同棲カップルのお部屋探し!喧嘩を防ぐためのポイントを元不動産屋が解説 – 婚活あるある

同棲カップルのお部屋探し!喧嘩を防ぐためのポイントを元不動産屋が解説

2019.11.18

彼氏と長くお付き合いしていると、「そろそろ一緒に住もうか」なんて同棲の話が出てくるものです。

 

同棲前にはふたりの新しい生活にドキドキワクワクする一方で、「費用はいくらくらい?」「間取りはどんなのがベスト?」などなど、疑問がたくさん浮かんできますよね。
「同棲の部屋探しって思ってたよりもずっと大変〜!」と感じられている方も多いのではないでしょうか。
 

ときには彼氏と意見がぶつかって、楽しい新生活の準備をしていたはずが一転、彼氏との仲がギクシャクして悲しい気持ちになってしまうこともあるかもしれません。

 

この記事ではこれから同棲のお部屋探しを始めようとしている人や、いままさにお部屋探しの真っ最中という人に向けて、不動産業者勤務経験を持つ私ぐりこが同棲のお部屋探しで大切なポイントを解説します。
 

大切なポイントをきちんと頭に入れておけば、お部屋探しで彼氏と喧嘩することも少なくなるはず!
大好きな彼氏と仲良く新生活をスタートさせるためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。

カップルが同棲するにはどのくらいの費用が必要?

カップルが同棲するのに必要な費用のイメージ
カップルが同棲をするには、「部屋を借りるための初期費用」「引越しのための諸費用」「引越し後の生活費」の大きく3つの費用が必要となります。

 

同棲を始める前に「初期費用」についてしっかりと考える人は多いのですが、「引越しのための諸費用」「引越し後の生活費」は意外にも見落としがち。

 

費用に関する見落としがあると、お金に余裕がなくなってしまい、せっかくの楽しい同棲生活も節約や我慢の連続となってしまいます。

 

快適な同棲生活をスタートするためにも、それぞれの費用相場や、事前に考えておくべきポイントをチェックしていきます!



費用1:部屋を借りるための初期費用

部屋を借りる際には、敷金や礼金などさまざまな費用がかかるものです。

 

初めにかかる費用をすべてあわせて「初期費用」と呼びますが、一般的に、初期費用には以下のような項目が含まれます。

 

  • 敷金【目安:家賃1ヶ月分】
    大家さんに預ける費用。退去時には敷金から原状回復(部屋のクリーニング)費用が差し引かれ、残った分は戻ってくる
  • 礼金【目安:家賃1ヶ月分】
    大家さんに支払う費用。部屋を貸してもらうお礼の意味を込めて支払う費用なので、敷金と違って戻ってくることはない
  • 前家賃【目安:家賃1ヶ月分】
    入居する月の家賃。日割清算で支払う
  • 仲介手数料【目安:家賃1ヶ月分】
    物件の契約手続きを担当する不動産屋に支払う費用
  • 鍵交換費用【目安:約2万円】
    部屋の鍵を交換するためにかかる費用
  • 火災保険料【目安:約2万円】
    部屋を借りる際に加入する必要のある損害保険の加入費用
  • 保証料【目安:家賃0.5ヶ月分】
    部屋を借りる際に加入する必要のある家賃保証の加入費用

物件によってはかからない費用があったり、反対にほかにもかかる費用があったりするものですが、基本は上記の7つが初期費用に含まれます。

 

仮に、月の家賃が10万円の部屋に住むとしたらどのくらいの費用がかかるのか、シミュレーションしてみました!

項目 金額
敷金 100,000円
礼金 100,000円
前家賃 100,000円
仲介手数料 100,000円
鍵交換費用 20,000円
火災保険料 20,000円
保証料 50,000円
合計 490,000円

このように、家賃5ヶ月分相当の初期費用がかかります。「思っていたよりもたくさんお金がかかる!どうしよ〜!」と感じた方も多いのではないでしょうか。

 

もちろん、「敷金・礼金のかからない物件を探す」「仲介手数料の安い不動産屋に頼む」など初期費用を安くする方法はたくさんあります!また、同棲カップルは初期費用を折半するケースがほとんどなので、ひとりあたりの負担はもっと少なくなるもの。

 

でも、思わぬ費用がかかってしまうこともありますので、ふたりで家賃5ヶ月〜半年程度の初期費用を出せるようにしておいてくださいね!

