マッチングアプリでトラブルに遭ったら?相談すべき場所と安全なアプリ
メッセージでのやり取りから始まる、間接的な出会いで婚活女子から人気を集めるマッチングアプリ。
しかし、アプリでは真剣な婚活女子を狙ったトラブルも多く、中には大きな犯罪に巻き込まれてしまう恐れもあります。
今回はマッチングアプリで起きる主なトラブルと共に、トラブルに遭った後はどこへ相談すべきかについて解説。
またトラブルに遭わないために、どんなマッチングアプリを選ぶべきかを紹介します。
目次
マッチングアプリで起きた!婚活女子を狙うトラブルとは
マッチングアプリでは手軽に異性と出会える利便性がある一方で、様々なトラブルに巻き込まれる可能性があります。
ここではマッチングアプリのトラブルに巻き込まれる前に気を付けたい、主なトラブルと防衛策を紹介します。
トラブル①結婚詐欺・ロマンス詐欺
マッチングアプリを利用する女性を狙った「結婚詐欺」や「ロマンス詐欺」が増えています。
結婚詐欺やロマンス詐欺とは、プロフィールを詐称して女性に近づき、様々なウソをついてお金をだまし取るトラブルのこと。
近年では国際結婚を望む女性を狙った、外国人男性による「ロマンス詐欺」のトラブルが多く発生しています。
マッチングアプリで結婚詐欺やロマンス詐欺を行う男性は、女性の同情心を誘いメッセージやデート時にお金を要求してきます。
このようなマッチングアプリのトラブルを防ぐために、お金を要求する旨のメッセージが来たら無視をするのが一番。
お金を請求してくる男性に出会ってしまったら、連絡先をブロックする、着信を拒否するなどしてそれ以上関わらないのが正解です。
トラブル②デート商法
マッチングアプリでは、恋愛感情を利用した「デート商法」のトラブルにも注意してください。
デート商法とは、男性が仲良くなった女性にデートの約束を取り付け、その場で高額な商品を売るもしくは契約させるトラブルのことです。
女性の「嫌われたくない」という気持ちを逆手に取り、明らかに高額な商品の契約でも断りづらくさせるのが、デート商法の手口。
マッチングアプリでデート商法のトラブルに遭わないためには、デートの日時や場所を自分で決めることです。
デート商法は複数人がグルになっており、商品を売りつける場所や日時を細かく設定した上で女性をデートに誘いだします。
もしマッチングアプリ上で一方的にデートの日時や場所を指定されたら「ちょっと難しいかな…」と断り、相手の反応を伺うのがベストです。
トラブル③強姦・脅迫
マッチングアプリでは、女性の精神的なダメージの大きい「強姦」または「脅迫」のトラブルが急増中です。
ショッキングな被害を受けて女性が他人に話すことを避けたがる、また男性が「撮影された写真をネットに流す」などと脅迫することから、泣き寝入りしやすいトラブルでもあります。
2018年には、愛知県で「ネットで出会った女性に睡眠薬入りのジュースで眠らせて性的暴行を加える」という、巧妙かつ悪質な手口の犯罪が起こりました。
強姦や脅迫といったトラブルを避けるためには、2人きりになる場所へ行かないことが大切。
カラオケや居酒屋の個室、また男性の車など、他人の目が届かない場所は避け、カフェやレストランなどの場所でデートをしてください。
また睡眠薬でのトラブルを防ぐなら、席を外す時は飲み物を空にしておくのが最適です。
もしも席を外した後に、男性が女性の分の飲み物を用意していた時は飲まないように気を付けてください。
トラブル④ストーカー
マッチングアプリで出会った男性が女性に付きまとい、ストーカー被害に発展するトラブルも起きています。
マッチングアプリでは匿名性が保証されているものの、仲良くなる内に女性が自ら男性に個人情報を教えたことでトラブルに繋がるようです。
このようなマッチングアプリのトラブルを防ぐには、気軽に個人情報を教えないことのみです!
LINEにはブロック機能が付いているものの、本名や職場の名前などを教えてしまうと、男性は情報を頼りにプライベートを暴いてしまう恐れがあります。
マッチングアプリで出会った男性に個人情報を聞かれても答えないのは基本ですが、数回デートを重ねたとしても個人情報の扱いには注意が必要です。
マッチングアプリのトラブルはどこに相談すべき?
