恋人選びは本能で!キスでわかる二人の相性
何度かデートしてみたけれど、彼(彼女)のことが好きかどうか、正直分からない・・・。
そんなときに試していただきたいのが、相手とのキスを振り返ってみること。「キスひとつで、心と体の相性の良さが分かる」らしいのです! これは研究も進んでおり、信ぴょう性が高いものです。
前回のキスは、ロマンチックでしたか? それとも微妙? え、まだしてないですって!?
いずれにせよ、ご自身の気持ちに正直になって、読み進めてみてくださいね。
目次
なぜ私たちはキスをするの?
誰かとデートして、手をつないで、キスをして・・・。なぜキスをするのか、考えたことはありますか。
生物学的に見ると、キスは「自分と相性のよいパートナーを確かめる手段」のひとつ。英オックスフォード大学の研究によれば、私たちはキスを通して遺伝情報などを交換しながら「長い付き合いができる相手なのか」「優秀な子孫を残せるか」といった、心と体の相性を判断しているのだそうです。
もちろん、キスの最中にそんなことを考えている人はいないでしょうけれど!
性欲アップに生殖本能、キスの重要な役割
アメリカの生物学者ヘレン・フィッシャー氏によると、キスにはさまざまな役割があるそうです。
キスをすると、唾液に含まれる男性ホルモン「テストステロン」の分泌が活発になります。キスをするとフワフワした気分になるのは、テストステロンには性欲を高めるはたらきがあるから。さらに、脳内に快感や興奮をもたらす「ドーパミン」や、ふたりの絆が深まる愛情ホルモン「オキシトシン」の分泌も盛んになります。
つまり、キスが気持ちよければ幸せな気分にもなれるし、愛情もより深まるということ。そしてもちろん、心地よいキスはよいセックスにも繋がります。
キスはパートナー選びに欠かせない行為
匂いを心地よく感じる相手とは相性が良いのと同じように、キスもニオイと同じように遺伝子レベルの話。つまり「本能」です。そういった意味でも、キスの気持ち良さを判断基準にしてみるのも悪くないと思いませんか? 心地よく感じる相手を選ばないと、結婚後はセックスレスになってしまうかもしれませんよ。
この先も関係を続けていくべきか、それとも友達止まりにすべきか。頭で深く考える前に、自分の感覚に耳を傾けましょう。
[参照]ox.ac.uk、yourtango.com、time.com
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