費用2:引越しのための諸費用

引越しのときには、初期費用を払ってハイおしまい!ではありません。

 

いま住んでいる家から荷物を運ぶための引越し費用や、ふたりで使う家具や家電、トイレットペーパーや歯ブラシのような生活用品の購入費用など、諸費用がかかってくるものです。

 

すでに一人暮らしをして一通りの家具や家電を持っている場合でも、ふたりで使うには不便なサイズだったり、新しい部屋の間取りに合わなかったりして買い換える必要がでてくる場合も。

 

基本的に、引越しの際には以下のような諸費用がかかることが多いです。

項目 金額相場
引越し費用 40,000円(2人分)
洗濯機 60,000円
冷蔵庫 70,000円
電子レンジ 10,000円
炊飯器 10,000円
テレビ 30,000円
掃除機 10,000円
ベッド&寝具 30,000円
テーブル&椅子 20,000円
ラックやタンス 10,000円
カーテン 6,000円
タオル類 6,000円
調理器具 20,000円
食器 5,000円
最低限の消耗品 10,000円
合計 337,000円

家具家電はアウトレットで購入したり、知り合いからもらったりなど費用を大幅に削れる部分でもあります。

 

ただし、上記は最低限の項目です。基本的にはほかにもいろいろと買うものがあるはずと考えておきましょう!

費用3:引越し後の生活費

引越しが完了したらようやく同棲生活のスタート!

 

せっかく同棲をするのであれば、ただ楽しむだけではなく、将来を見据えて貯金などもしていきたいですよね。

 

仮に家賃10万円の部屋に住むとしたら、ふたり分の生活費は以下のようになります。

項目 金額
家賃 100,000円
水道光熱費 20,000円
食費 40,000円
生活用品購入費 5,000円
ネット・スマホ料金 25,000円
合計 190,000円

ほかにも交際費や趣味にお金をかけることがあるはずですので、ひとりあたりの生活費は、上記項目も含め月々15万円〜20万円程度になることが多いです。

 

自分たちの収入額にあわせて家賃を下げてみたり、自炊を多くして食費を削るなど、上手に節約してみてくださいね!

同棲カップルが部屋を探す前に決めておくべきこと

部屋探しの前に約束をする同棲カップルのイメージ画像
お金に関する不安や疑問が解消されたところで、次に気になるのが「どうやって部屋を探していけばいいの?」「どんな部屋に住むのがいいの?」といった部分なはず。

 

部屋探しは同棲カップルが喧嘩になりやすい部分でもあり、せっかく同棲をしようとしていたのに部屋探しがうまくいかなくて同棲を諦めてしまった……なんて方も少なくありません。

 

スムーズに仲良く部屋探しをするために、まずは、部屋を探し始める前に同棲カップルがふたりで決めておくべきポイントと注意点を解説していきます!



家賃

家賃を考えるときに「同棲は一人暮らしよりもお金がかからないから、家賃は高めに設定しても大丈夫なはず!」と考えてしまう方は多いもの。ですが、家賃はふたりの手取りを合算し、25%くらいの金額に設定するのがベストです。

 

ふたりの手取りが合計40万円なら、家賃は10万円程度となります。

 

なぜ、ふたりの手取りの25%程度の家賃にする必要があるのかというと、意外にも同棲はひとりのときよりもお金がかかるものだから。

 

自炊をしても、ひとりで食べるときより豪華なおかずを作ってしまったり。相手のライフスタイル的にどうしても水道光熱費が高くなってしまったり。いつでもデートができることから、ふたりの娯楽費が多くかかってしまったり。

 

気をつけていないと、ついつい「無駄な出費」が増えてしまうのが同棲の落とし穴でもあります。

 

貯金をしたり、それぞれの趣味や友達付き合いも楽しんで生活していきたいのであれば、「ちょっと安すぎるかな?」と感じるくらいの金額の部屋に住むことをおすすめします!

エリア

多くの同棲カップルは「職場までの距離」や「実家からの近さ」などで住みたいエリアを決めています。

 

エリアを決める際は、当然のことですが、一駅だけを候補にするよりも複数の駅を候補にあげたほうが、ふたりの条件にマッチする物件が見つかりやすくなることを覚えておきましょう!

