「だってバリバリ働く先輩って、結局独身じゃないですか」 – 婚活あるある

「だってバリバリ働く先輩って、結局独身じゃないですか」

2022.04.14

頑張れない後輩だった。

悪い子じゃないんだけど、仕事にいまいち身が入っていないというか。
私は直属の上司じゃなかったけど、上司の子と仲良しで。
それで、ちょっと様子を聞いてくれ、って言われたわけです。

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「バリバリ働く先輩って、結局独身じゃないですか」

HSPとは

カフェでお茶をしながら、最近どう? みたいな話をして。
それで、頑張れない理由を探り出そうとしたわけです。
「結婚するつもりだから、あんまり仕事に気を入れてもなあって思うんです」

って、その子が語るから。
へえ、今どきもそういう考えの人いるんだなあ、と素直にびっくりしてしまった。
だって、ほとんどの人が共働き夫婦になる時代でしょう。
寿退社でキャリアリセット、ってわけにもいかなくて、
仕事で手を抜いたって、後からどうせツケを払わされるのに。

「ちがうんですよ。仕事は続けたいんです」
と、後輩は続けた。
「ただ、仕事に必死になりたくないんです。だって、バリバリ働く先輩って、みんな独身じゃないですか。結局」

結婚したら、みんな自然と早く帰るから



確かに。
私は黙るしかなかった。
私の周りで、結婚した子はなんだかんだ、早く帰ろうとする。
パートナーとご飯を食べたいからね。
子供ができたら、なおさらそうだ。

だから、バリバリ働いている女性は、必然的に独身だらけになってしまう。

仕事に熱中するのは楽しい。
でも、すぐに深夜まで働けてしまう。
そんな暮らしと引き換えに、楽しさと昇給を手に入れたり、手に入れられなかったりするわけだけれども、
結婚するなら「どうせ、手放すもの」と考えたっておかしくない。

彼女の考え方はとても合理的だったので、
私も反論する言葉を失って、少し考えてしまった。

ロールモデルがいない「仕事を楽しむ既婚の先輩」



彼女には、いや、私にも「仕事を楽しむ既婚の先輩」というロールモデルがいない。
30代なかばの私にとって、先輩女性の総合職は、誰もが独身だ。
後輩にとっては、キャリアとワーク・ライフ・バランスで右往左往する私達がロールモデル。

そりゃあ、仕事に命かけてみようって、思わないよね。
と、そのままウッカリ帰しそうになって、
そういえば、頑張れるように指導しなきゃいけなかったんだ、と思い起こす。

「とはいっても、4人に1人は一度も結婚しないからさあ」
そう伝えると、後輩の目が曇る。
「離婚も3人に1人がするわけだから、結局、たくさんの人が最後はシングルなわけ」
「男の人って、女より5年も早く死んじゃうし」
「だから、今の職場じゃなくてもいいけど、スキルは何か身につけないと、将来が危ないんだよね」

あー。
できれば、こんな脅しみたいな事実を突きつけずに、後輩を勇気づけたかったなあ。
「大丈夫、私がロールモデルになるから。
結婚しても、』バリバリ働いて、仕事楽しい! って姿を見せるからさ。
だから、あなたは私のマネをしてればいいんだよ」

って、かっちょいーこと、言ってみたかったなあ。

世界は10年で変わるから、あなたの世界も私が変えていく



でも残念ながら私は仕事ができる方ではないし、離婚したてのシングルだ。
私を逆さにして振ったって、ロールモデルのかけらも出てこない。

だから、ごめんね。
今はあなたをファクトで殴ることしかできなかったけれど。
いつか私があなたのロールモデルになれるよう頑張るから。

あなたが、「結婚しても仕事って楽しんでいいんだ! じゃあ、もう少し頑張ってみようかな」って、
ポジティブな理由で仕事へのパッションを燃やせるように。

世界はたった10年で大きく変わる。
セクハラが当たり前だった世界から、そんなの、ありえない! と、怒れる世界へ。
恫喝が当たり前だったオフィスから、褒めて育てる文化へ。

だから、私もあなたのために世界を変えてみせるよ。
結婚しても仕事って最高に楽しい! って、姿を見せるから。
どうかこのコラムを見て、少し待ってて。

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トイアンナ

人生相談をこれまでに1,000件以上受けた経験から恋愛について執筆。書籍『恋愛障害 どうして「普通」に愛されないのか?』『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』など。 ▼Twitter:https://twitter.com/10anj10 ▼note;https://note.com/toianna