シングルマザーでも安定した仕事はあるの?フリーランスで育児と両立させる方法を紹介
離婚率が多い日本では、シングルマザーとして仕事と育児を1人でこなしている女性が増えています。
元夫からの養育費が十分にないシングルマザー世帯では、収入が不安定で先行きが見えないケースも少なくありません。しかし、シングルマザーでも生活スタイルに合った仕事を見つけることができれば、楽しく収入を安定させることも可能です。
今回は、シングルマザーが安定して就ける仕事やフリーランスの働き方について紹介していきましょう。
目次
シングルマザー仕事選びのコツ
仕事と育児の両立によって時間が限られているシングルマザー。
普通にバリバリ働きたいと思っていても、無条件で選べる方は多くありません。
シングルマザーが仕事を選ぶ際に、どこを基準にすれば良いのか?
まずは、そのコツについて整理していきましょう。
働く時間帯で決める
シングルマザーには、仕事だけでなく保育所や幼稚園の送迎をする時間帯が必要です。送迎をした後には、晩ご飯の支度やお風呂、そして寝かしつけまで一気に家事業務が立て込んでいる状態。
これらのスケジュールを考えると、子供を預けている合間に働くのが最適ですよね。例えば10〜16時頃など、飲食店で言えばランチタイムの時間帯で働けるのが理想的と言えます。
会社の制度で決める
多くの会社では、働くお母さんたちのために独自の制度を設けているケースが増えています。
時短でも正社員が認められたり、子供を病院に連れていく急な用事でも支障が出ない体制であったりとシングルマザーにとって仕事のしやすい環境が多くなってきました。
募集要項では待遇をみるのも大切ですが、会社の制度がシングルマザーに適しているかどうかを確認するのも重要です。
在宅ワークが1番
シングルマザーの仕事は、とにかく在宅ワークが1番。
お家で子供を見ながら仕事できるし時間拘束もないので、好きなタイミングで働くことができます。在宅ワークの報酬制度は、時間給ではなく成果物による対価も多いので、工夫次第で効率よく稼げるのも特徴です。
フリーランスの仕事はシングルマザー向き?
最近多くなっているフリーランスの仕事では、色んな職種があり社会人経験を生かせるものも多くあります。出産と育児でキャリアを会社を退職した方でも、仕事に当時の経験を生かせるかもしれません。
ここでは、フリーランスの仕事がシングルマザー向いているかどうか?を整理していきましょう。
フリーランスは在宅ワークが基本
前述した在宅ワークは、シングルマザーにとって非常に働きやすい環境です。現在のフリーランスの仕事では、在宅ワークによるものが大半。
ポータルサイトやチャットのやり取りだけで、業務を進めることができるものばかりです。
PC1台あればお家で簡単に仕事もできるので、フリーランス自体がシングルマザーの要件に適していると言えますね。
フリーランスには拘束時間がない
雇用されていないフリーランスの収入は、時間給による給料ではなく報酬になります。納品物や成果物をクライアントへ提出し、その対価として支払いが行われるので稼働時間に左右されません。
もらえる金額が最初から決まっているので、作業が早くなればなるほど時間給も上がっていく計算。
つまり時間が全て自己管理になるので、拘束時間がないことになります。
自分の得意な仕事を選べる
フリーランスは、仕事を与えてもらうのではなく自分から選ぶことができるのも特徴。今まで培ったノウハウで、得意なことだけをやっていけばOKです。
会社に雇用された場合には、やりたくないことも仕事に入ってくるので全然環境も違いますね。
選び方によっては報酬の高い仕事ができる
フリーランスの仕事には、プログラム系やデザイナーなど専門性の強い職種もあります。こうした職種は、誰でもできるわけではないので自然と報酬が高額になることも。
専門分野で活躍した経験がある方は、ぜひフリーランスで狙ってみてはいかがでしょうか?