 

また、「生活圏内にスーパーやコンビニ、病院はあるか」など実際に生活を始めてから必要な施設についても確認しておくことが大切。

 

気になる駅に足を運んでみるのもいいですが、最近はグーグルストリートビューで地域の様子を見ることができます。

 

気になる駅や物件があったときには、ストリートビューを活用して地域の様子を事前にチェックしておいてくださいね。

間取り

居室一部屋に加えて8畳以上のリビングダイニングキッチンがある1LDKは、同棲カップルに人気の間取り。

 

ですが、居室一部屋+キッチンの間取りである1Kや、居室一部屋のなかにキッチンもついているワンルームに住むカップルも多いです。

 

「同棲カップルは必ずこの間取りに住むべき!」といったものはありませんので、予算やライフスタイルに合わせて自分たちに合った間取りを選ぶようにしましょう。

 

また、「寝室とは別にもうひとつ部屋が欲しい」といった理由で、2LDKや2DKを希望する同棲カップルも多いですが、不動産業界のトレンドが1DK・1LDKの間取りとなっているため、2LDK・2DKは築年数が古い物件が多め。

 

1LDKだと部屋数は少なくなりますが綺麗な物件も多いため、あわせて検討するのがおすすめです。

 

ちなみに、「1LDK」「2DK」など各表記の間取りは以下の通りとなっています。

  • 1R(ワンルーム)
    居室一部屋。居室のなかにキッチンも含まれる
  • 1K
    居室一部屋+キッチン。キッチンは部屋とは別に独立している
  • 1DK
    居室一部屋+8畳未満のダイニングキッチン
  • 1LDK
    居室一部屋+8畳以上のリビングとしても使えるダイニングキッチン
  • 2DK
    居室二部屋+10畳未満のダイニングキッチン
  • 2LDK
    居室二部屋+10畳以上のリビングとしても使えるダイニングキッチン

譲れない条件

部屋探しの前に、「駅徒歩5分以内」「築年数5年未満」「独立洗面台あり」「駐車場あり」などお互いに譲れない条件をそれぞれ3〜5個ずつ決めておくと、喧嘩をせずに部屋を選べるようになります。

 

私は不動産屋としてさまざまな同棲カップルを見てきましたが、男性は場所と家賃、女性は部屋の設備にこだわる傾向がありました。

 

男女間でこだわる部分に差があるため、譲れない条件を決めずに希望条件だけをあげて部屋探しを始めると、「独立洗面台なんかなくてもよくない?」「家賃が1万円くらい高くなってもいいでしょ!」などと揉めてしまうかもしれません。

 

譲れない条件を決めておくことでお互いが特に重視しているポイントを整理できますし、意見が衝突しそうになったときも「これは最初から譲れないって言ってたし、譲れっていうのは違うよなあ」と冷静になることができます。

 

それでも部屋探しが難航したときにはお互いに譲れない条件を1つずつ減らしてみたり、柔軟に対応していってくださいね!

同棲カップルの部屋探しはプロに相談するのが一番!

同棲カップルが不動産のプロに部屋探しの相談をするイメージ画像
お金のことも部屋探しのポイントも知ったら、実際に住みたい部屋を探していくことになります。

 

「住みたい地域の不動産屋に足を運ぶ」「ネットで気になる物件を見つけてどんどん問い合わせする」など、部屋の探し方はいろいろ。

 

以下の流れで部屋を探して行くと、スムーズに希望の部屋を見つけられる可能性がアップします!

  1. 1.ネットで条件検索をする
  2. 2.気になる部屋をいくつかピックアップ
  3. 3.住みたいエリアにある不動産屋に足を運ぶ
  4. 4.事前にピックアップした物件を不動産屋の担当者に見せる
  5. 5.事前にピックアップした物件&条件の近い物件の空き状況をチェックしてもらう
  6. 6.事前にピックアップした物件&条件の近い物件の内見をする

ネットに掲載されている物件は、情報が古くてすでに募集が終了していたりすることがあります。反対に、募集している物件でもネットには掲載されていないことも。

 

なので、ネットは参考程度に留め、イメージが固まったら不動産屋に足を運んでプロの意見を参考にしながら内見をしていくのが部屋探しのコツ!

