革のセルフクリーニングは可能?財布やバッグの汚れを落とすには
革のお財布やバッグなどの小物から、革ジャンなどの洋服まで、日常生活で使うことも多い革製品。
しかし、布製品と違って革製品の取り扱いは難しく、革製品についた汚れを落とすのは難しいと思うはずです。
そこで今回は、自宅でもできる革製品のセルフクリーニング方法をご紹介します!
また汚れ落としが難しい革製品に利用できる、皮革専門のクリーニングサービスについてもお届けします。
目次
皮革のクリーニングは自宅でも可能?
皆さんが日常でよく目にする革製品と言えば、お財布やバッグなど毎日使う小物が代表的ですよね。
また革ジャンやスカートなど、革でできた洋服などもあります。
日常的によく使う革製品だからこそ汚れが付くのは避けられませんが、革の取り扱いは難しいというイメージが先行し、汚れを落とすのは専門業者に頼むしかないと諦めている方も多いことでしょう。
ここでは、革製品に付いたどの程度の汚れまでなら自宅でクリーニング可能かどうかを調べてみました!
手垢や黒ずみの汚れ
革製バッグの手すり部分や財布など、よく使う革製品は手垢による汚れや黒ずみの汚れが気になります。
このような革製品の汚れは使用する上では仕方ない汚れですし、時には革の質感が変わるためオリジナルの風合いとして楽しむ人もいます。
しかし、革製品の手垢汚れや黒ずみ汚れは自宅でもセルフクリーニング可能です!
使用中の革製品に上記の汚れを発見した時には、専用の道具や代用品などでケアを行えば、自宅でも比較的綺麗に汚れが落とせます。
ボールペンのインク汚れ
革製品の汚れで意外に多いのが、ボールペンによるインク汚れです。
会計時ににカード支払いのサインをする時など、レジの近くに財布やバッグを置いておくと発生しやすい汚れですよね。
また革製のソファなどに誤ってボールペンのインクが付いてしまったというケースもあり得ます。
白やベージュ、ピンクなどの淡い色の皮製品ではとっても目立つボールペン汚れも、自宅でセルフクリーニングできます。
ボールペン汚れが気になってお財布やバッグを買い替える前に、自宅で汚れを落としてみてくださいね。
カビや広範囲の汚れ
革ジャンなどの革製の洋服などをクローゼットから出したら、カビが生えていた…なんてショッキングなケースも起こりえます。
軽度なカビであれば革製品の自宅クリーニングも試せますが、広範囲の汚れやカビを落とすのはおすすめできません。
なぜなら革製品は水にとても弱く、扱い方を間違うと色落ちをする恐れもあるからです。
また革製品の洋服の場合は縮みが発生した結果、サイズが合わなくて着られなくなることも考えられます。
革製品の広範囲な汚れやカビによる汚れは、自宅でのセルフクリーニングを行うのは避け、専門業者によるクリーニング依頼をおすすめします。
自宅でできる皮革のクリーニング方法
先程紹介した自宅でのセルフクリーニング可能な革製品の汚れは、市販されている革製品用のお手入れ道具や自宅にあるものを代用して落とすことができます。
ここからは革製品の汚れを自宅で落とす、汚れの種類別のセルフクリーニング方法をまとめて紹介します!
毎日のお手入れが大切!