マッチングアプリを通してトラブルに遭ったなら、まずはアプリの運営相談窓口に問い合わせることが重要です。
大手運営のマッチングアプリであれば、トラブルに遭った相手を通報する機能も付いています。
そして、受けた被害によっては運営だけでなく、然るべき場所にも相談にいくことをおすすめします。
こちらでは、運営側にアプリでのトラブルを相談した後に、被害をどのような場所に相談すべきかをお教えします。
警察署
マッチングアプリで詐欺被害や犯罪などのトラブルに巻き込まれたら、身近な警察署の被害相談窓口に相談をしてください。
また、まだ被害には遭っていないけれど今後トラブルに繋がる恐れがある場合は、警察相談窓口(9110)に電話をして対処法を相談するのもおすすめです。
相談内容によっては被害届を提出し、トラブルを起こした男性を逮捕することもできます。
またその他の相談センターの紹介なども行ってくれるため、どこに相談すべきか困ったらまず警察署に連絡するのが最善です。
消費者生活センター
マッチングアプリでデート商法のトラブルに遭った場合は、全国にある消費者生活センターに相談してください。
どこの消費者生活センターに電話すればいいか迷ったら、消費者ホットライン(188)に電話をかけて、近くの消費生活センターを紹介してもらいましょう。
デート商法では売買契約が発生しているため、相談をすれば内容に応じてクーリング・オフが可能かどうかや契約の不当性について専門的なアドバイスをくれるはずです。
契約後でも契約の申し込み撤回や契約解除を行えるクーリング・オフ制度は、契約内容によって適用期間が個別に設定されているので、トラブル後はできるだけ早めに相談することをおすすめします。
弁護士
マッチングアプリで法律に関するトラブルに遭った場合は、法律のプロである弁護士に相談をするべきです。
中でも「法テラス」は国営の総合相談所であり、トラブルに関するアドバイスを無料で受けることが可能です。
マッチングアプリで知り合った男性との金銭トラブルなど、犯罪に繋がらないトラブルでも対応してくれる場合がありますよ。
トラブルを防ぐアプリの選び方&おすすめアプリ3選
マッチングアプリで起こるトラブルを避けるには、利用者の防犯意識だけでなくアプリ選びも重要です。
トラブルを防ぐために、マッチングアプリを利用する際には、なるべく大手会社が運営するアプリを選んでください。
大手会社運営のアプリでは、本人確認や年齢確認などを設けてプロフィール詐称のトラブルを防いでいたり、トラブルを起こす業者やサクラの取り締まり、利用者間のトラブルを防ぐ警備体制が取られていたりするため、安全性が高いです。
さらに、大手会社運営のマッチングアプリは相談窓口のサポートが充実していることが多いので、トラブルが発生したときに手厚くサポートしてもらえるのも魅力。
ここからは、安全性が高くておすすめな大手会社運営のマッチングアプリを3つご紹介します。
監視体制&通報システム完備のアプリ「with」
メンタリストのDaiGoさんによる性格診断が人気のマッチングアプリ「With」では、プロフィール・画像の確認&認証制度や監視体制が整っているため、安心して使えます。
また利用者による通報制度も設けており、通報された相手は通報内容により警告または強制退会の措置が取られます。
男性会員は、有料会員登録をしないと自由にメッセージのやりとりができないサービスのため、お金をかけずに出会いを探そうとしている、出会いに対する真剣度の低い男性を避けることができます。
完全審査制を設けているアプリ「イヴイヴ」
マッチングアプリでは珍しく、完全審査制を設けているのが「イヴイヴ」です。
審査をしているから完全に安全とは言えませんが、トラブルを起こしそうな男性を登録の段階でふるいにかけているという点では優秀と言えます。
また男性会員はメッセージのやり取りに料金がかかるため、完全無料のアプリよりも出会いに真剣な男性が集まりやすいのも特徴です!
一部上場企業運営のアプリ「Omiai」
東証一部上場の株式会社ネットマーケティングが運営するマッチングアプリ「Omiai」。
大手会社が運営している点であることや、プロフィールの実名掲載防止、監視体制の強化なども評価されているアプリです。
また過去に何らかの警告を受けた利用者には「イエローカード」が付き、一定期間プロフィールに表示される機能があります。
他の利用者に迷惑行為を行っている、体目的などの理由から運営が判断した利用者と一目でわかるため、危ない男性と出会うリスクが低くておすすめです!
マッチングアプリのトラブルには要注意!
マッチングアプリには素性が見えにくいデメリットから、さまざまなトラブルに遭う可能性があります。
トラブルに遭わないことがベストですが、トラブルに巻き込まれた際は早急に各所へ相談し、早期解決に向けて動くことが重要です。
またアプリでの被害に遭わないためにも、安全性の高いマッチングアプリかどうかを見極めてから利用しましょうね!