自己肯定感を育てるのに疲れたので、低いままで生きていきます

こんにちは、トイアンナです。
私は生まれてこの方、自己肯定感低いガールとして育ち、メンタルを病んだり男に依存しながら30代を迎えたなかなかにヤバい女なわけですが。
さすがに「このままじゃ死ぬ」と思っていたわけで、初期から手を尽くして自己肯定感を上げてきたわけです。
目次
自己肯定感を上げるためにいろいろ試しました
自己肯定感を上げるために私がやったことは、ずばり「自己肯定感が高そうな女性の生き様を模倣すること」でした。
って言っても、キラキラ人生★インフルエンサー★を目指すとかじゃないよ。
キラキラ★ライフの演出はむしろ自己肯定感が低くなるので、メンタル鋼な人以外はやらない方がいいやつです。
私が試したのは、
●人が買い物に行くとき、ついでに私が欲しいものを買ってきてもらう
●グループでご飯をするときも、自分が好きな食べ物を率先して注文
●怒りを抱いたら後からでも「あれは嫌だった」と言う訓練をする
●疲労感など「ストレスのサイン」を見逃さず予定をリスケしてでも休む
●何もできない日は「勇気を出して休んだ自分」を褒めながら寝る
みたいな、超・健全な自己肯定感育成メソッドです。
自己肯定感を上げたことは後悔してないけれど
結果、まあまあ自分のことを好きになりまして。
いわゆる、ダメな自分でも受け入れられるとか、自分が倒れるまで人へ尽くさないとか、そういう最低限のふるまいはできるようになりました。
で、それでも変わらなかったのが男の好みです。
幼少期に否定的な言葉をたくさん浴びる環境にいたのですが、それがどうしても心地よい。
モラハラ大好き。
「お前って、本当に何もできないバカだなあ」と言われるとほっとしちゃうんです。
客観的にやばいのは分かってますよ。
でもときめく自分は止められない。
付き合ってから、彼に尽くすのも止められない。
限界を迎えるまで、彼に弱みを話せないのも変わらない。
「上手に甘える」ってよく言いますけど、それって何やねん。
仕事ならいくらでも「〇〇さんにしかお願いできないんです~!引き受けてくださってとっても嬉しいです~!」ってできるのに、プライベートでは脳が真っ白になります。
というわけで、未だに私の甘え方は
「限界。つらい。助けて」と短文で危なすぎるメッセージを送るか、
「あの時、実は超つらかった」と過去形で語ることしかできません。
もう自己肯定感を上げられない自分も「それでいい」と言おう
いっときは、こういう自分も変えなきゃ、変えなきゃ……と頑張っていたわけですが。
ある時から、自己肯定感を上げるプロセスのそのものが苦痛に感じ始めてしまった。
自己肯定感を上げなきゃ、上げなきゃ、と思っていること自体が自己肯定感を下げるのだとしたら、これって本末転倒もいいところです。
だから、自己肯定感を上げられない自分も「もうええわ」と手放すことにしました。
自分のこと好きになれない日があっても、もうええわ。
ウツっぽくなって、ベッドから動けない日があっても、もうええわ。
何もかもうまくいかないって自分を責めても、もうええわ。
そしたら、何か楽になったんですよね。
自己肯定感を上げるのって、苦行になっちゃったら意味がなくて。
自己肯定感上げる訓練って、自分の首に締まった紐をゆるめられそうなときだけ、試せばいいのかなと。
今はゆるく、そんな風に考えています。
自己肯定感、低くてもええわ。それでも生きていけるなら。