【HSPと上手く付き合うコラム第三弾!】イライラから見つかる、あなたの強みと才能”怒りから得意を発見”

本日はもも様による【HSPと上手く付き合うコラム第三弾】を公開します!
今回のテーマは『イライラ』について。是非ご笑覧ください!
もも様についてもっと知りたい方はこちらをチェック↓
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「あなたの強みはなんですか?」と聞かれても、すぐに答えられない。
「得意を伸ばした方が良いよ」とアドバイスされても、何が得意か?が分からない。
仕事でイライラしてばかり。周りは普通そうなのに、自分がおかしいのかと感じてしまう。
例えば、こんな悩みをお持ちの方、いらっしゃらないでしょうか?
そんなあなたに朗報です。
イライラした時こそ、実はチャンス。
なぜなら、その瞬間に「自分の得意なこと」が分かるからです。
以前、このようなツイートをしました。
人に対してイラっとするとき。「自分はできるのに」の裏返し。つまりその瞬間「自分の得意なこと」がわかる。例えば私は、相手の話をさえぎる人が苦手。裏を返せば「自分は話を最後まで聞けるんだ」と納得。イライラは強い感情。だから必ず意味がある。根っこをほどいて、”自分の武器”を探してみよう。(https://mobile.twitter.com/momo__hsp/status/1538295321066819584)
今回はこのツイートを深掘りし、イライラから得意を見つけるコツを解説していきます。
目次
実は「イライラ」した時こそ、得意を見つけるチャンス
「自分の得意なことってなんだろう」
そう思い、一般的な自己分析ツールを用いて調べる方も多いと思います。
ですが、大体出てくるのは
主体性、実行力、課題発見力、計画力、発信力、傾聴力、コミュニケーション力 など‥
パッと見て「ふ~ん」と感じるような言葉ばかりではないでしょうか?
でも、これでは納得できないですよね。なぜなら
他の人と差別化できる、自分だけの得意を見つけたい
これが本心だからです。
そして、このレベルの得意を見つけるためには、一般的な自己分析ツールを用いるのではなくて、表面上に現れていない「深層心理」を探っていく必要があります。
そこでおすすめなのが「イライラした瞬間」に注目すること。
人に対してイラっとする1つの理由として「自分ならできるのに、どうして相手はこれができないのだろう」と、期待が裏切られることが挙げられるからです。
イライラは期待から生まれる感情。スムーズに物事が進まないことで、期待を失い、結果としてイラっとしてしまうのです。
そのため、イライラしたら「もしかしたらこれが得意なことなのかも?」と考えるようにしてみてはいかがでしょうか。きっと新たなヒントが生まれてくるはずですよ。
「イライラ」から得意が見つかった、私の実体験
ここで私の実体験をご紹介します。
約7年前、一緒に仕事をしていた上司が「相手の話をさえぎる」タイプの方でした。
誰に対してもこのような対応をしていたので、恐らく何の悪気もないと思います。
ですが、拙いながらも一生懸命話しているのにも関わらず、バサッと切り、自分の話をされることが苦痛でたまりませんでした。
当時抱いた感情の流れを書いてみます。
①相手の話をさえぎる上司と仕事をする
②「話をさえぎる」という行為から、期待を裏切られたと感じる
③無意識に「自分は人の話をさえぎらないのに、なぜこの人はさえぎるのだろう」と感じる
④結果「なぜ自分にできることを、この人はできないのだろう」とイライラがつのる
こんな感じでしょうか。
当時の私は「イラっとする自分がいけない」と自己否定に走ってしまいました。
ですが、今振り返ってみると、間違いなくこれは強みの裏返しだと考えています。
③の「自分は人の話をさえぎらないのに」がヒントですね。
もう少し深掘りすると、
自分は人の話をさえぎらない
↓
自分は人の話を最後まで聞ける
と「~できる」に変えることで、強みに転換できます。
つまり、大切なのは、イライラをつのらせた状態で終えるのでなく、イライラという感情の根っこを分析すること。
くり返しになりますが、イライラは期待から生まれる感情であり「自分ならできるのに」の裏返しです。「イライラしたときこそチャンス!」と考え、自分の得意を見つけていきましょう。
「仕事でイライラすることが増えた」ときは、働き方を見直そう
また最近、こんな相談がありました。
「以前は仕事でイライラすることなんて、そんなにありませんでした。
ですが最近、他人の言動にイラっとする瞬間が増えてしまって。
自分の器が狭いのかな?と思うばかりで、悩んでいます」
同じような悩みを抱えている方、いらっしゃるかもしれませんね。
ですが、これも実はチャンスです。
以前は見えていなかった、自身の強みを認識し始めたからこそ「自分ならできるのに」という想いが強まった証拠。
これまでは今所属している組織や仕事内容に「自分を合わせないと」と、少し無理をして頑張ってきたのではないでしょうか。
きっと苦手なこともあって「苦手だけど克服しないと」と、負荷をかけたことも一度や二度でないはずです。
ただ得意分野を見つけ、それを活かしていきたいと思った瞬間、自分がキラキラと輝く未来が見えてきます。
すると「もっとできるのに」という気持ちが強まり、今所属している環境や、関わっている人間関係に対して、イライラを感じるようになるのです。
だからこそ「仕事でイライラすることが増えた」のは、むしろ良い兆候。
その感情を押し込めることなく、しっかり受け止めた上で、
「どんな働き方がしたいかな」
「どんな環境に身を置きたいかな」
「どんな人と一緒に仕事ができたらいいかな」
と考えてみましょう。
自身との対話が、今後の飛躍に大きくつながるはずです。
「イライラ」を武器にして得意を見つけ、人生を好転させよう!
一般的に「イライラ」はネガティブな感情と捉えられ、抑え込むにはどうしたらいいのか?と考えがちです。しかし、他者に対して苛立つ場合は「自分はできるのに」の裏返しであることも往々にしてあります。
なのでその感情をむしろ武器にして、得意を見つけ「どうしたら自分らしく輝けるかな」という思考にシフトしていくことが大事です。イライラしたときこそチャンス、忘れないでくださいね。