複数交際のすすめ。選択肢は3人以上のほうがいい【30代からの恋のかさねかた、愛のはぐくみかた】 - 婚活あるある

複数交際のすすめ。選択肢は3人以上のほうがいい【30代からの恋のかさねかた、愛のはぐくみかた】

2016.12.02

20代とは違う30代の恋。結婚するか否かの分岐ともなる年代であることから、未婚の30代にとって恋に迷いはつきものです。この連載では、婚活のプロフェッショナルから聞いた、恋愛・結婚についてのヒントをお伝え。恋する気持ちに寄り添い、ポジティブな気持ちで毎日を過ごすコツをお届けしていきます。


婚活支援サービスでは、友だち期間(恋に発展する前の期間)の複数交際をむしろ勧めています。一人だけだと、マイナスだと思っていた部分。二人だと、どっちもどっちだと思っていた部分。それが3人以上だった場合、相手の人柄や自分の価値観、いろいろなものが客観的に見えてきて、現実を冷静に見られるようになるものです。

今回は、恋へと発展する前の複数交際のお話です。

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恋に発展する前の複数交際って?

わかりやすくするため「複数交際」という言葉を使いましたが、もちろんここで言う複数交際とは何股もかけることを推奨するわけではありません。

食事をしたり、遊びにでかけたり、相手と会う時間を、友人と割り切ってするのではなく“もしかしたら恋に発展するかもしれない人”として、大切に過ごす気持ちを持つということです。

1人だと「何か違う」で終わってしまったり、2人だと「どちらも魅力的」もしくは「どっちもどっち」で選びにくかったり。それが3人だと、自分がどの人といれば気持ちが落ち着くかというのがわかる。冷静な視点で判断できるようになるのです。

例えば自分が「こういうところがある人はちょっと・・・」と思う部分があったとします。でも実は、3人ともそうだった場合、「意外とそういう人は多いんだ」ということに気づいて「じゃあしょうがないかな」と妥協できたり、ならば自分がどう関わっていけばいいのかという視点に切り替えることができたりします。相手が1人や2人のときはマイナスで切り捨てていたことが、「案外普通」だと気づくことも多いのです。

複数の相手に同じ質問をしてみる

複数交際のすすめ。選択肢は3人以上のほうがいい【30代からの恋のかさねかた、愛のはぐくみかた】

自分が投げかけたものに、どういう反応がくるか。相性というのは、そこから見えてきます。しかし最近の婚活現場では、投げかけずに第一印象で判断してしまう。それでは人間同士の付き合いとは言えません。

相手がいて、自分がいる。お互いの投げかけによって、見えてくるものも、生まれるものも、お互いの気持ちさえも変わっていきます。

例えば複数の相手に同じ質問をしてみる。「人生で一番大切にしていることは何?」「何をしている時間が一番幸せだと感じる?」「もし、結婚したらどんな家庭を築きたい?」などなど。

ひとつの質問から、いろいろなものが見えてきます。「この人はこういうふうに思うんだ、私と考え方が似ているなあ」とか、「この人はこういう感覚なんだ、自分とは違うけれど面白いなあ」とか。

もちろん、自分の気持ちや考えも素直に話す。そうすることで生まれる相手の反応も注意深く観察したいですね。

自分の選択に自信と責任をもてる

複数の相手とのコミュニケーションを通して吟味して選んだ場合、自分の選択に自信と責任をもてるという点も見逃せません。

以前、『最近、ささいな理由で別れてしまうカップルが多いワケ』でもお伝えしましたが、相手とぶつかることを恐れ、お互いの意見をきちんと話し合えないカップルが増えています。

友だち期間にしっかりとお互いの反応を見極めて「相性がいい」と感じられた場合は、何か問題が起こったときにも前向きにコミュニケーションをとることができます。相手と自分の感覚の相性や、コミュニケーションをとることでお互いの気持ちをすり合わせていけることを、すでに知っているからです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。見た目やスペックだけでなく、きちんと相手と関わった上で複数から選んだ選択は、心に自信や責任として残るものです。それがあるからこそ、アプローチをするときも、カップルになってからも、二人の関係にポジティブに向き合っていけるのではないでしょうか。


今回取材に答えてくれたのは・・・
坂西祥江さん(婚活支援サービス パートナーエージェントコンシェルジュ

ときに厳しい言葉をかけることもあるのは、相手の幸せを心から願っているからこそ。「婚活の楽しみ方」を伝えるスペシャリストであるコンシェルジュからのアドバイスは、目から鱗の連続です。

Photo by shutterstock

#30代からの恋のかさねかた愛のはぐくみかた

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kanoa

自由とときめきを愛するアラフォー編集ライター。夫も子どももいる身ながら、今日も道行く人にこっそりときめきます。心置きなく恋愛できるみなさまには、もっともっと恋愛を楽しんでもらいたい!そんな想いで書いています。