ファスティングの正しいやり方を紹介!ファスティング後の食事にも注目!
近年、ダイエット効果もあるとして注目されているファスティング。
ファスティングの効果はダイエットだけにとどまらず、脳の活性化や睡眠の質を上げることにもつながると評判です。
今回はファスティングの正しいやり方とファスティング後の食事内容について紹介していきます。
目次
ファスティングとは
ファスティングは、女性だけでなく男性からも注目を集めています。
そもそもファスティングとはどんなものなのか、その概要について紹介します。
ファスティングは断食?
ファスティング=断食として認識されることも多いですが、ファスティングは「いきなり食べない」と言う行為はしません。
そして、全く何も口にしない訳ではないので断食とは少しニュアンスが変わってきます。
ファスティングの効果
ファスティングはダイエットのみならず、集中力が増す効果を得られたり、体内の老廃物を排出しきれいな体内を維持する効果も期待できます。
ファスティングは、通常のダイエットとは異なる角度からの効果が得られるものなのです。
ファスティングの正しいやり方
ファスティングはやり方を間違えると、大きく体に負担がかかり危険です。
ファスティングの正しいやり方について詳しく紹介していきますので、正しいやり方を把握した上で実行するようにしましょう。
計画を立てる
ファスティングは、単に断食する訳ではなく始める前から少しずつ準備をしなければなりません。
ファスティングを始める前には、計画を立てましょう。
まず大切なのが、ファスティング期間。
自分ができそうな無理のない期間を計画して進めてください。
超短期ファスティング
1〜2日間で行う超短期ファスティングでも、数キロのダイエットに成功することも!
超短期のファスティングは、実質1〜2食の食事を断つ計画なので初心者でも無理なく進めることが可能。
しかし期間が短かすぎることで、人によってはデトックス状態が中途半端に終わってしまう可能性もあります。
効果を期待し過ぎず、「お試し」の位置付けで行うのがおすすめです。
超短期ファスティングでは、丸1日ゆっくり過ごせる日を作っておくことが成功の秘訣です。
3日間のファスティングが最適
週末に時間が作れる方は、3日間のファスティングに挑戦してみましょう。
週末を使ったファスティングでは、金曜日を準備期間としたやり方で進めていきます。
土曜日がファスティング期間で、日曜日が回復期間。
仕事が始まる月曜日には通常運用に戻っていると言う流れです。
たった3日間だけでも、週末の暴飲暴食を防げるので、意外に高い効果が得られますよ。
「花金に飲みにいけない」と思うかもしれませんが、ファスティングを始めることで甘い誘惑から脱却できれば一石二鳥。
ファスティング準備期間
ファスティング準備期間は、胃腸に負担をかけないように、いつもよりヘルシーで軽めな食事を摂るのがポイント。
高タンパクや高脂質の食事を避けて、温かく消化に良い食事を摂ることでファスティングできる体にしていきます。
ファスティング期間中の食事
ファスティング期間中は、食べ物を一切口にせず水分補給のみとなります。
かなり苦しい戦いに不安な方には、酵素ドリンクがおすすめ。
酵素ドリンクには、ダイエットに必要な栄養素と空腹感をサポートしてくれる糖分が含まれています。
ドラッグストアで簡単に手に入るので、事前に準備しておきましょう。
ファスティング回復期間
ファスティング回復期間では、回復食で通常の体に戻してあげます。
回復期の食事についても、準備期間と同じように胃腸に負担の少ない食事を心がけます。
お粥のみに走る人がいますが、お粥には米の糖質が含まれているのでリバウンドに繋がってしまうことも…。
最初は野菜や豆類を中心に、徐々に魚などを摂ってタンパク質を増やしていきましょう。
ファスティングのやり方で注意する点
ファスティングのやり方には、いくつかの注意点があります。
やり方を誤ると、逆に体への悪影響にもなりかねません。
ここでは、ファスティングのやり方に関する注意点と、ファスティング中に訪れる「好転反応」について紹介します。
ファスティング前の注意点
ファスティング前の注意点は「自分に必要かどうか?」「ファスティングして問題ない状態かどうか?」を考えることです。
無理なダイエットの一環として長期間のファスティングを取り入れるのはNG。
あくまでも、暴飲暴食で疲れ切った胃腸を一旦リセットする目的で行なってください。
また、「ストレスが強い状態」「風邪気味」「生理中」などは避けるのがおすすめ。
上記のようにエネルギーが必要な時期にファスティングを行うと、体に悪影響を及ぼす可能性があります。
ファスティング中に頭痛などがしたら
ファスティング中は血糖値が極端に低くなりケトン体が大量に発生し、頭痛や吐き気、体のだるさなどの症状が出てきます。
こういった症状は「好転反応」と呼ばれ、正常にデトックスが行われている証とされています。
しかし、食生活の乱れがひどい人は、好転反応が強く表れる傾向にあります。
あまりにも耐えがたい好転反応が起こった場合には、一時中断することも視野に入れましょう。
辛い好転反応を防ぐために、1日や半日など短期的なファスティングから始めて、体を慣らしていくのも1つの手段です。
ファスティング中の禁止事項
ファスティング中は、いくつかの禁止事項があるので必ず守るようにしましょう。
・激しい運動
・カフェインの摂取
・薬の服用
・飲酒
・アメやガムの摂取
ファスティング期間中の体内は、通常に比べてとても敏感です。
激しい運動や薬の服用は控えてください。
体内では、栄養を補おうと必死な状態なので水分以外の摂取も禁止です。
この状態で糖質を摂取してしまうと、体が過剰に反応してリバウンドの原因もなります。
ファスティング後の食事も大切
ファスティング期間が終わると、回復期間で少しずつ通常運用に戻していきます。
ファスティング後の回復食は、胃腸にやさしいメニューが基本です。
しかし、日常的な食事を変えないことには根本的な改善にはなりません。
ファスティング後の日常的な食事内容についても事前に確認しておきましょう!
和食と欧米食ではどっちが体に良い?
昔から体に良いとされる和食。
しかし、米の糖質や味噌汁の塩分は、激しい労働が中心だった時代に必要だった栄養素。
デスクワークが中心の現代では、その内容が見直されています。
最近では、炭水化物の過剰摂取を減らして、タンパク質を多く取ることが健康食として認められ始めてきました。
欧米食は、タンパク質を効率的に取れる食事として注目されています。
和食と欧米食を上手く使い分けながら、タンパク質を多く取ることに意識を向けると良いでしょう。
よく噛んでおいしく食べることも大切
食事は、よく噛んでおいしく食べることが1番大切です。
栄養バランスのよい食事も大事ですが、栄養を重視するあまりストレスを溜めてしまっては、体に悪影響。
どんな食事にしても、よく噛んで「おいしい!」と感じながら食べることが1番の食事法であり基本的な食事のあり方です。
正しいファスティングのやり方でキレイを保つ
ファスティングは、正しいやり方を事前にチェックしておくことが非常に大切です。
適当な感覚でやってしまうと、効果が出ないどころが逆効果になったり体に悪影響を及ぼします。
また人によって好転反応の大きさが違ってくるので、無理のない範囲から始めてみる方が良いでしょう。
正しいファスティングのやり方をマスターすれば、自分のキレイを保つことも夢ではありません。