人兵庫県青少年本部に「ひょうご出会いサポートセンター」を設置しました。
「ひょうご出会いサポートセンター」は、兵庫県から委託された公的な組織として、独身男女の出会いの場を提供する事業を行っています。
現在、県内10ヵ所の「地域出会いサポートセンター」及び「ひょうご出会いサポート東京センター」を開設し、出会いを支援しています。

ひょうご縁結びプロジェクト

「ひょうご縁結びプロジェクト」では、「はばタン会員」（有料）を募集・登録し、独身男女に1対1のお見合いの機会を提供しています。登録手数料は5,000円（20歳代は3,000円）。

はばタン会員向けに「検索シミュレーション」がサービスとして提供されています。
このサービスを活用すると、お持ちのパソコンやスマートフォンでお相手を検索・検索結果を保存し、センターで閲覧する際にお相手の詳細プロフィールを確認することができるようになります。

ひょうご出会いイベント事業

「ひょうご出会いイベント事業」では、「あいサポ会員」を募集しています。県内のレストランやホテルなどの協力のもと､独身男女に出会いの場を提供してくれます。
登録すると、イベントが決定するたび、メールマガジンを通じて新着情報を教えてくれます。サポートセンターのホームページでも詳細が発表されますよ。

ひょうご出会い支援団体ネットワーク

兵庫県内の男女にとって魅力的なのが「ひょうご出会い支援団体ネットワーク」です。
サポートセンターは、県内の市町村、公共団体に呼びかけて社会全体で結婚を応援するためのネットワークを築いています。これによって、独身者が婚活の情報をスムーズに収集できるのです。

こうのとり大使

も登録者を増やしてきています。
婚活では一人で思い悩んでしまうこともありますよね。そんなときにぜひ活用していただきたいのが、婚活支援のボランティアである「こうのとり大使」です。
「こうのとり大使」は、ひょうご出会いサポートセンターに登録している既婚者さん。実際にひょうご出会いサポートセンターに登録して成婚した方も登録しているので、経験者から話を聞けるのは貴重な機会となりますよね。

県内全体で連携、協働して出会い・結婚支援を推進しているのが分かりますね。まさに、県全体で婚活者に寄り添う体制が生まれつつあるのです。

ひょうご出会いサポートセンターを使ってみた

実際に、友人に頼んでひょうご出会いサポートセンターを使ってみました。
手続きは簡単。必要書類をそろえて事務所に行き登録の手続きをします。県の事業ですので本人確認がしっかりしています。
提出書類には、免許証などの本人確認書類、健康保険証、独身証明が含まれるので、職業や婚姻状況に偽りはありません。

・1対1でじっくりとお見合いをしたい：「はばタン会員」
・大人数のイベントに参加したい：「あいサポ会員」
に登録しましょう。

事務所へ書類を提出した後、約1か月ほどで他の会員の情報を閲覧できるようになります。
閲覧は自由ではなく、あらかじめ事務所へ閲覧予約の電話をします。
気に行った方がいればお見合いの申し込みをしましょう！　登録している男性は公務員や教師など比較的お堅い方が多かったです。「恋人がほしいから」という軽い気持ちでなく、真剣に結婚を考えている人が多いように感じました。
お見合いOKなら、双方で日程を調整してお見合いがスタート。センターが関与するのはここまでで、あとは2人で親睦を含めましょう。お付き合いの仲で困ったことがあればセンターの相談員に相談もできますよ！

成婚したカップルからのコメントも多数寄せられています。「ひょうご出会いサポートセンター」での出会いで成婚したカップルへは記念品が贈呈されるそうです！

まとめ

少子高齢化と言われて久しい現代。未婚・晩婚の増加、第一子出産の高齢化、子育てと仕事の両立に対する不安などの多くの要因があるように思えます。
地方自治体がボランティアの協力を借りて積極的にイベントを実施しているのは、こういった現状を打破したいという状況があるのでしょう。
ひょうご出会いサポートセンターでは、兵庫県の有名スポットを利用するなどユニークなイベントを企画し、独身者の後押しをしてきました。神戸市、ひいては兵庫県では今後、ますます婚活支援が発展していく可能性があります。積極的に婚活イベントにさんかすることで、地元の魅力を再発見できるかもしれません。
神戸で婚活をするなら行政主導の婚活支援を上手に活用し、成婚のチャンスを逃さないようにしましょう！