【驚きニュース】少年が彼女のつけたキスマークで死亡!?そんなことってあるの?

メキシコから、驚きのニュースが飛び込んできました。
メキシコはメキシコシティーに住む17歳の少年がガールフレンドにつけられたキスマークが原因で死亡したというのです。
本当にこんなことが起こりうるのでしょうか。
目次
死亡の原因は「血栓」
17歳の少年フリオ・マシアス・ゴンザレスさんは、キスマークが原因で死亡しました。キスをした時に、ガールフレンドがフリオさんの肌を吸引したことで血栓ができ、これが脳に回ってしまい、脳梗塞を引き起こしたといわれています。
キスマークとは、キスをした場所を強く吸うことによって、その場所が内出血してあざになる状態である「吸引性皮下出血」のことをいいます。こういってしまうとロマンチックではありませんが、好きな人を独占したい、離れていても自分のことを思い出してほしい、浮気防止、相手が愛おしい、相手を困らせたい、などの理由でつけることが多いようです。
そんなキスマーク、多くの場合はアザになるだけなのですが、今回のフリオさんのケースだけでなく、他にも深刻な肉体的損傷を引き起こすケースも報告されているのだとか。
血栓ができる理由とは
血管の壁などが傷ついてしまうと、血液がかたまり「血栓」となり、止血をするために活躍します。通常、止血が終わり、傷が治ると血栓は消えるのですが、何らかの理由で消えずにその場で血管をふさいでしまったり、別の場所に移動して、その場所の血管をふさいでしまうことがあり、その部位によって、脳梗塞、心筋梗塞や肺塞栓症などを起こすことがあります。
つまり「血栓」自体、普段は私たちの傷を治す役割を担ってくれているものの、血管をふさいでしまうと途端に、生命を脅かす存在となってしまうのです。
今回のフリオさんの例はそんなに多くはないかもしれませんが、でも、キスの時に強く吸ったことによってできた血栓が不幸にも脳の血管をふさいでしまったことが原因で亡くなってしまうこともあるということがわかりました。
「キスマーク」は、愛を表現する方法の一つかもしれません。
でも、こんなこともありますので、ご注意を。