 

ただ、何も決めずに不動産屋に足を運ぶと、不動産屋の担当者とイメージが合わなくて物件探しが難航してしまう可能性があるため、事前に気になる物件をピックアップすることでイメージのミスマッチを防ぎます。

同棲カップルの部屋探しに使える不動産物件情報サイト3選

「さっそくネットで条件検索をしてみよう!」と思っても、どのサイトを見るのがいいのか悩んでしまいますよね。

 

情報更新の頻度や掲載している物件の数はサイトによってさまざまなので、どのサイトで条件検索をするかも非常に重要。

 

情報更新の頻度が高く、扱う物件数の多いおすすめ物件情報サイトを3つご紹介します!


条件が決まっている同棲カップルには「SUUMO(スーモ)」

同棲カップルにおすすめな不動産物件情報サイトSUUMOの公式HPキャプチャ
画像引用元:SUUMO公式サイト(https://suumo.jp/

 

北海道から沖縄まで全国の物件情報を掲載している「SUUMO(スーモ)」は、掲載している物件の数がとにかく多いことが特徴!

 

条件検索の項目も細かく、自分たちの条件にマッチする部屋を簡単に探せる物件情報サイトです。

 

検索中に条件を変更するのも簡単なので、「この条件だと厳しいから、この条件を削ってみよう」「この条件だと物件がたくさんあるから、もう少し条件をプラスしてみよう」と条件を調整しながら物件チェックをすることが可能。

 

特集やコラムも充実しているため、部屋探しで困ったときや新生活に向けた情報収集にも活用できます。

 



部屋探しに慣れていない同棲カップルには「スマイティ」

同棲カップルにおすすめな不動産物件情報サイトスマイティの公式HPキャプチャ
画像引用元:スマイティ公式サイト(https://sumaity.com/

 

2019年10月現在、都内だけでも80万件近くの物件を掲載しているスマイティの魅力は、「人気の駅」や「人気の市区郡」を平均家賃と共に紹介しているため、エリア選びに迷っている同棲カップルでも部屋を探しやすい点。

 

「敷金・礼金なしの賃貸」「二人暮らし(カップル・同棲)向け」といった特徴で検索可能なほか、特徴に合った部屋選びのポイントを解説していたりもしますので、部屋探しに慣れていない同棲カップルに特におすすめです!

 

部屋選びが難航しているカップルには「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」

同棲カップルにおすすめな不動産物件情報サイトLIFULL HOME'Sの公式HPキャプチャ
画像引用元:LIFULL HOME’S公式サイト(https://www.homes.co.jp/

 

SUUMO、スマイティと並んで物件掲載数の多いLIFULL HOME’Sのスマホアプリには、「かざして検索」機能がついています。

 

かざして検索機能では、街を歩きながら、気になるマンションやアパートにアプリをかざすと物件の空き情報や家賃情報をチェックすることが可能!空きがあればそのまま不動産屋に持って行くこともできますし、空きがなくても地域の相場家賃を知ることができるのです。

 

かざして検索機能を使えば、条件決めや部屋選びに難航しているカップルでも、デート中に思わぬ発見をできるかもしれませんよ!

 



カップルの同棲生活は部屋探しから始まっている

部屋探しを終えて楽しい同棲生活をスタートさせた同棲カップルのイメージ画像
部屋探しは同棲生活の第一歩。カップルの同棲生活は、部屋探しのときから始まっているといっても過言ではありません。

 

部屋探しのときに喧嘩をしてしまったり、不安になってしまうこともあるかもしれませんが、そこでつまづいてしまうと、楽しい同棲生活は始まらないのです。

 

今回紹介したポイントをもとに、お互いに思いやりの気持ちを持ちながら部屋探しをするようにしてくださいね。困ったときには積極的にプロの力を借りて、ふたりの同棲生活にぴったりな素敵な部屋を見つけましょう!

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ぐりこ

ライター・編集者・占い師のアラサー女。いわゆるブラック企業で社畜として働きまくり、フリーに転身。趣味は料理とキャンプとホットヨガ、三度の飯と同じくらいイケメンが好き。 ▼Twitter:https://twitter.com/guricotsubu