恋愛初心者が1年以内に結婚する方法(前編)

当コラムは「恋愛初心者だけど、自分に合うパートナーを短期間で見つけたい」という女子に向けて書く。
今から婚活を始める女子、また婚活に苦戦する女子のヒントになれば幸いだ。
目次
1.結婚は単なる箱で、中身は50年の共同生活
「結婚=幸せ」じゃない。
「あの箱さえゲットすれば幸せになれる!」と焦ると、溺れる者は糞(クソ)をもつかむで、蓋を開けたらウンコみっしりコースになりかねない。
よって、まずは「自分はどんな50年の結婚生活を送りたいか?」をリアルにイメージしてみよう。
基準はあくまで「自分」。
世間や親や周りの声に振り回されず、自分の心とじっくり向き合ってほしい。
そうすれば「自分はどんな人と50年暮らしたいか?」と、理想のパートナー像も見えてくる。
そのうえで「パートナーに求める条件」を書き出して、整理してみよう。
2.「パートナーに求める条件」を整理する
「結婚には妥協が必要ですか?」とよく聞かれるが、必要なのは妥協ではなく、「自分は何が譲れて、何が譲れないか?」を整理することだ。
そのために「パートナーに求める条件」を書き出して、優先順位をつけてみよう。
その際に「無職じゃない」「生理的に無理じゃない」など、必要最低限の条件を書く人が多いが、あくまで「理想のパートナー像」をイメージして書いてほしい。
また「一緒にいて楽しい人」「尊敬できる人」「優しい人」とか書く人が多いが、どんな人と一緒にいると楽しいか?どんな人を尊敬できるか?どんな人を優しいと感じるか?は、人それぞれ違う。
なので、具体的な人物像(イメージ)を膨らませてほしい。
今こそ妄想力を発揮する時である。
ちなみに、私の譲れない条件は「弱い立場の人や動物に思いやりがあること」「心身ともにタフで打たれ強いこと」「自分の頭で考えられて、オリジナルの発想ができること」だった。
この3つを満たしていれば、他はどうでもええんやな、と夫と14年暮らして実感している。
皆さんも「自分」にとって譲れないポイントを考えてみてほしい。
3.婚活でフィールドリサーチ(百軒のラーメン屋作戦)
とはいえ、恋愛初心者は「理想のパートナーと言われても、イマイチよくわからない」のが通常である。
ラーメンをほとんど食べた経験のない人が「あなたにとって究極かつ至高のラーメンは?」と聞かれても、答えられないのと同じだ。
山岡士郎は「ガイドブックを鵜呑みにしてありがたがるな!美味いか不味いか自分の舌で判断したらどうなんだ!」とバチギレていたが、いろいろ試食してみないと「自分はどんなラーメンを美味い・不味いと感じるか」はわからない。
というわけで、恋愛初心者はいろいろな男性に会ってみよう。
私は「百軒のラーメン屋作戦」と呼んでいるが、ラーメンと同様、たくさんの男性に会ううちに「自分はどんな男性が合うか、合わないか」がわかってくる。
なのでサンプル収集、フィールドリサーチのつもりで婚活に臨んでほしい。
その方が「10人も会ったのに、今回もまたダメだった……。」といちいちヘコまずにすむ。
この世でたった1人と50年暮らすのだから、そう簡単に出会えなくて当たり前。
とはいえ婚活は心身を削られるので、なるべく効率的に短期間でキメたい。
そのためのヒントを以下に書く。
4.「モテよりマッチング」「雑魚モテを捨てて一本釣り」
婚活は選挙と違って、自分にピッタリの一票さえ手に入ればいい。
そのたった一票とマッチングするには、男受けや雑魚モテを捨てること。
本当に自分に合う相手を一本釣りすることが鍵である。
男受けキャラを演じてモテたとしても、50年演じ続けるのは無理だし、素を出せば「思てたんと違う」と振られてしまう。
私も何度も振られて血を吐いてきた。
さんざん吐血して気づいたのは、素のままの自分でマッチする相手、「自分を削らなくてもピッタリ合う、おせんべいの片割れ」のような相手がベストパートナーであり、そうじゃなきゃ50年暮らせない、ということだ。
では、そんな相手をどうすれば一本釣りできるか?
5.ヤリチンや隠れ既婚者をブロックする方法
以下、婚活アプリを使ったノウハウを書く。
昨今は「婚活アプリで結婚した」と報告をもらうことが一番多く、また使い方によっては初心者向けのツールとも言える。
この世にはヤリチンや隠れ既婚者など、魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)している。
アプリにも魑魅魍魎は潜んでいるが、リアルよりアプリの方がブロックしやすい面もある。
というのも、ヤリチンには「すぐに会えないアピール」が有効だから。
彼らは「すぐに会えそうな女子」を狙っているため、プロフィール欄に「真面目な出会いを求めてます。すぐに会うのはちょっと怖いので、メッセージのやりとりをして、お互いをよく知ってから会いたいです」と書こう。
するとヤリチンは「面倒くさい、ヤレなさそう」と判断する。
一方、真面目な出会いを求める男子には安心感を与えられる。
男性側もサクラや勧誘を警戒しているため、WIN-WINな策である。
そこで「会わなきゃわからないよ!」と押してくる男には注意しよう。
基本、こちらの要望を無視する男は疑った方がいい。
女性の意思を尊重しない男はモラハラ率も高いため、アプリ上で即ブロックをおすすめする。
また、初回は昼間にお茶かランチを提案しよう。
ヤリチンは夜に活動する種族なので「昼は都合が悪い、夜飲みに行こう」と押してくる奴も要注意。
男慣れしてない初心者は、口の上手い男に騙されたり、強引に迫られると断れないケースが多い。
なので事前にリスク対策したうえで、アプリをうまく活用してほしい。
6.プロフィールでフル開示
何万人もの登録者の中から「自分にピッタリのたった1人」とマッチするには、自分をフル開示することが鍵である。
アプリは男女共に似たり寄ったりのプロフィールが多いため、あたりさわりのない、王道受けする内容だと埋もれてしまうし、男性側も「この人はどんな人か?」がわからない。
本命を一本釣りするには「私はこんな人間です!こんなパートナーを求めてます!」と、わかりやすくアピールすること。
なので以下を参考にして、長文のプロフィールを作ってほしい。
(後編へ続く)