転職の面接準備はコレが正解。現役人事部が教える「受かる面接準備」
こんにちは!
婚活で出会った人と結婚し、今では本業で企業の人事部、副業でライターをしている兼業ワーママのうーちょです。
「転職しようと思うけど、面接ってなにを準備したらいいの…?」って悩んだことありませんか?
特に初めての転職面接の場合、面接当日すごく緊張してしまい、面接官に上手くアピールできず不採用…そんな結果も起こりえます。
実は、転職面接は事前の準備で、ほぼ採用可否が決まるといっても過言ではありません。
今回は、現役人事部の私が、転職面接に準備が必要な理由と、必要&オススメ準備をご紹介します。
目次
転職面接の準備が必要な理由
面接時には「準備をしていない人」「準備をしている人」の差が一目瞭然。
その瞬間に採用可否が決定することも。
まずは、準備が必要な理由を押さえておきましょう。
緊張せずに臨める
「備えあれば憂いなし」と言われるように、転職面接も準備万全なら落ち着いて面接官にアピールできるでしょう。
・面接会場に到着した時の振舞い方
・履歴書、職務経歴書の渡し方
・ほかの社員スタッフとの接し方
・応募書類の基本の書き方
・面接部屋への入り方
・面接中の受け答えの仕方
・面接終了から退出までの流れ
最低限、このあたりは転職面接の基本。
社会人として知っておきたいビジネスマナーです。
面接当日に「あれっ?この基本どうだっけ?」となると、余計に緊張してしまう要因に。
志望理由に説得性が出る
人事部は「この応募者は、本当にウチの企業に来たいのか?」とチェックします。
そのチェックとして、最低限、ホームページや求人票に書いてある企業情報を知っているのが前提です。
もし、知らなければ「興味なさそうだし、採用してもすぐに退職するんじゃ…?」と思われて不採用になる要因に。
恋愛で例えると、ある男性が「君が好き!」とアピールしてきても、デート事前準備全くしていない・デートに遅刻するなど、準備不足があれば「本当に好きなの…?」って思っちゃいますよね。
同じように、準備をしっかりしておくことで、自分の志望理由に説得性が増します。
自分のキャリアを見つめなおせる
採用面接の際「ミスマッチなく、早期退職しない人」を採用します。
なので、先述の通り、面接準備をしている人=志望度も高くミスマッチのリスクが少ない。と言えるのです。
ミスマッチが発生した場合、以下の通りそれぞれにデメリットがあります。
企業側からの視点
⇒採用コスト・面接・入社配置根回しなど、費用・労力ロス。
転職する人からの視点
⇒新しく転職活動を始めても応募先の企業から「すぐに退職するんじゃ?」「自己分析ができないのか?」と思われて転職が不利。
⇒早期退職は、今後の転職活動に響くでしょう。
なので、面接を受ける前に、「本当にこの会社で良いのか?」とミスマッチを防ぎ、自分のキャリアを振り返ると良いですよ!
転職面接の前日にできる面接の準備
どんなに忙しくても、以下の面接準備をしっかり押さえるのがポイント。
求人票・企業情報を頭に入れておく
先述の通り、転職面接の準備万全であれば志望理由に説得性が増すでしょう。
少なくても、求人票・企業情報を前提に面接では話を進めていきます。
なので、話がかみ合わなかったりすると「あ、事前準備していない」と判断され、その時点で不採用候補になるでしょう。
意外と、できていない応募者もチラホラ。
プラスアルファ、自分の意見を伝えるのも重要です。
例えば、ホームページの内容&事業展開を押さえつつ
・自分なりの企業考察と展望
・自分のスキルを○○に貢献できる
上記をスラスラと話せるとベストです。
実は、面接官にとって、「求職者からみた自分の会社」について気にしています。
ここでしっかりと話せば、論理的な思考力・考察力スキルがあり志望度も高いと、採用にグッと近づくでしょう。
質問の受け答えをシミュレーション
応募書類だけでは判断できない、その人柄・適正。
「入社したらどうなのか?」と入社後に活躍できるイメージがあるか、社風に合うのかどうか、チェックするため、質疑応答を必ずします。
少なくても、下記は面接時の必須質問です。
・自己紹介、自己PR
・志望理由、動機
・長所、短所
論理的に、分かりやすい言葉で伝えられるか、一度声に出してシミュレーションしましょう。
面接を受ける職種によって、スキルチェックとして実技試験がある選考スタイルもあります。
その際に、スキル知識を問われることもあるため、必ず事前にチェックしましょう。
転職面接の質問に関しては、こちらで詳細をお伝えしています。
※内部リンク挿入お願いします。
社長の名前をネット検索
必ず社長の名前をネット検索しましょう。
社長であれば、インターネット上で
・会社への思い
・過去・未来の事業取組
・どんな人に来て欲しいか
・出版した本
など、インタビューで掲載されることも多いです。
まさに、社長の考えは会社の方向性そのもの。
社長像を掴めれば、そこで働く人の雰囲気・会社としての方向性が分かるため、入社後より具体的な活躍シーンをイメージできるでしょう。
当日にできる面接準備
「今日が転職面接の日!最後に何を準備したらいい?」と面接当日は緊張しますよね。
でも、大丈夫です!当日焦らない&周りと差がつくポイントを押さえておけば、余裕もできます。
当日の持ち物を再チェック
当日の持ち物は大丈夫でしょうか?
意外と、当日になると
・履歴書、職務経歴書の中に誤字脱字がある
・応募書類を入れるクリアファイル、封筒がない
・筆記用具に消しゴムが入っていない
など、うっかり持ち物に不備があることも。
しかし、面接に遅刻は厳禁。
持ち物は、あらかじめ指定された通りのものを再チェックし臨みましょう。
あと、スマホは完全に電源を切るように。面接中、スマホのバイブレーションが響くと、気になって面接に集中できないためです。
持ち物には十分注意しましょう。
面接会場前からマナーある振舞いを
面接会場から面接が始まっています。
少なくても、面接会場付近では、その社員スタッフが隣にいても可笑しくありません。
なので、いつだれに見られても大丈夫なように、とくに振舞い方には注意しましょう。
ちなみに私は過去に、こんな応募者を見ました。
会社オフィスにある女子トイレの鏡の前で、一生懸命メイクをしている女性。
「洗面台でメイク道具広げ過ぎちゃうかな…」と思っていたら、面接場所に来たのは、その女性でした。
マナーが微妙だと印象も悪いですよね。
面接時にどれほどハキハキ明るく論理的に話していても、挽回は難しいでしょう。
面接会場付近に到着した段階で、面接は始まっています。
まとめ
転職時の面接準備について紹介しました。
ポイントは
・企業情報を調べ上げて、必ず理解する
・質問内容をスラスラ答えられるようにする
・持ち物を再三チェックする
・面接会場付近から面接は始まっている
すぐに実践できることなので、ぜひ参考にしてください。