彼氏いない歴=年齢の女性のための婚活攻略法(前編) - 婚活あるある

彼氏いない歴=年齢の女性のための婚活攻略法(前編)

2020.05.11

前回執筆した「恋愛初心者が1年以内に結婚する方法」が好評だったので、第二弾「彼氏いない歴=年齢の女性のための婚活攻略法」を書くことになった。
 
私は彼氏いない歴=年齢の女性たちと多数会ってきた。
 
自称喪女の彼女らは「自分はモテない」「女性として魅力がない」と思い込んでいるが「それは違うぞ!!」と断言する。
 
彼女らの多くは「導火線しけってる系」、すなわち恋心に火がつかない、そもそも人を好きになりにくいタイプなのだ。
 
かつ「男いらず」で生きていける「完全生命体タイプ」でもある。
 
私のような寂しがりやは「シンゴジラみたいで超クール!そこに痺れる憧れるゥ」となるが、当人たちは「婚活がうまくいかない」と悩んでいる。
 
というのも、婚活ですぐに結果が出る人や、彼氏が途切れない人の多くは「惚れっぽいタイプ」だから。
 
逆に導火線しけってる系の女子は「何人会っても好きになれない……私に結婚は無理なのか……」と婚活沼にハマりがちである。
 
「自分はそもそも人を好きになりにくい」と自覚のある女子は「自分は恋愛がしたいのか?それともパートナーがほしいのか?」と自問してみよう。
 

 
つまり「自分が本当に欲しいものは何か?」と優先順位を整理するのだ。
 
そこでもし「今後50年の人生を考えた時に、支え合っていけるパートナーがほしい」と思うなら、いったん「恋愛」は手放すのも手である。
 
恋愛感情、ときめき、ドキドキ、ほとばしるパトスやエロス……等は求めない、と腹をくくったことでベストパートナーに出会えた、という話はあるあるだ。
 
私自身も「惚れたハレたはもういい、家族がほしい!!」と意識が変わった時に夫に出会った。
 
そして14年の結婚生活を通して「最初に恋愛感情がなくても、家族愛を育てていける」と実感している。
 
それでは「彼氏いない歴=年齢の女性のための婚活攻略法」を書くが、その前に前回のコラムを読んでほしい。
 
前回は「効率的な婚活」によって、婚活アプリでマッチしそうな相手を見つけるためのヒントを書いた。
 
そこでは「石の裏のキンタマを探せ」と提案している。

これは「普段は石の裏に潜んでいるような、地味で目立たない男子の中から、磨けば光る金の卵を探せ」という意味である。
 
婚活市場に「わかりやすく魅力的な独身男子」は少ない。
初対面で「ピンとくる」ような、見た目やコミュ力の仕上がってる男子は残ってないため、完成形を求めない姿勢が肝要。
 
第一印象はパッとしない、女慣れしてなくて地味でオクテなタイプの中から、掘り出し物を発掘してほしい。

 

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ぐるぐる思案はやめて、さくさく行動


 
婚活で良きキンタマをゲットした経験者に話を聞くと、女子が主導権を握ったパターンがほとんどだ。
 
彼女らは「オクテ男子はこちらがリードしないと動かない」と声をそろえる。
 
オクテ男子も様々だが、良きキンタマ系男子は「女がリードしてくれて当然」とあぐらをかいているわけではない。
 
彼らは女慣れしていないため、リードの仕方がわからないのだ。
 
かつ「グイグイ押すと嫌がられるかも」「自分から誘って断られるのが怖い」という心理から、岸辺露伴なみに動かない。
 
「それはお互い様なんだよ!!」と暴れたくなる気持ちはわかる。
 
なのでエレキギターを壊すなどした後に「まともな独身男子は、オクテゆえに残っている」と唱えてほしい。
 
そして「ぐるぐる思案はやめて、さくさく行動」と暗唱してほしい。
 
「自分からデートに誘うほどじゃないし……」「好きになれるかわからないし……」とぐるぐる思案してる間に、他の女子がさくっとクロージングしてしまう。
 
これも婚活界ではあるあるだ。
 
キンタマをゲットするのは「とりあえず試しに誘ってみっか!」と気軽に動く人なのだ。
 
それにぐるぐる思案すること自体がストレスになるため、さくさく行動を心がけてほしい。
 

会う前に話す方が、実は効率的


 
初デートは昼間にお茶かランチを提案しよう。
 
だがその前に、電話(LINE通話やスカイプなど)で話してみるのがおすすめだ。
 
「会ったこともない人と電話するのは気が重い、そもそも電話が苦手だし」という気持ちはよくわかる。
 
けれどもメイクして服を着て電車に乗って、いざ会ってみたら全然話が合わなかったとか、予想外にクソ野郎だった、といった場合の方がダメージは大きい。
 
一方、電話ならすっぴんで全裸でも話せるし、電車賃や食事代もかからない。
 
なによりメッセージのやりとりよりも、実際に会話する方が相手の人間性や相性も見極められる。
 
それで全然合わないなと感じたら、会う前に断ればいい。
 
また、オクテ男子は面と向かって話すよりも、電話の方がまだ緊張せずに話せるという人も多い。
 
いざリアルで会った時も「この前、電話でしてた話だけど……」と会話も盛り上がりやすくなる。
 
このようにメリットが多いので「一度、LINEやスカイプで話しませんか?」とさくっと提案してみよう。
 
もともとの性格を変えるのは難しいが、行動は変えられる
 
それに、初心者はマニュアル通りに進める方がやりやすいもの。
 
というわけで後編もぜひ参考にしてほしい。
 
後編へ続く
 

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アルテイシア

作家、神戸生まれ。『59番目のプロポーズ』で作家デビュー。著書『オクテ男子のための恋愛ゼミナール』『オクテ男子愛され講座』『恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』他、多数。 最新作は『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』http://urx.space/Qx6M ▼Twitter:https://twitter.com/artesia59