1つのリングを2つに分ける。世界が認める日本の伝統技法「木目金」の指輪

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思い出に残る婚約指輪。
永遠の愛を誓う結婚指輪。
大切なものだからこそ、ちょっとこだわりたい。
ふたりがつけるものにふさわしいものがいい。
そして、日本人だからこそ、日本の伝統技法を取り入れた指輪はいかがでしょうか?
目次
日本の伝統技法「木目金(もくめがね)」
木目金(杢目金、杢目銅)とは、江戸時代に生まれた、金属の色の違いを利用して木目状の文様を創り出す日本独自の特殊な金属加工技術です。赤銅 銅 金 銀などを交互に数十枚幾重にも合わせたものに、唐草文や渦巻文を掘り下げたグリ彫りがさらに進化したもので、この技術は、刀のつばなどにも用いられたのだそうです。
そして、時を経て幕末には、刀装具だけでなく煙管、矢立て、茶道具なども制作され、産地も日本全国へ広がったといいます。そんな風に江戸時代から息づく伝統文化が指輪になりました。
レッドドット・デザイン賞&グッドデザイン賞受賞!世界に認められた指輪
2016年に日本で初めて「指輪」でのレッドドット・デザイン賞を受賞したのが「つながるカタチ®」です。
レッドドット・デザイン賞とは、1955年に創設された国際的なプロダクトデザイン賞で、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが選定を行っています。デザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など9つの基準で優秀だと認められたものに贈られる賞です。
つながるカタチ®ってどんな指輪?
2016年、2017年と連続受賞した「つながるカタチ®」は、1つのつながった木目模様からふたりのリングが作られます。そして、まずふたりに渡されるのは、一部がつながった2つの指輪。それぞれがつながっている指輪を持ち、ゆっくりと上下に動かし「パキッ」と2つに分かち合います。詳しくはこちら。
1つのものをふたりで分かち合い、この瞬間を指輪という形で一生残していくことができるというのです。模様、そして、形ともに世界中を探してもこの1組しかないという特別感も素敵ですね。
江戸時代からたくさんの人たちに愛されてきた技法でつくられた、ふたりだけのための唯一無二の指輪。
ふたりの新しい人生の出発に、こんなロマンチックな指輪はいかがでしょうか。
[参照]つながるカタチ®杢目金屋公式サイト/PRTIMES