上手くいけば、会社でもらっていた給与よりも収入が上がるかもしれませんよ。
経験を積んでスキルアップできる
フリーランスの仕事では、直接クライアントとコミュケーションを取ることが増えてきます。特に専門職の場合、会社に雇用されていれば営業さんが間に立ってくれているので直接クライアントと接する機会が少ないもの。
専門的なスキルだけでなく、提案の方法や交渉の部分で大きくスキルアップすることが期待できます。こうしたスキルは、クライアントにとって信頼できるフリーランスとして認識されるので、どんどん大きな仕事が増えていきますよ。
シングルマザーでも出来るフリーランスの仕事
専門的な知識がないシングルマザーでもフリーランスの仕事って可能なの?と思うかもしれませんね。
確かにフリーランスの仕事には色んな職種があるので、一体どれから手をつければ良いのか分からないですよね。ここでは、知識のないシングルマザーでもできるフリーランスの仕事を紹介していきましょう。
Webライティング業務
Webライティングは、サイトやブログの記事を書くお仕事です。
1文字あたりの単価で報酬が計算されることが多く、フリーランスの中でも需要が多い職種と言えるでしょう。
最近ではくだけた文章のブログやサイトも多くなってきているので、ブログで日記等を書く習慣がある方であれば簡単にできてしまいます。もちろん、未経験でも書き方のコツさえ掴めば簡単にできますよ。
デザイナー業務
デザイナーって何か敷居の高い職種に感じるかもしれません。しかし趣味で服や小物を作っている方が、フリーランスでデザイン業務を行うケースもあります。
自分の趣味を生かしながらスキルアップをしていけるので、まさに好きなことを仕事にできる職種です。
イラストレーター
独学でイラストを描いている方が、フリーランスでイラストレーターとして活躍しているケースも多いです。LINEスタンプやサイトのアイコンなど、コンテンツが増え続ける中でイラストレーターの需要は止まるところを知りません。
最近ではツールがあれば、タブレットやスマホでも簡単にイラスト作成できる時代になっていますよね。
もし絵を描くのが好きで得意と言うのであれば、挑戦してみるのも良いかもしれません。
シングルマザーが仕事以外で得られる収入
シングルマザーの場合、仕事以外で得られる収入を受け取れていないケースも少なくありません。働くことも大切ですが、余裕のある生活を目指すのであれば仕事以外での収入も受け取っておきたいですよね。
ここでは、シングルマザーが得られる仕事以外の収入について紹介していきましょう。
元夫からの養育費を増やしてもらう
離婚時に決めた慰謝料を増やすことはできない、と思い込んでいるシングルマザーも多いです。条件によっては、最初に決めた慰謝料よりも高くするのは不可能ではありません。
生活が厳しいなと思ったら、まずは法テラスなどへ問い合わせして無料相談を受けてみるのも得策です。
自治体の制度を利用して手当てを受け取る
自分が住んでいる地域の制度って、意外と知らないことが多いですよね。各自治体では、シングルマザーにとって生活の一助になるような独自の制度を設けている場合もあります。
手続きや説明会に参加するのが面倒だからと、最初から受け取る手段を自分で潰してしまわないよう市区町村の役所に足を運んでみては?
思わぬ手当てを受け取る資格があるかもしれません。
少額から資産運用を始めてみる
株式投資やFXなど、今では資産運用が少額から手軽にできるようになりました。しかもスマホをタップするだけで取引成立するアプリも多くあり、資産運用の敷居がどんどん低くなっています。
中には100円未満から始めることのできる会社もあるので、貯金だと思って始めてみるのも良いかもしれません。
シングルマザーこそ楽しい仕事を見つけるべき
育児と家事に追われながら仕事をするシングルマザーは、世帯を持つ男性よりも負荷が大きいと言えます。ストレスを抱えてしまうと子供にも悪影響を及ぼしてしまうので、シングルマザーこそ楽しく稼げる仕事に就くべきではないでしょうか?
自分があてはまると思ったら、これを機にフリーランスと言う選択肢を増やしてみるのも良いかもしれませんね。