既婚者が本音を暴露/結婚するために努力してプラスになること、やってもムダなこと
周りの友達や同僚も結婚がバタバタと決まり、今年こそ真剣に結婚したいと考えているあなた。自分なりに努力を重ねているのに、なかなか良い縁に巡り会えない。いったいどうしたら、幸せな結婚に結びつくのでしょう。結婚に対するアドバイスは、既婚者から聞いてみるのが良いかもしれません。
スマートフォン向けWebサービス「mydoki(マイドキ)」が、20代30代を中心に全国570名の既婚女性に結婚についてアンケートを行いました。「結婚して良かった」と8割以上が結婚生活に満足している彼女たちが答えた「結婚するためにプラスになると思うこと」「結婚するためにやってもムダなこと」とは何でしょうか。
目次
【プラスになること】
【1位】出会いのある場に出掛けること
ひとりで部屋にいても相手は見つかりませんね。人見知り、人前に出るのが苦手と思わずに、集まりに声をかけてもらったら出かけてみましょう。
BBQやビアガーデンの飲み会、アウトドアのイベントなど、人の集まりが活発になる季節。全員が社交的なわけではなく、あなたに似たタイプの人もいるはず。隣に座ったら、とりあえず話してみましょう。
外に散歩に出る、美術館に出かける、音楽を聴きに行くなどひとりでも出来ることもあります。ここにも縁があるもの。チャンスは常に身近にあります。自分で種を蒔かなければ、縁の芽は出ませんよ。
【2位】相手について適当なところで妥協すること
第一印象で、相手を決めつけないこと。人間の外見や印象は、氷山の一角。話しているうちに、相手の良さが分かってくるものです。あなたもパーフェクトではありません。
【3位】結婚したい意思を相手に伝えること
付き合っているのに、デートをするだけで話が先に進まないあなた。こんなにプロポーズを待っているのに。男性はあなたが思うより鈍感で、環境を変えるのが苦手なもの。「結婚したい」意思をアピールしないと、腰を上げないかもしれません。
「二人でいつも一緒にいられたら楽しいね」「二人で住むと家賃が半分こで、生活が楽になるかもよ」「うちの親があなたに会いたい」など、結婚の意思を明らかにしましょう。
あなたが結婚したいのに彼が結婚の意思がなければ、さっさと別れ次に行きましょう。関わりあっているのは、時間のムダです。
【3位】タイプでなくても付き合ってみる
人間の魅力はそうそう簡単には分かりません。顔があなたの好みでなくても、身長があなたより低いかもしれない疑惑があっても、生活に外見は関係ないのです。好みの顔でなくても、一緒にいると何だか安心する。二人で肩寄せ合って歩いていると、なんだか楽しい。饒舌に喋らなくても、間が持てる。タイプでなくても、あなたの伴侶としてはふさわしいかもしれません。
既婚者は必ずしもタイプとは結婚していないもの。むしろ、逆の場合が多いかもしれません。大切なのは、タイプかどうかではなく、一緒に生きていく上での相性なのです。
【やってもムダなこと】
【1位】多くの男性にモテルこと
多くの男性にモテることは気分が良いですが、真剣な相手は見つからないかもしれません。あなたが求めているのは、男性にモテることなのか、たったひとりの配偶者なのか考えてみましょう。男性にはモテるのに、真剣な相手が見つかっていないとしたら、あなたを真剣に思う相手があなたの周囲に近づけないのかもしれませんよ。
【2位】モテる方法を研究すること
要は、あなたが幸せになれるひとりにモテればよいのです。不特定多数にモテる研究に、時間を割かないこと。あなたはアイドルになりたいのではなく、結婚をしたいのですよね?
【3位】結婚相手に求めるスペックを明確にすること
自分は専業主婦になりたいから、彼の年収は●●●万円以上。学歴はやっぱり大卒。身長は180センチは欲しい。長男は面倒だから次男以降。乗る車はアウディ以上など、彼のスペック(期待する資質)を思い描いていますか?取らぬ狸の皮算用をして何になるでしょう。物事は思い通りになりません。あなたの希望に沿うスペックの彼は、あなたにも同様のスペックを求めるかもしれません。
相手に自分の希望を求めるばかりではなく、自分は相手に何を与えられるのかを考えてみましょう。
<おまけですが、筆者の経験談>
筆者の周りに男性はいたものの(男っぽいので、違和感なく男性の中に混じっていただけ)、失恋を繰り返していました。叶わぬ相手を思い、思ってくれる相手にはうまく応えられない恋愛下手でした。あなたと同じかもしれませんね。そして現在、心から信頼出来るパートナーと巡り会えました。彼は筆者のタイプでもなければ、いわゆるスペックも満たしていないかもしれません。でも、愛する相手であると同時に親友であり、たったひとりの味方であり、一緒に年月を重ねていきたい相手です。
あなたの人生に必要なのは、理想の相手ではなく、コンビを組む相手。コンビを組む相手に必要なのは、あなたが持っていない尊敬出来るものを持っていること。一緒にいて、心地良いことではないでしょうか。
ヒット狙いのストライクゾーンの相手ばかり、追いかけないこと。あなたの心にドスンと衝撃を与えたデッドボールの相手が、「大当たり」の可能性もありますよ。
[参照]結婚って?2017 既婚女性570名に聞きました、5人に1人が“妥協”して結婚=それほどでもない人との結婚はリアルだった!?アンケート・ポイントサイト「mydoki(マイドキ)」がインフォグラフィック『結婚って!? 2017』として発表
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