恋愛初心者が1年以内に結婚する方法(後編)
恋愛初心者が1年以内に結婚する方法(前編)では、結婚について必要な考え方や相手の選び方をお伝えしました。
引き続き、深掘りしていきましょう。
目次
自分はどんな人間なのか?
自分の性格や雰囲気など、親しい友人が読んだ時に「これってあなたのことだよね!」と思うようなプロフィールを考えよう。
友人に意見を求めるのもおすすめだ。
趣味については「読書」「映画鑑賞」ではなく、具体的な作品名や作家名をたくさん並べよう(好きな漫画・アニメ・本・ゲーム・映画・海外ドラマ・ミュージシャン等)
すると男性側も「僕も○○好きです!」とメッセージを送りやすいし、その後のやりとりも盛り上がりやすい。
どんなパートナーを求めているのか?
恋愛初心者が1年以内に結婚する方法(全編)のタイトル1.2で考えた「パートナーに求める条件」および「理想の結婚生活のイメージ」について書こう。
そこが一致してない相手と会っても、時間の無駄になってしまうから。
また、好みのタイプを具体的に書くのもおすすめだ。
たとえば「誠実で優しい人が好み」と書いても、ぼんやりしすぎてピンとこない。
それよりも「草食系・オタク・メガネの男性が好み」とか書いた方が「これって俺のこと……?!」と、対象となる男子が石の裏からゴソゴソ出てくる。
私は「石の裏のキンタマを探せ」と提唱しているが、これは「普段は石の裏に潜んでいるような、地味で目立たない男子の中から、磨けば光る金の卵を探せ」という意味である。
婚活市場に「わかりやすく魅力的な独身男子」は少ない。
初対面で「ピンとくる」ような、見た目やコミュ力の仕上がってる男子は残ってないため、完成形を求めない姿勢が肝要。
第一印象はパッとしない、女慣れしてなくて地味でオクテなタイプの中から、掘り出し物を発掘してほしい。
NG項目を明記する
たとえば「男尊女卑な人や亭主関白な人は苦手です」「LGBTやマイノリティに差別的な人は苦手です」など、NG項目を明記した方がマッチング率は上がる。
それを読んで「面倒臭そうな女」「生意気そうな女」と思うモラハラや男尊女卑男をブロックできるし、「自分もそういうのは苦手だから、価値観が合いそう」と食いつく男子を選別できる。
以上、こういった個性の強い、フル開示のプロフィールを上げた場合、イイネの数は減るだろう。
むしろ、イイネを減らすことが狙いなのだ。
王道受けプロフィールに比べると、イイネの数は2割程度になるだろうが、その2割は自分に合いそうな人からのイイネになる。
つまりマッチング率が上がって、効率的な婚活が可能になる。
その後、相手とメッセージをやりとりして「ちゃんとこちらのプロフィールを読んで、真摯に対話しようとする姿勢があるか」を見極めてほしい。
さて。
ダイジェスト版でお届けしたが、この時点で依頼された原稿の字数を大幅に超えている。
その他の婚活ノウハウ(「三回ルール」や「お試し交際」等など)について、興味のある方は拙書『オクテ女子のための恋愛基礎講座』を参考にしてほしい。
また「というか私は本当に結婚したいの?そもそも結婚って何?幸せって何?なんかもうよくわかんねえ!!」みたいになってる方は、新刊『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』を読んでほしい。
これは20代の頃「いかにも離婚しそうな女」と言われた私が、夫との結婚生活の中で気づいたこと、経験したこと、変化したこと…等について綴った一冊である。
パートナーを求めて七転八倒し、オタク格闘家と友情結婚した後もいろいろあった。
母の変死、父の自殺、弟の失踪、借金騒動、子宮摘出……と波乱だらけだったが、現在の私が「毎日楽しい、オッペケペ~」と愉快に生きているのは、病める時ベースで支え合える存在がいたからだ。
私が幸せなのは結婚しているからじゃなく、夫という人間と暮らしているから。
1人暮らしが向いている人もいるし、幸せの形は人それぞれ。
この本が「自分にとっての幸せは何か?」を考えるヒントになれば嬉しく思う。