街コンで会話上手になる方法、元アパレル店長がお教えます
街コンでの会話は、相手に好印象を与える方法の1つです。
会話が苦手で街コンで苦い思いをしている方は、この機会に会話の方法を見直してみましょう!
毎年何百人ともお客さんと会話をしてきた元アパレル店長が、好印象を与える会話のコツや盛り上がる会話のネタを伝授します。
目次
街コンで会話が続かない理由とは
「街コンに参加しても、相手と会話が続かない…」と1人で悩んでいても、当然会話は上手になりません!
会話は相手がいて成り立つものですから、1人でどうにかしようとしてもほぼ不可能です。
しかし、1人でも苦手な会話を克服する手助けになる方法は、いくつかあります。
その中でまず実践して欲しいのが「会話のクセ」を見直すことです。
街コンで会話上手になるなら「会話のクセ」を改善しよう
会話が苦手だと感じている方は、無意識の内に「会話のクセ」が出てしまっています。
街コンで会話上手になりたいという方は、以下のようなクセが出ていないか一度チェックしてみてください。
①早口で話してしまう
②得意な話や興味のある話は、つい夢中で話し続けてしまう
③相槌をしない、またはタイミングが分からない
④会話の聞き役になることが多く、自分から話すことがない
早口になる方は、先生が生徒に教えるまたは親が子供に言い聞かせるつもりで話すように心がけてみましょう。
会話は話の投げ合いですから、相手の話に頼りすぎず、話を聞いて自分の感じた気持ちや関連する話題を振る努力も忘れないようにしてくださいね。
街コンでウケる会話ネタ4選
街コンでの会話は、いくつかのネタを用意しておけば困りません。
なぜなら、街コンは一定の時間ごとに会話の相手が入れ替わるため、参加者全員に同じネタを振っても問題ないからです。
ここでは街コン前に準備しておきたい、会話に困らないおすすめの会話ネタをいくつか紹介します。
会話ネタ①天気や気候の話
開催場所近辺に住む参加者が多い街コンでは、その土地の天気や気候の話を盛り込むのがおすすめです。
天気や気候の話をするときは、天気や気候に絡めた話題を用意しましょう。
例えば「最近晴れの天気が続きますが、最近はどこか出かけましたか?」「寒くなりましたね~、鍋やおでんは食べましたか?」などです。
天気や気候の話題は話のきっかけとして使われやすく、緊張感を和らげて会話をスムーズにしてくれます。
会話ネタ②相手の特徴や身につけているものの話
初対面同士が参加する街コンでは、外見の特徴が好印象を左右しやすいことから、身だしなみや服装に気を遣っている参加者が大半です。
街コンで会話を始める前に、まずは会話相手の髪型や身に着けているものなどをチェックしてみましょう。
髪の毛を綺麗にセットしている女性なら「ヘアスタイル可愛いですね、ご自身でセットされているのですか?」や「綺麗な髪の色ですね、美容室にはよく行くのですか?」と話すのもおすすめです。
また男性であれば「その腕時計かっこいいですね、そのブランドがお好きなんですか?」や「今日の服装は落ち着いていて素敵ですね、よく行くお店はあるのですか?」などが話題にしやすいでしょう。
他人に褒められると人は「認められている」または「興味を持ってくれている」と感じ、相手に好意を抱くようになります。
実際に筆者もお店に来た初めてのお客さんと接するときに、会話の糸口としてよく使っていました。
会話ネタ③仕事や趣味の話
街コンの参加者の中には、仕事または趣味で忙しいという理由から、出会いを求めている方もいます。
会話相手がプロフィールシートにいくつかの趣味を書いていれば、ぜひ趣味の話を質問してみましょう!
もし相手の趣味が自分の知らないジャンルだとしても「どうしてハマったのですか?」「どんなことをするのですか?」などと興味を持って会話に乗ることが大切です。
また仕事にやりがいを持っている男性であれば、仕事の話を質問すると意気揚々としゃべりだしてくれることもあります。
また仕事の話を聞いたとき「普通の会社員です」「大した仕事ではないです…」などと、あまり触れてほしくない雰囲気を出していたときは掘り下げず、別のネタを振りましょう。
会話ネタ④好きな食べ物や店の話
生活に欠かせない食べ物の話は興味を持っている方が多く、好き嫌いの話でも十分盛り上がるネタです。
また好きな食べ物の話からよく行く店や知っているおすすめの店の話題につなげ、最終的に会話相手をデートに誘うテクニックもできます。
食べ物に興味がない会話相手の場合、レストラン近くの施設やお店が入る施設の話題にして、話をうまく逸らせてあげましょう。
街コンで遭遇したOK&NGな会話例
1人や友人とさまざまな街コンに参加した筆者の体験談から、会話が盛り上がった楽しい話題や逆に「これはない」と感じた会話例の一部を紹介します。
OKな会話例「最近○○に出かけてきたんですけど!」
街コンで会話をしていて盛り上がったのは、相手が出かけた場所の話題です。
自分の行った場所の話をとても楽しそうに語っていたので、自分も面白く聞けました。
また「(私の名前)さんは行ったことありますか?」と質問を投げかけてくれたので、自分の出かけた話をして会話がどんどん広がって、トークタイムもあっという間でした!
