恋愛でトラウマを負ってしまったら…。原因別・克服方法
「恋愛でトラウマを負ってしまい、なかなか克服できない」と悩んでいる方も多いと思います。トラウマが全くない大人は、ほとんどいません。しかし、辛いトラウマが原因で行動に制限がかかっているならば、そのトラウマを克服したいですよね。
今回は恋愛のトラウマが生まれる原因とその克服方法をご紹介します。トラウマの原因を理解して、それに合わせた克服方法を実践すれば、徐々に楽になるでしょう。
目次
ひどい振られ方・別れ方を体験した
お付き合いをしていた方から、突然ひどい振られ方をすることもあります。失恋後、「次の方からもひどいことを言われ、振られるのではないか?」と悩み、次の一歩が踏み出せなくなるトラウマを負う事があります。
また、自分から別れ話を切り出しても、話し合いがうまく行かず、自分のキャパシティを超えるような辛い別れ方をすることも。そういった辛い経験がトラウマの原因になります。
「離別」は人間のストレスの中でもかなり上位のストレスですので、別れがトラウマになる方は多いです。
克服方法
・恋愛から一旦離れる
婚活中でも活動を中止し、同性の友達や家族と遊んだり、映画を見に行ったりして気分転換をします。
・時間をおく
「時間が薬」という場合もあります。慌てずに数ヶ月のんびりしてみたら、「まあ、結果的にはあんな人との恋愛が続かない方が良かった」と思えることもあります。
・新しい恋人と付き合う
逆に「あの人は、私には合わなかったのよ!」と割り切り、すぐに婚活や恋活をして新しい恋人を作ってしまうのも手です。自然と記憶が薄れて楽になります。何となく仲良くできる異性と気楽に付き合ってみるのもよいでしょう。
想像以上にひどい人間性だった
「婚活デート中に急にキレだして、土下座させられた」「2人きりの時だけ暴力をふるってきた」といったひどい人間性の相手と、運悪く付き合ってしまう場合があります。そのような人は後から本性を現すことが多いので、付き合う前と後とのギャップでさらに深い傷を負ってしまうのです。その精神的ダメージが大きく、トラウマを抱えてしまうのでしょう。
克服方法
・周囲の人に相談する
暴力を振るわれた場合、ひどいモラハラを受けた場合には、家族や同僚、友達などにすぐに相談しましょう。暴力を振るわれたことの記録にもなりますし、独りで溜め込むとトラウマになりやすいからです。
・心療内科で相談する
殴られたり叩かれたりした場合、その後の日常でも人が腕を上げただけで恐怖を感じるでしょう。精神的な病気に発展することもありますので、心療内科に行くことは重要です。
相談をしただけでも楽になりますし、抗不安薬を処方してもらえる場合もあります。薬の力を借りることは決して悪いことではありません。自分ひとりで解決しようとせず、時にはお医者さんのサポートを受けながら時間が経つのを待てば、自然と恐怖が落ち着くこともありますよ。
浮気をされた
「結婚前提のお付き合いをしていたのに浮気をされて、結婚の話も流れてしまった」といったショック体験もトラウマになります。浮気は最大の裏切りと言っても過言ではないでしょう。
また、「母親が父親に浮気をされた」といった自分以外の体験もトラウマとして心に残ってしまう場合があります。このように他人の浮気がトラウマとして残っている人が、自分自身も浮気をされる体験をしてしまうと、そのつらさは計り知れないものだと思います。
克服方法
・「この考えは本当に正しいの?」と自問自答する
浮気によるトラウマを負った場合、「この人も、前の人と同じように浮気をするに違いない」というように、お付き合いする人は全員同じ過ちを犯すという思い込みに陥る方もいます。
「メールの返信が来ない……まさか浮気中!?」と不安になったら、「この予想は100%正しいの?」と自分で自分に聞くと、大抵は正しくありません。すなわち取り越し苦労であることが分かります。
人は全員違います。前の人が浮気をしたとしても、次の人が浮気するとは限りません。そういった事実を把握できるようになれば、克服できるでしょう。
まとめ
恋愛におけるトラウマは、どのケースでも、独りで抱え込まず、周囲の人や専門家に相談してみましょう。そして、恋愛から離れたり、時間をおいたりすることは逃げではありません。自分を大切にする一つの方法です。気長に克服なさってくださいね。そしてまた恋愛を楽しんでください。