革製品に付いた汚れを自宅でセルフクリーニングする前に、購入後はこまめにお手入れを行うことをおすすめします。
毎日行うのが難しくても週に数回は革製品の簡単なお手入れをすれば、汚れが深刻化するのを防げますよ。
詳しい革製品のお手入れは以下にまとめましたので、確認しながら実践してみてくださいね。
合成皮革製品のお手入れ方法
- 週に1度はブラシや固く絞ったタオルで製品全体を拭き、ほこりや汚れのもとを落とす
- 月に1回は専用のクリームを布になじませて拭く
- 小さな汚れが見つかった時は、合皮皮革専用のクリーナーを布につけ、汚れの部位を軽くこすり落とす
- 合成皮革対応の防水スプレーを拭いて雨や水濡れを防ぐ
- 雨に塗れた場合は水分を吹き、風通しの良い場所で乾かす
本革製品のお手入れ方法
- 週に2~3度はブラシや綺麗な布でから拭きをし、表面の汚れを落とす
- クリームは月に1回また表面のツヤがなくなったタイミングで使う
- 小さな汚れは本革専用のクリーナーを薄く塗り、軽くなでるようにして落とす
- 本革対応の防水スプレーを拭いて雨や水濡れを防ぐ
- 雨の濡れはシミになることがあるためよく拭いて水分を落とし、形を整えて風通しの良い場所で乾かす
クリーナーやクリームの付けすぎは革の色や風合いを損なう恐れもありますので、最初に目立たないところで使ってからお手入れするのがおすすめです。
黒ずみや手垢のクリーニング方法
革製品に付いた黒ずみや手垢は、専用の道具を使えば自宅でも簡単に落とせます。
①布で全体をから拭きする
②革専用の消しゴムで優しく汚れを落とす
③専用のクリームで仕上げる
あまり強くこすると革を痛める危険性があるので、注意してください。
また食パンや文具の消しゴムを使って落とす方法もありますが、色落ちや革を傷つける恐れがあるため、最初は目立たない場所で試してくださいね。
ボールペンインクのクリーニング方法
革製品に付いたボールペンのインクを自宅で落とすには、2種類の方法があります。
①クレンジングオイルを綿棒に浸し、綿棒でインク汚れになぞり、コットンで優しく拭き取る
②専用クリーナーを汚れを覆うように付け、周りになじませたら少し時間を置いて拭き取る
クレンジングオイルの方法は合成皮革の製品のみにし、本革製品ではクリーナーを使ったセルフクリーニングがおすすめです。
また汚れを落とす前は色落ちの危険性がないか、最初は目立たないところで試してください。
頑固な汚れは皮革専門のクリーニング店にお任せ!
革製品に付いた汚れは、自宅でのこまめなお手入れやセルフクリーニングで落ちるものもあります。
しかし、革製品のカビや広範囲の汚れなどの頑固な汚れが付いてしまった場合は、革専門のクリーニング業者に依頼してみてください。
プロのクリーニング技術によって自宅では中々落とせない革製品の汚れを落とし、新品同様の美しさがよみがえるかもしれません!
創業60年の老舗クリーニング店「リナビス」
革のクリーニングサービスを行う「リナビス」は、創業60年を誇る老舗のクリーニング店です。
リナビスは「おせっかいな宅配クリーニング店」をモットーに、汚れや素材に合わせたクリーニング方法を吟味して一部は職人による熟練の技で仕上げています。
本来革製品は水に弱い性質を持っていますが、リナビスでは研究を重ねた魔法の水と泡で優しく洗い上げ、カビやシミなどの汚れを落とします。
また使用している革の特性を見分け、最適な温度や湿度を保ちながら乾燥を行うのも、熟練されたプロの技を持つリナビスならではです。
皮革のクリーニングから修復まで対応
「リナビス」リナビスでは革製品のクリーニングだけでなく、革製品の修復から色の補正までをも行ってくれます。
また色補正を行う際には本来の風合いを大事にしたいという思いから、刺繍糸のマスキングをして細かく仕上げをするのもリナビスの心配りの1つです
祖母や母から受け継いだ大切な革製品の汚れや修復も安心してお願いできる、機械ではできない人間技による細やかな心配りがあるのもリナビスの特徴です。
▼おせっかいなで高品質な皮革専門宅配クリーニング【リナビス】
店舗に直接行かなくてもOK!
クリーニングと言えばわざわざ店舗まで出向いてクリーニングを依頼し、仕上がった取りに行くという二度手間がとっても面倒ですよね。
しかしリナビスの革製品のクリーニングサービスは、ネットでクリーニング依頼をしたら後は製品を送るだけなのでとっても便利!
さらに梱包に必要な段ボールや送り状もすべて送ってくれるので、届いたら革製品を詰めて集荷をお願いするだけと簡単です。
リナビスに依頼した革製品は汚れや修復の度合いを確認して見積もりを行い、OKが出たらクリーニング開始をするのでトラブルも少なく安心して依頼できますよね。
仕上がった革製品は指定日に自宅まで届けてくれるので、いつ届くか分からないという不安に悩まされることもありません。
さらにクリーニングを依頼する製品は、北海道や離島を除いて送料無料です!
汚れた皮革製品は捨てる前にクリーニング!
汚れてしまった革製品は、小さな汚れであれば自宅でもセルフクリーニングが可能です。
また修復不可能な大きな汚れやカビ、さらに革製品の壊れなどは、革製品のクリーニングサービス「リナビス」を利用してみましょう!
思い入れのある革製品をクローゼットに置きっぱなしまたは捨ててしまう前に、今一度クリーニング可能かどうかを確かめてみてくださいね。