【運命の相手に出会う】結婚と恋愛は別?結婚相手に求めるべき一つのこと
よく結婚と恋愛は別、と言われます。それは恋愛がドキドキの非日常を求め、結婚は生活という日常をベースとしているからかもしれません。たしかに恋愛以外でも、「日常」と「非日常」に求めることって、違いますよね。
そう考えると、結婚相手に求めるべきこととは、恋愛とどう違うのでしょうか?
目次
恋愛は「好きなところがどれだけあるか」
「彼のどんなところを好きになったの?」
「彼女のこんなところに惹かれました」
付き合い始めたカップルや、新婚夫婦の周りでよく聞かれるセリフですよね。恋愛は基本的に、「好きなところ」を見つけて味わい、発展していくものです。好きなところがたくさんみつかれば、それだけどんどん好きになる。やっぱりこの人だ、と想いを深める。
しかし、ここで落とし穴があります。
嫌いなところとどう付き合うか
そう。いくら好きなところがたくさんあっても、人間それだけではありません。嫌いなところだって、付き合えば付き合うほど見えてくるはず。
その嫌いなところが、目をつぶれる程度ならいいけれど、「生理的に受けつけない」「どうしてもそこだけは許せない」というあなたのこだわりポイントだった場合はどうしますか?
加えて、長所と短所は表裏一体のことが多いものです。「優しいけれど優柔不断」「頼りがいがあるけれど人の話を聞かない」「マメだけれど束縛が激しい」などなど。
もしあなたが、「自分を引っぱってくれる頼れる人が好き。でも、人の話を聞かない人とは一緒に暮らしていけない」と思っているならば、なかなか結婚にたどり着けないこともあるかもしれません。
結婚は「嫌いなところがどれだけないか」
あくまでひとつの提案ですが、結婚には「嫌いなところがどれだけないか」が恋愛より大切になると筆者は思います。
同じ家に日々暮らし、お互いの家族とも付き合い、場合によっては二人で力を合わせて子どもを育てていくのです。二人でわくわくを楽しむだけでなく、考え方の違いをすり合わせ、つらいことを一緒に乗り越えていく局面が増えます。
当然、恋人同士だったときよりずっと、お互いの人間性が明るみに出ます。どうしても許せない部分がいくつもあると、生活がつらくなってしまうのではないでしょうか。
あなたがどうしても許せないと思うところ。一度そのことをじっくり考えてみてもいいのではないかと思います。
なんだかちょっと重い話になってしまいましたが、だからこそ結婚生活を積み重ねてきた夫婦には、他人にはわからない深い関係があるのだと思います。楽しいことだけを共有する関係にはない絆。
それは時を重ねれば重ねるほど深くなり、何者にもかえがたい、唯一無二の存在になっていくのです。
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