結婚のタイミングを見極める方法【30代からの恋のかさねかた、愛のはぐくみかた】 - 婚活あるある

結婚のタイミングを見極める方法【30代からの恋のかさねかた、愛のはぐくみかた】

2016.09.23

20代とは違う30代の恋。結婚するか否かの分岐ともなる年代であることから、未婚の30代にとって恋に迷いはつきものです。この連載では、婚活コンシェルジェ(結婚相談員)という婚活のプロフェッショナルから聞いた、恋愛・結婚についてのヒントをお伝え。恋する気持ちに寄り添い、ポジティブな気持ちで毎日を過ごすコツをお届けしていきます。


婚活のサポートをする婚活コンシェルジュ(結婚相談員)という仕事は、当然多くの男女の”婚活しようと思った理由やタイミング”を知っています。実は、その要因のほとんどは世間体やプレッシャーなど外的なものなのだそう。
今回は、結婚のタイミングを見極める方法についてのお話です。

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外堀が埋まっていくタイミングを見逃さないで

結婚はやはりタイミングの見極めが大事。そのタイミングを決める大きな要素は、世間体とプレッシャーです。「結婚をしようかな」と考え始める動機の3大要素は以下の通り。

・婚活の動機とタイミング その1
年齢
婚活をしようと思いたつ年齢で実際多いのが、女性は30代、男性は35歳〜45歳くらい。特に女性は、29歳と34歳の(婚活支援サービスへの)問い合わせが多いといいます。

・婚活の動機とタイミング その2
友人、同僚の結婚出産ラッシュ
おめでたいことなのに、素直に喜べない自分に気づくとき。自分の立ち位置を冷静に認識することになるようです。 

・婚活の動機とタイミング その3
両親からのプレッシャー
いわずもがな、ですね。身に覚えのある人も多いことでしょう。

こうした要素がそろっているのなら、結婚のタイミングのベースはできているといえます。

第三者に協力してもらうメリットとデメリット

では、上記にご紹介したタイミングの段階で、あなたが結婚を望む場合、外堀が埋まっていることを自らパートナーにどのようにアピールすればよいのでしょうか。「親が結婚しろってうるさくて」「最近みんなどんどん結婚するよね〜」などの言葉を相手に少しずつ小出しにしてみる。それは何だかちょっと、危険な香りがすると思いませんか?

もちろん、それは違います。人間、追えば逃げるし、逃げれば追うもの。まとめられそうになっている、そう感じていい気持ちになる人はおそらくいないでしょう。

そこで第三者の登場です。信頼できる友人などに、世間の状況と結婚を意識している自分の気持ちをさりげなく伝えてもらうのです。その上で、相手の気持ちも聞いてもらいます。第三者に協力してもらうことで、直接的な摩擦を避けつつ、「今がタイミング」だということを伝えるのです。

ただし、これはかなり高等テクニック。あなたが友人にお願いしたとわかってしまうと、相手はあまりいい気がしないと思いますし、友人の言い方次第で逆効果になってしまうことも…。

居心地の良さを感じたときこそ、最良のタイミング

正攻法で言えば、パートナーが心からあなたに居心地のよさを感じたとき(あなたが心からパートナーに居心地の良さを感じたときも然り)が、そのときと言えます。
結婚は生活です。つらいことがあったとき帰ってきたいと思える場所か、この人となら何でも乗り越えていけると思える安心感があるか。そうした温かいものをしみじみと感じたとき、人は最後のスイッチを押すのではないでしょうか。

そう考えると、何かトラブルがあったときは、逆にチャンスとも言えます。そのトラブルを一緒に解決する、つらい気持ちに寄り添って支えてあげる、あなたがいるからトラブルに立ち向かえると伝える、など。つらいことを一緒に乗り越えられたとき、相手との居心地のよさは唯一無二のものになっていることでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。結婚というとつい、「相手を囲い込んでまとめる」という内向きの気持ちになり、悪循環になりがちです。しかし本当は ”どんなことが起こっても相手と共に世の中を楽しむ”。そんな外向きの気持ちこそが、相手の最後のスイッチが押される近道なのかもしれません。

今回取材に答えてくれたのは・・・
吉田カンナさん(婚活支援サービス パートナーエージェントコンシェルジュ

ときには友人や家族にも言えない悩みを話されることもあるというコンシェルジュ。数多くのカップルの心に寄り添ってきた吉田さんならではのアドバイスが持ち味。

Photo by shutterstock

#30代からの恋のかさねかた愛のはぐくみかた

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kanoa

自由とときめきを愛するアラフォー編集ライター。夫も子どももいる身ながら、今日も道行く人にこっそりときめきます。心置きなく恋愛できるみなさまには、もっともっと恋愛を楽しんでもらいたい!そんな想いで書いています。