自分の行ったところであれば共通の話題で盛り上がりますし、行ったところでなくても逆に「どこへ行きました?」と質問をすれば会話相手に話をさせることもできますよ。
NGな会話例「街コン参加は何回目ですか?」
街コンに参加していて、意外にもよく聞かれる質問です。
会話が続かなくなったときに苦し紛れで質問しているのかもしれませんが、質問された側はあまり良い気分ではありません。
また会話が広がる話題とは考えにくいですし、真剣に出会いを探している方に対しても失礼な質問です。
もし自分が緊張していることを相手に伝えたいのであれば「街コンって初めてで、緊張しています」と伝えれば良いだけでしょう。
筆者が実際に聞かれたときは「私が場慣れしてるって言いたいのかな?」と感じ取りました。
OKな会話例「小さい頃は何して遊んでた?」
街コンの話題は基本的にプロフィールシートの内容を聞かれることが多かったので、このような質問が来て驚きました。
自分の年齢±3歳の相手や異性の兄妹がいれば、共通の話題で盛り上がることの多い会話です。
私は男兄弟で育ったという経緯を話していたので、相手の小さな頃にしていた遊びの話題で盛り上がれました。
逆に会話相手が姉や妹がいる男性であれば、女性の話題にも乗ってくれるかもしれません。
同じネタが集中してしまう街コンで、気になる相手と印象に残る会話をしたい、という方におすすめです。
NGな会話例「なんで彼氏(彼女)と別れたのですか?」
街コンで知り合って何回か食事をした上で言われるならまだ理解できるのですが、初めて会った異性に聞くにはハードル高すぎませんか…?
街コンの参加者の多くは、過去に恋愛をして別れを経験した人たちです。
参加者の中には失恋の過去を忘れたいと、新たな出会いに希望を見つけようとしているかもしれません。
聞かれたくない相手の過去を根掘り葉掘りするのは失礼極まりない話です。
会話を盛り上げたいという気持ちで聞いているのであれば逆効果。
悪い意味で相手の印象に残るかもしれません。
街コンで役立つ会話術
街コンで会話を盛り上げるなら会話のネタ収集だけでなく、相手が話をしやすいように意識することも大切です!
街コンの参加が決まったら、会話の練習をすると同時に以下のような行動を心がけましょう。
会話中は笑顔を意識する
街コンでの会話の特権は、相手の表情が見えるところです。
いくら楽しい会話のネタを振ったところで、緊張でガチガチのこわばった表情をしていれば、相手は会話どころではありません。
街コンは何人もの初対面の相手と話す、特殊なイベントです。
接客業をして何百人の相手をしていた筆者でも、未だに街コンでは緊張をして普段通りに話せるまで時間がかかります。
笑顔の表情は自分の緊張だけでなく相手の緊張もほぐす、効果的なテクニックです。
街コンでの会話中は親しみやすい笑顔を向けましょう。
挨拶と自己紹介は必須
会話を始める前は、相手の心の準備を与えるためにも、挨拶と自己紹介の時間を設けましょう。
トークタイムの時間が決められている街コンでは「短時間で好印象を与えよう!」と思い、話題を畳みかけようとする方もいますが、はっきり言って逆効果です。
実際に挨拶もそこそこに会話ネタを振る方に遭遇しましたが、正直その人の印象は残っていません。なぜなら相手は会話の対応に追われるのが必死になり、会話以外のことを気にする暇がないからです。
挨拶と自己紹介は相手に対する基本のマナー、相手に敬意を払う気持ちを忘れないでくださいね。
相手の話をさえぎらない
相手の話をきちんと聞くことは、最低限のマナーです。
会話をしている中で共通の話題を見つけても、きちんと相手の話が終わった後に話し出しましょう。
街コンはあなたの自慢話を披露する場ではありません。
気分の良い会話を心がけたいなら、言葉のキャッチボールをしましょう。
街コンの会話は紳士的にゆっくりと!
街コンでは会話を完璧にしようとするのではなく、相手が話しやすい環境や雰囲気を作る心がけを意識してみてください。
ネタを駆使しながら会話のきっかけを作り、相手に好印象を与えましょう!