やりがいのない仕事は辞めるべき?次のステップに行くための行動とは!?
社内の環境も待遇も恵まれているのに、仕事にやりがいを感じないと思っている方は少なくありません。
見切りをつけて次のステージに行くのか?今の仕事でもう少し頑張るのか?迷うことでしょう。
今回は、仕事のやりがいをテーマにして分析し紹介していきます。
目次
仕事のやりがいとは何なのか?
仕事のやりがいとは何なのでしょうか?
やりがいの定義は人によってさまざま。
ここでは、仕事のやりがいとは一体どのようなものであるかを掘り下げていきましょう。
高い評価が得れる仕事はやりがいがある
高い評価を得ることで、仕事にやりがいがあると感じる人は多くいます。
普段の仕事では、自分のやったことが「どのような役割を果たしているのか?」がリアルに感じにくい環境。
何のために仕事をしているのか迷子になると、精神的な疲弊が生まれやすくなります。
高い評価を受けると「自分をちゃんと見てくれている」と感じるので、仕事に対する不安や不満が軽減されますよね。
報酬が見合う仕事はやりがいがある
仕事に見合った報酬も、やりがいにおいては大切な要素です。
どれだけ好きな仕事でも10年間給与が変わらなければ、仕事にやりがいを感じなくなるかもしれません。
自分の好きな仕事で多くの給料を受け取ることができれば、これほど仕事にやりがいを感じることはないでしょう。
自分の仕事と受け取る給料は、仕事のやりがいに大きく影響し密接な関係があると言えます。
将来性のある仕事はやりがいがある
仕事内容に将来性があることも、仕事に対するやりがいのバロメーターになります。
生活には欠かせない仕事や、IT系の仕事は今後も活躍する業種。
そんな業種に携わっていることで、自分の仕事にやりがいが芽生えます。
需要のある仕事に携わっている人は、自分のやっていることが社会に貢献していると実感できる機会も多く課題解決に前向きです。
将来性のある仕事は、やりがいを持ちやすい環境であると言えるでしょう。
やりがいのない仕事は辞めるべき?
一方で、やりがいのない仕事は辞めるべきなのでしょうか?
日々の仕事にうんざりし、転職を考えている人は珍しくありません。
違う仕事をしたいと思っても、給料を考えると今の会社から離れられないと感じている方は少なくないでしょう。
ここでは、やりがいのない仕事環境において「続けるべきか?」「辞めるべきか?」の判断基準を紹介します。
続けた方が良いケース
やりがいがない仕事でも続けた方が良いケースがあります。
1つは「やりたい仕事が別部署にある場合」です。
今の所属部署でやりがいを見いだせないのであれば、他部署への異動を希望するのも1つの手段。
社内風土によっては簡単に異動できないケースもありますが、上司へのプレゼン次第では希望が通ることもあります。
会社を辞めようと決意した人は、一度立ち止まって希望を出してからでも遅くはありません。
もう1つは「当事者意識を持っていない場合」です。
会社のあらゆる課題に対して当事者意識を持てていない人は、どこに言ってもやりがいを見い出すことが困難になります。
今の仕事にやりがいを感じないと思った時は、社内の課題に対して当事者意識を持つようにしましょう。
そうすれば日々のルーチン作業の中に改善点が見えて、作業効率をアップさせる提案ができるようになるかもしれません。
このように仕事にやりがいを感じていない場合でも、考え方を少し変えるだけで自分の環境が改善されます。
転職した方が良いケース
一方で、あまりにも希望を失ってしまった場合や次のステップへ行きたい場合など、転職した方が良いケースもあります。
今の環境でどうしても仕事のやりがいが見出せず、先が見えないほど会社に対して希望を失ってしまうケース。
長年勤めた会社で経営陣の考え方や、社内風土を知り尽くした上で次のステップアップを考えるようになったケース。
これらの理由には、ある種の「覚悟」が見えますよね。
仕事に対してやりがいが持てないのも、ここまでのレベルになれば転職した方が良いと考えるべきでしょう。
やりがいのない仕事から転職
やりがいのない仕事をすっぱり辞めて、次の転職先を見つけることも一つの手段です。
やりがいのない仕事をする環境を一掃したいと言う気持ちが、日々強くなっていく人も多いでしょう。
かと言って転職する勇気の出ない人が多いのも事実。
ここでは、仕事にやりがいがない場合の転職に関するメリットとデメリットを紹介します。
転職するメリット
転職するメリットとしては、今までの環境を一掃できることが考えられます。
やりがいがなかった仕事の環境を、転職による職場や人間関係の一度リセットが可能です。
また転職先では、今まで評価されなかった能力が高い評価を受けることも珍しくありません。
新たな一歩を踏み出して、仕事のやりがいを見つけるのには転職が最適であると言えるでしょう。
転職するデメリット
転職するデメリットとしては、キャリアが1からやり直しになる点が考えられます。
新たな職場では、今までの社会人経験が考慮されて給与が他の社員より良くなるなんてことはありません。
基本的にはキャリアも最初からやり直しになります。
また転職先の風土が肌に合わず、他の社員ともうまくコミュニケーションが取れないことも考えられます。
やりがいのない仕事を利用する
やりがいのない仕事は、考え方によっては利用することも可能です。
仕事にやりがいがないと言うことは、裏を返せば「慣れた仕事」であることが分かります。
やり慣れた仕事は、肉体的にも精神的にも負担が少ないはず。
ここでは、やりがいのない仕事を利用する方法を紹介しましょう。
専門的な知識や資格を習得する
やりがいのない仕事の合間を縫って、専門的な知識をつけたり資格の勉強をするのも良いでしょう。
このような行動は、仕事で覚えたノウハウだけでなく自身の市場価値を高めることにも繋がります。
多様化している時代において知識や資格の必要性は、これからどんどん増していくでしょう。
フリーランスとして副業する
フリーランスとして副業する方法も、やりがいのない仕事の環境下でできる方法です。
フリーランスは個人事業主になるので、全ての責任は自分にあります。
フリーランスでの仕事をこなすことで、必然的に当事者意識を持つようになりますよね。
当事者意識は、やりがいのない仕事の打開策でもありました。
フリーランスとして副業することで、本業での仕事のやりがいが見えてくるかもしれません。
仕事のやりがいは自分で作る
やりがいのある仕事があふれている会社は、そう多くないにしろ確かに存在します。
しかし、大抵の場合は仕事にやりがいが見出せない内容ばかり。
仕事のやりがいは、日常の中から自分で作り出す必要があります。
前述で紹介した「当事者意識」も仕事のやりがいを作り出す手段の1つ。
これを機に自分で職場環境を変えながら、やりがいのある仕事にシフトしてみてはいかがでしょうか。