同棲から結婚を決意するタイミングや期間は?
結婚生活は「慣れなくちゃできない」という側面があるので、同棲をすることでお互い先に「慣れ」を感じてしまい、ズルズルと結婚のタイミングを見失ってしまった…という男女が多くいるのです。
普通に付き合っていてもマンネリ化(=慣れ)することもがあるのに、同棲してからマンネリ化すると「この人とずっと一緒にいられるのかな?」と、自分の気持ちにすら疑いを持ってしまうことがあります。
結婚前に同棲することにはメリットもありますが、デメリットもあるということを事前に理解しておくことが大切です。
では同棲カップルにとって結婚をするタイミングにはどのようなものがあるでしょうか?
目次
結婚前の同棲期間はどれくらいが最適?
実際に同棲期間を経てから結婚した女性の多くは、約1~2年未満で結婚している人が多いです。
半年未満で結婚を決めた人の意見としては、「相性が良い・この人と結婚したいと思ったらすぐに結婚に踏み切った」という声が多かったです。
半年~1年未満で結婚を決めた人の意見としては、「相手のことを十分に知る為には最低半年は欲しい」「短すぎると失敗しそうで怖い」などの声がありました。
1年~2年未満で結婚を決めた人の意見としては、「相手の私生活や価値観をしっかり把握しておきたい」「1年では見れないような嫌な部分も確認したい」という慎重な意見が多かったです。
中には「同棲のために借りたお部屋の契約期間が2年だったので、2年を期間としてどうするか判断した」という人もいました。2年~3年未満で結婚を決めた人の意見としては、「結婚のために必要な資金をしっかり貯金しておきたい」という計画的な人が多と感じました。
3年以上で結婚を決めた人の意見としては、「同棲生活でも満足しているのできっかけがないと結婚していなかった」「彼からプロポーズされるまで待っていた」という声がありました。
目標を立てることで結婚へのタイミングをはかる
女性の場合プロポーズに対してロマンチックな憧れを持っている人が多くいますが、同棲の場合は劇的なプロポーズは難しいということを伝えておくと良いでしょう。
その上で具体的に「いつ頃結婚するか」という期間や目標を決めておきましょう。同棲は毎日パートナーに会えて楽しいことではありますが、慣れが出てきてしまうと結婚に対する意識が薄れてしまうものなのです。
結婚後に楽しむはずの共同生活というイベントを、結婚前に謳歌してしまうので「ある程度の目標は達成した」ということになってしまうのです。
結婚に向けて貯金額を決めて貯める
同棲したら「きっといつか結婚することになるだろう」という思いは男女共に差はありません。
一緒にいたいという気持ちが強いあまり先に同棲したのであれば、結婚という結果を揺るがないものにするために、一緒に貯金額を決めて頑張るのも良いでしょう。
なんとなく結婚を意識するのも良いのですが、大事な決断だからこそしっかりと意識したいものです。
特に女性の場合、男性がどれほど結婚に対し真摯に考えているのかを知ることができるのでお互いの意識がより具体的になるでしょう。一般的な貯金額を見てみると結婚後の新たな住まいを構えるために、100~200万という金額が多いようです。
同棲期限を決める
これから同棲を行う人も既に行っている人も、結婚の為に予め同棲期限を決めておくのも良い方法です。
同棲期限を予め設定しておくことで、限られた時間の中で相手のことをよく知ろうとすることができ、それまでに別れか一生共に生きるかを決断するのでお互いズルズルとマンネリ化した時間を過ごす必要がありません。
同棲カップルにありがちな「キッカケが無い…」という悩みも、期限を決めておくことで全て解決できます。
授かり婚は良いタイミング
授かり婚は狙ってできるものではないですが、ズルズルとタイミングを逃した同棲にとっては良いキッカケと言えるでしょう。
同棲中の妊娠というのはいつの時代も議論され人によって意見は別れますが、お互い好き同士で同棲しているカップルであれば「デキ婚ではなく授かり婚」として新たな命は二人の「かすがい」になってくれます。
結婚前の同棲のメリット・デメリットについて
前述したとおり同棲することで、お互いの知らなかった一面を知ることができたり、会えない寂しさが無いというメリットがあります。
その反面、マンネリ化したり結婚のタイミングが難しいといったデメリットもあるのです。実際どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
結婚前に同棲することのメリット
同棲するメリットは、主に5つです。
・相手のプライベートを確認できる
・価値観が合うか確認できる
・生活費を節約して貯金しやすい
・好きな人といつでもいられる
・結婚生活の予行練習になる
ほとんどの人が、相手と価値観や生活スタイルが合うか・結婚しても一緒に住み続けられるかを確かめる期間として同棲は必要とのことです。
また、花嫁修業をするために、強制的に家事をする環境を作りたいから同棲したい!という女性もいました。
結婚前に同棲することのデメリット
同棲するデメリットは、以下の4つのことが多かったです。
・慣れてマンネリ化する
・一人でいる時間が少ない
・金銭感覚や生活習慣の違いで揉める
・同棲に否定的な親の説得が大変
とくに、自分ひとりでいる時間が少なく、些細な事で喧嘩に繋がりやすいという声がありました。
お互いにべったりとくっついてばかりではなく、ときどき1人になる時間を作ることが同棲生活を長続きさせるコツかもしれません。
結婚前に同棲するべきかは相性次第
結婚前に同棲したほうが良いかどうかは男女の相性次第と言えます。結婚前に「お互いの生活を良く知りたい」「結婚資金を貯めるために節約したい」など結婚に向けて明確な目的がある人は同棲しても良いでしょう。
お互いに大好きで常に一緒にいたいと感じるカップルも同棲したほうが良いです。
逆に「なんとなく同棲したい」「相手の嫌なところを見てストレスを溜めたくない」「一人の時間を減らしたくない」など自分本位の考えがある人は同棲はやめたほうが良いです。
また、「相手が何を考えているかわからない」など不信に思っている部分があるのであれば、喧嘩に発展する恐れがあるので同棲は失敗しやすいと言えます。
まずはよく話し合って見ましょう
現在同棲生活がズルズルと続き、結婚のタイミングが分からないと感じているのであれば、まずパートナーと話し合って見てください。話し合いをせずして悩み、落ち込んでしまうとより空気が悪くなり状況が悪化してしまう恐れがあります。
また正直な気持ちを打ち明けることで、話が前に進むということも考えられます。女性の場合は子供を産む年齢の問題もあるので、期間を決めることはとても大切なことと言えるでしょう。